テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

年末の早朝に彷徨う

2013-12-25 23:22:52 | 日記
今朝は殊の外お天気が良く、未明の星空観望からそのままちょっと足を伸ばして、郊外の山の麓を彷徨いました。
ガスっぽい雰囲気も全くなく、この時期の遅い日の出とともに、気温も上昇し、小さな羽虫が河原に飛び交う様子を、ぼんやりと双眼鏡で眺めていました。
被写界深度が深く、非常に良好な解像度の双眼鏡では、対岸の河面すれすれを飛び交う虫の様子が良く分かり、あの行動にはどういう意味があるんだろうなどと、僅かばかりの時間ですが、無為に過ごすことができました。丁度、海辺での凪の時間のように、風も殆ど無く、咥えた煙草の紫煙も、ゆっくりと上に昇っていき、遠くからじんわりと聞こえる高架道を行き交うトラックの音以外、耳を騒がすものもありません。
思いの外、早く過ぎた時間に、ちょっと慌てて自宅へ戻り、年末の喧騒に戻るのでした。