テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

SW-550をしばらく使用してみての雑感

2013-12-16 23:47:38 | 双眼鏡 望遠鏡
このところ、SW-550ともう一台の双眼鏡を対にして持ち歩くことが多いのです。
しばらくSW-550を覗いた後、例えばパピリオ君を覗くと、歪みの少なさ、ヌケの良さに、ちょっとホッとします。口径、倍率等全ての要素で、SW-550のほうが明るいはずなのですが、どことなく紗がかかったコントラストの悪さに、明るさを感じません。
でさらに、勝間のHM6.3×40SK-Dなどを覗くと、また一段とクリアな視界に、ふうっと、気持ちが落ち着く安堵感のような感覚を覚えます。
アイポイントがシビアで決まりにくいことも、SW-550の大きなハンデです、さらに、低倍率にしては被写界深度が浅く、頻繁にピントリングを回す必要があるのもそう。ピントリングに指をかけると、折角手指で覆って逆入射光を防いでいても、また光が漏れて、見えを損ないます。やはりこの双眼鏡には、何らかのアイカップが必要なようです。



年末お片付け

2013-12-15 20:08:19 | 日記
普段、あまり磨かない高窓の掃除、ベランダの落ち葉の掃除、などなど、ちょこちょこと年末の掃除を始めてます。
タンスにも、新しい防虫剤を入れたり、押し入れの中を整理したり、していますと、使わなくなって、リビングから移動しておいた扇風機が目に留まりました。
片付けようと置いていたのですが、前後のガードケージを止める樹脂性のリングが、ある日自然に割れて、そのままにしておいたのです。
まぁ、こんな樹脂が静置した状態で自然に割れるってのは、射出成型の管理の悪さだと思うのですが、安価な中国製ではしょうがないのかもしれません。まぁ、運転中に割れなかっただけマシと半ばあきらめ気味です。実際、こんな割れ方をする樹脂製品というのは、ここ十数年の製品では珍しい事ではないらしく、それによる事故の例もあるようです。
リング状のパーツのテンションで、前後のガードを留めているので、生半可な接着剤では、修復出来ませんし、その内、アルミ板でも切り出して補強接着するか、買い換えるかと思っていたのですが、たまたま、ピンバイス(小さな電動ドリル)が出したままだったので、穴を開けて、縛ってみました。

割れ目を3カ所、その両脇に各2カ所、計7本の32lbテストのラインで、締め付けてガードを嵌めたところ、嵌り具合は、元よりも固いほどに成りましたので、これで来シーズンまで箱入りにして片付けることができます。ピンクのラインを使ったのは、切れたらすぐ目立つようにと考えたからです。

ふたご座流星群

2013-12-14 23:34:23 | 双眼鏡 望遠鏡
今朝早く、が今年の極大でした。
けっこう気合いは入っていたのですが、ふたご座方向に雲多し。
昨日もちょろちょろ流れてはいたのですが、極大日に雲が多いとは、ちょっと残念。
それでも、天頂付近にいくつか流れる閃光を観ました。
運良く、テレコンビノを覗いていた方向だったので、まさにShooingStarらしい綺麗な流れ方を観望できました。

ふと星辰という言葉と、塩野七生氏のチェーザレ・ボルジアの本を思い出しました。
「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」というタイトルで、現在は、今年初めに新装版もでた新潮文庫ですが、実家にあった単行本版には、「流星」という文字がフィーチャーされてたように記憶しています。
英米の文学界で毒婦として名高いルクレチア・ボルジアの実兄で、塩野七生氏の趣向によるのでしょうが、伝奇創作逸話の多い妹より、ずっと興味深く描かれ、まさに流星のように31歳の短い人生を閃かせて、消えた。そんなお話です。

まあ、今夜(というか明日未明)は、更に雲が多そうなので、今年最後を締めくくる天文イベントは、ちょっと消化不良気味なのです。

眼鏡使用時のTC-E2テレコンビノ

2013-12-13 23:47:31 | 双眼鏡 望遠鏡
上図のように、TC-E2のレンズ構成は、比較的接眼部が大きく、また、テレコンビノとして使った場合にも、接眼部のすぐ近辺まで、瞳を近づけることが出来ます。
それ故、裸眼の場合で実視野が30°、見掛視野が60°ほどあり、眼鏡使用でも、40~50°の見掛け視野を確保することが出来ます。


Widebinoのレンズ構成ですが、独特の光学系により、接眼レンズが大きく、それでいて有効径が絞られている様子が分かります。
この独特の構造から、Widebinoは眼鏡不可、かつ日中では、接眼レンズのコパ部分の乱反射が、辺縁視野に煩く見えるようです。

TC-E2の光学系は、オーソドックスでありながら、かなり細部にこなれた仕様で、それ故に、テレコンビノとしての使用もできる汎用性と、周囲まで乱れの少ない確かな光学性能を発揮しているわけです。
ただ、なんども繰り返すようですが、視軸の中心に瞳をおき、軸ブレもない事が、この精確な光学系を生かす大前提なので、本当なら、安定して構えることのできるアイカップ等や、さらには各種フィルターやフード等も欲しいトコロです。裸眼の場合、標準的なフードすら、広い視界を邪魔するので、いまのところ滑り止めだけで使ってます。

今夜は星空観望日和

2013-12-12 21:34:55 | 双眼鏡 望遠鏡
実際には、月が低く沈む明日の未明ということになりますが、その頃に南中するかに座から、木星と重なるふたご座のポルックスとカストル、しし座のレグルス、こいぬ座のプロキオン、ぎょしゃ座のカペラ、オリオン座のベテルギウス、ベラトリクス、リゲル、おおいぬ座のシリウス、アルデバランとヒアデス星団、すばると、同定しやすく、美しく輝く星々が一望できる時間です。
気温の冷え込みは厳しそうですが、浮遊塵芥なども少なそうな予測ですので、防寒対策を充分にして、双眼鏡とテレコンビノで、眺めようと思ってます。





ブリ

2013-12-11 23:56:18 | 日記
とあるトコロでブリのにぎりを食べました。
普段、にぎりなら、光りもの中心に食べる方なのですが、人数分頼んだブリが美味しく、追加で次々と頼み、一人でブリブリ食べてました。
皮の下の脂のノリ具合など、養殖物だとは思うのですが、回転寿司とはちょっと違う歯ごたえは、板前さんの技倆を推量できるいかり・ ・ ・具合でした。
魚は、例え養殖物といえども、個体差、流通、さばき方、柵にしたあとの扱いなどで、大きく変わる場合がありますが、今日のブリは、そのままで良い香りがする甘さがあり、ワサビと醤油でその甘さが引き締まる見事な上モノで、周囲の目など気にせずに、この柵を食べ尽くす、ぐらいの勢いで食べてしまいました。
寿司はサイドメニューだったのですが、鶏天という秀逸な揚げ物含め、サイドメニューでお腹いっぱいになってしまった師走の夜だったのでした。


朝日新聞読者の特定秘密保護法観

2013-12-10 23:22:40 | 日記
ごく限定された一例なのですが、比較的、政治に興味の薄いヒトで、なんとなくずっと取っているからというだけで朝日新聞を購読している方がおられます。
身の回りのいろいろな出来事から、中韓嫌い、日教組嫌い、民主党筆頭に政治家は所詮自分勝手、橋下徹に穏やかな支持という立場のようです。
ところが、特定秘密保護法に関しては、政治家が都合の悪いことを秘密に出来る、などという誤謬を抱いておられました。確かに、朝日新聞では、この法律の恣意的な解釈による危険性のみを、強引なすり替えを含む詭弁と、誘導的な世論調査、特定の主義主張に基づく印象操作などを、徹底的に、他の記事よりずっと大きな見出しと記事の量で報道らしきことを行っています。
実際、この法案の審議に関しては不十分なところもあるとは思いますが、朝日新聞筆頭に法案の目的と有効性を全くと言って良いほど伝えること無しに、ネガティブキャンペーンを大々的に展開してゆく中では、じっくりと時間を掛けて審議することは、政治がポピュリズムに屈している昨今、却って法案の問題点を増す方向に陥るかもしれません。
知る権利を笠に着たおごり高ぶり独善満載の朝日新聞、そんな印象を強くします。

記事のタイトルを入力しておもてなしコンパクトブラください(必須)

2013-12-09 23:20:56 | 日記
記事タイトルはカットアンドペースト時のミスで、「おもてなしコンパクトブラ」とするところを、デフォルトで入力されている注釈文に混ざってしまったのです。ちょっとシュールなので、そのままです。

今日、家人が、「トリンプがやらかした」とケラケラ笑って、何かの雑誌に載ってた以下の文章を朗読しました。

> 世界一薄くて軽い生地と形状記憶ゴムバンドを使い
> 小さく折りたたむと“おもてなし”の心を表現した
> 合掌の形になるコンパクトブラジャー
> パッドは“おもてなし”グッズ入り「真心ポーチパッド」で、
> いつでもどこでも日本らしい“おもてなし”
>
> トリンプ『おもてなしコンパクトブラ』は、ブラジャーのカップに世界一薄くて軽いポリエステルの生地を使用。コンパクトに折りたためるよう、カップにはワイヤーの代わりに形状記憶ゴムバンドを、サイドから背中にかけては薄くて軽い切りっぱなし仕様のパワーネットを使用しています。背中の留め具は、世界共通の“友好”を表する握手をイメージしたデザインになっており、折りたたんだブラジャーを手の中にすべて仕舞い込むと“おもてなし”の心を表現した合掌の形になります。
>
> また、カップの中には「真心ポーチパッド」を装備。“真”と“心”をそれぞれプリントしたポーチパッドの中に、おしぼり用のタオルとお冷用のたためるコップが入っており、日本ならではの飲食店での“おもてなし”の心を表現しました。
> さらに、ブラジャーの中心部分には、合掌をイメージしたモチーフを飾り、世界に知られる日本の“おもてなし”の心をキュートに表現しました。またストラップは取り外すとネックストラップになり、チケットホルダーとして使用できます。
>
> ブラジャーとコーディネートのボトムは、取り外してコンパクトに折りたたむと、正座が苦手な外国のお客様にも使いやすい正座椅子になります。



大いにウケて、一気に発声した家人に、「いや、これは、トリンプが、毎年やらかしている恒例行事なんだよ」というのも、そもそも、何故私が、女性用下着メーカーの行状について、詳しいのか、と思われるのもいささか無聊なので、黙っていました。

俗に世相反映ブラという、非売品のトンデモ商品で、
モーツァルト没後200周年記念ブラ、豊作祈念コシヒカリブラ、横綱ブラ、将棋ブラ、金・銀・銅・ブラ、リサイクルPETブラ、ワールドカップ・ブラ、景気回復祈念ブラ、ハルマゲドン・ブラ、だんご三姉妹ブラ、消費刺激ブラ、21世紀宇宙旅行ブラ、構造改革ブラ、ベースボールブラ、@胸(アッと・胸)ブラ、大江戸ブラ、阪神タイガース ブラ、禁煙マニフェストブラ、頑張れ!ハルウララブラ、eco地球儀ブラ、楽天イーグルスブラ、郵政想定外ブラ、Theプレミアム阪神タイガースブラ、ウォームビズブラ、少子化対策ブラ、NO!レジ袋ブラ、投票率UP!ブラ、マイ箸ブラ、太陽光発電ブラ、裁判員制度ブラ、婚活ブラ、ナイスカップinブラ、マイ田んぼブラ、ようこそ!日本ブラ、なでしこ応援ブラ、スーパーCoolブラ、女性維新ブラ、“ブラノミクス”ブラ、とふざけた企画が並びます。
これらを試着・広報しないといけない、毎年の専属モデルさん達にとって、苦行、関門、罰ゲームとも云える風習だと、個人的に思っていますので、歴代の画像を集めてはみたのですが、ここで開陳するのは”晒しモノ”っぽくなるのでやめておきます。

SG2.1×42を華麗にスルーする理由を探す・・

2013-12-08 19:35:50 | 双眼鏡 望遠鏡
先日、ご紹介したビクセンの低倍率で広範囲を見渡せる、星座観察用双眼鏡、SG2.1×42、がWebでも購入可能になり、興味が昂ぶり、物欲に負けそうです。
拙ブログにて褒め殺しに近く賞賛し倒している、TC-E2テレコンビノ。広い視界と端正な画像、そして日中に使って驚く、着色、色収差の皆無さ、星空での視野限界近くでの見事な点像(瞳の位置にもよるのでしょうが、最辺縁部より、やや中心よりのほうが僅かに星像が甘く感じるときもあります)など、低倍率で広範囲を見渡せる、星座観察用双眼鏡として、ビクセンの新製品が、これより優れているとは考え難い程のモノなのです。
重さも、接眼、対物キャップと、(滑り止め兼万一パテの接着部分が剥離した際の分解防止用の)ベルクロテープを巻いた状態で、実測375g、口径の小さいSG2.1×42よりも軽いのです。ただ、重いSG2.1×42に、より物量が投入してあるという見方も出来ますし、なによりSG2.1×42では視度調整、眼幅調整ができるのは、誰かと覗いた視界を共有する場合に便利です。
TC-E2テレコンビノも、いろんな方が、眼幅調整できるように工夫しておられますが、個人的には、今の固定した状態で充分ですし、アイポイントの決まりにくいテレコンビノを共用しようという強い意志もありません。ただ出来ない、のと出来る、のとでは全く違う場面も出てくるのではないか、という物欲の囁きも、予備に買ってある、TC-E2テレコンバーター×2個を使って、新たにつくればいいじゃん、と嘯くだけでは、抑えがたく感じます。


いま現在、クリスマスプレゼントに欲しい一等賞の賞品です。

12/11 追記
前回記事に、このSG2.1×42の実視界などを問い合わせた結果を、コメントで寄せて頂きました。もし、その内容がビクセンの回答者の勘違いでなければ、四等賞以下に急落です。

長距離走行と自動車の電子制御スロットル

2013-12-07 23:46:08 | シロートの戯言
電子制御スロットル、アクセルペダルの踏みこみ量を電気信号でフューエルインジェクションシステムに伝達し、サーボ機構によって燃料噴射量を加減するシステムのことですが、昨今のクルマではごく当たり前に使われている機構です。ただアクセル踏みこみ量に比例して制御するのではなく、エンジン回転数や変速機のギア比などに同調して非線形制御するのが通常で、例えば素早くアクセルをオンオフしても、なだらかに噴射量を増減したり、CVT変速機のキックダウン操作などにも、アクセル開度の信号が使われています。
基本は、昔のワイヤースロットルと同様、様々な調整をしながらも、最終的にはアクセル開度に応じた燃料を噴射する機構です。
当然、機械的電気的な応答速度の遅延はあるのですが、遅延の殆どはあらかじめ設定された制御の働きそのものであり、ワイヤーのようにダイレクト制御でないからではありません。特にAT車では、全く問題なく機能しています。
※経年変化などに対応して学習機能があるものが殆どであり、そのためにややこしい調整やリセット作業が必要になったりする場合もあるのですが、それはまた別のお話。

日産車のTAS学習のシーケンス、全閉学習の後に行う。

長距離連続走行において、特になだらかなアップダウンがあり、比較的カーブの少ない高速道路などでは、運転操作のすべてが、良い意味での緩慢になりがちです。また最近では長距離トラックなど含めて、クルーズコントロールを使っている場合が多いようです。
クルーズコントロールは、アクセル操作無しに、設定した速度を維持する、オートドライブ機構で、かなり歴史のある技術ですが、いまだに統一した作動順序や操作方法はありません。一方、クルコン非装着/非作動のクルマは、前述の長距離走行において、緩慢になりがちなアクセル操作のために、緩やかな勾配で運転者も意識しないまま、徐々にスピードが変化します。緩やかな上りの頂点にあるトンネルなどで、無為な渋滞が発生しやすいのはこのためです。そのような極端な例でなくとも、一般道でも例えば山間を縫うような道や、橋梁が連続する勾配の変化がある道では、当たり前に発生しています。長距離走行で、トルク(≒排気量)の大きいクルマのほうが疲れにくいのは、そのような勾配の連続による意図せぬ車速の変化に煩わされないことも、要因の一つです。

であるなら、いっそのこと、電子制御スロットルに、速度も監視させて、速度の増減に応じて燃料噴射量も制御させた方が良いのでは、という疑念を覚えます。つまり、アクセルの踏みこみ量に応じて、スピードをコントロールすると言う考えです。実際、アダプティブクルーズコントロールや、衝突防止システム、ECB(電子制御ブレーキ)、ステアリングアシストなどを通じて、トヨタやGoogleの完全自動運転の試験車輌など、自動化を目指すクルマ社会において、その制御の基本となる数字は距離と速度と時間であるわけですし、実際にハードウェアとしてのクルマが充分に進歩し、インフラストラクチャーが整備されても、そういった外側の道具と環境に対するヒトの内側の心理的抵抗、慣れというものは、さらに時間がかかることが予想されます。
実際に、速度調整スイッチとなったアクセルペダルでは、例えば急な上り坂に差し掛かったときのエンジンの回転数増加や変速機のキックダウンなど、今までにあまり経験のない動作が生じたり、アクセルオフでの慣性走行後に再びアクセルオンしたときの車速に応じたレスポンスなど、問題点もありますが、実際、都会などでは、道路上の大部分を占める電子制御スロットル車に、車速感応の制御機構を付加するのは、ハードウェア的にはごく僅かな変更、既存の機構の連携、制御ソフトの変更のみで、ほぼ事足りるはずです。トヨタのプリウスの回生ブレーキで採用されたECBは、当初、電磁ブレーキから油圧ブレーキの切換時の違和感が問題となりました。おそらくはそれと同等程度の問題は生じるでしょうが、極めて少ない投資で、来るべき自動クルマ社会でのクルマの挙動の一端に慣熟することもできます。即時的な効用としては、勾配の連続変化する道路での車間距離が、車種の混交によって、様々に変化をするのを低減することも可能かと思います。間違いなく、多様で様々な検討が加えられている事案だと思いますが、個々のクルマユーザーが、もう少し意識していてもよいと思うのです。

Kenko 6x18 単眼鏡&ルーペ ホワイト脱落

2013-12-06 23:10:46 | 双眼鏡 望遠鏡
昨年3月中旬に入手した、標題の製品が、壊れました。

ワンプッシュで出し入れできる機構が、部品の破損かなにかで、使用できなくなり、きちんと閉まらず、カラカラと音がします。見るだけなら、問題ないのですが、この製品の特徴である機構が壊れたので、まあ、脱落とします。ここでご紹介した商品ですから、それなりにオススメした立場としては、こういった不具合の生じる可能性もあるということはお伝えしたく思うのです。同様に常日頃持ち歩いて、一昨年の8月から使っている4×13のほうは、もっと使用頻度が多いのですが、傷だらけになりながらも、支障なく使えていますので、ジャック・バウアーにオススメするのはこちらにすることに致します。

戦隊モノが可能

2013-12-05 19:39:43 | 双眼鏡 望遠鏡

ライカのウルトラビット8×20BR(ラバー外装)/BL(レザー外装)シリーズは、ポケットサイズの定番8×20機のなかで、最上の評価を得ている機種だと思います。
以前から、シルバーライン、オーストリッチ(ダチョウ)とポケットサイズならではの外装にこだわる姿勢でしたが、LEICA COLORLINEという6色、戦隊モノを上回る展開をしてきました。以前から同社のカメラの一部に適用できる、ライカXアラカルト、のカラーと同一ですが、個人的には、日本語でダブブルー、英語でPigeon Blueとされている、GO-KOTのネイビーデジタルカモと合いそうな一番下の色が好みです。
昔から、フィルム一眼レフのシボ革をトカゲ革やバックスキンなどに貼り替えるのは、結構人気があったのですが、マイナーな双眼鏡でやるのはちょっと驚きです。

価格が日本円で6桁に達する、高価な製品ですが、例えば、同社のカメラライカD-LUX6 G-STAR RAWエディションのオリジナルモデル、あるいは同等モデルのパナLX7との超絶価格差を考えると納得出来なくもない範囲です。
上に挙げた機種全て、コンプしようと考える方がいらっしゃったら、是非お友達になりたいのです。

BF-642

2013-12-04 20:36:54 | 懐中電灯
もうLEDランタン全盛のいまでは、全く必然性のない製品です。
もともと定番だった単一乾電池4個の電球ランタン、BF-122が重すぎるために、地磯巡り用として購入した製品で、ヘッドライトだけでは、よく見極めることの出来ない複雑な形状と勾配の足もとを見やすく照らす、フラットな光源として、重宝しました。
防水構造ではないのですが、パーツ同士の嵌合精度が良く、継ぎ目にカーワックス等を塗り込んでおくだけで、波しぶきにも充分に耐え、すぐにも折れそうなスタンドも、充分に固いまま使用可能です。


必然性はない、と書きましたが、実用性は今でもあり、単三電池4本で点灯するランタンとしては、最近のLEDランタンにランタイムこそかないませんが、フラットな白い光は、例えば、寝ながら、文庫本を読むときなどには好適で、いまでも、たまに使います。
また、4ワットの蛍光管は、静電気の実験、帯電した物体に電極を触れさせ点灯する、にも使えます。

ほんとにこの頃の製品は、前述のBF-122などもそうなのですが、丈夫です。
実用性があり、堅牢です。BF-122はLEDマニアの方々が、MOD(改造)してLED化するベースにもよく使われていますが、うちのは、電池を抜いたまま、静かにご隠居されています。


低倍率で広範囲を見渡せる、星座観察用双眼鏡  ビクセンSG2.1x42

2013-12-03 23:00:11 | 双眼鏡 望遠鏡
拙ブログでは、折に触れ、テレコンビノ、ワイドビノという低倍広角双眼鏡を話題にし、特に観望条件の良いところでの、TC-E2テレコンビノの魅力について、手放しで褒めています。
ただ、テレコンビノは、自作(というほどでもありませんが)、ワイドビノも笠井トレーディング扱いで、一般の小売店では入手しづらいのは否めませんでした。


ビクセンが発表した、低倍広角?双眼鏡です。見た目通り、ガリレオ式で、アイレリーフは8.4mmということですから、眼鏡では使用しづらく、最短合焦距離2mとのことですので、何らかのピント調節機能(おそらくは左右独立のIF式)もあるのでしょう。

また全てを"made in saitama"、部品、金属加工、組立はオプトミヤウチで製作を行っているとのことです。まぁ、目新しさこそありませんが、このような非常に特殊な製品を企画したことには喝采です。

ワイドビノが口径40mmで280gに対しSG2.1×42は、410g、充分な物量を投入していることを窺わせます。

まだ、実売価格も含め、未知数な製品ですが、興味を持たれた方は、下記まで、どんどん問い合わせましょう。

<本件に関するお問い合わせ>
株式会社ビクセン
企画部 都築泰久(つづきやすひさ) ・岩城朱香(いわしろあやか)
TEL 04-2944-4000  FAX 04-2944-4045
Email tsuzuki@vixen.co.jp ・iwashiro@vixen.co.jp

そらまめ君活用

2013-12-02 22:16:29 | 日記
このところ、天気の良い夜でも、どことなく、かすんだような星空で、折角、月の影響が少なくなっても、いまひとつ星空観望が捗りません。
そらまめ君(環境省大気汚染物質広域監視システム)で確認してみると、鈍い星空の夜は軒並み微小粒子状物質(PM2.5)が多いのが確認できます。
風が、雲を払っても、その風に乗って、微小粒子状物質(PM2.5)がやってくる、そんな悪循環を繰り返しているようです。
これから、発生源では冬の暖房用に石炭が大量消費される季節です。
現地にいる方からは、冬を迎えるにあたって、狭いアパートの各部屋に空気清浄機を準備したという話も伝わってきました。かつての日本でも、光化学スモッグなど、通ってきた道のりですが、彼の地では、かなりひどい状態のようです。

いままでは、GPV気象予報を主体に観望日和を予想していましたが、そらまめ君の情報も参照する必要が高くなりそうです。