心のよりどころ。毎日が日曜日。

恩師に人のために生きることを学びました。
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「布施行」について

2008-05-18 13:08:42 | 生きる智慧

「布施行」について

「六波羅蜜」の教えの中に「布施行」があります。

「布施行」には三通りの方法があります。


1)財施・・・お金や物を他の人に施す。

2)身施・・・身をもって他の人に奉仕する。

3)法施・・・仏(釈迦)様の知恵を他の人に教えてあげる。


そこで一番大切なことは、「布施の心」です。喜んで布施をしな

ければいけない・ ・・、と言う事なのです。「喜んで布施する心」

を起してください。

「布施」とは

」:「ぬの」と言う字。意味は「広く多くの皆さんに行き渡る様

に」という気持の意があります。ですから、一人でも多くの人の

為にという気持で布施をしてもらいたいのです。

」:「ほどこす」と言う意味ですから、自分の欲得を離れて布

施させて頂くそういう気持で布施すると、布施が綺麗なものにな

って、良い結果が表れてくるのです。


自分の「器」について

2008-05-18 13:00:02 | 生きる智慧

「自分の器」について

器量、器の分だけ自分の物になる。

当然お金が入ってくる事になっているのに、問題が生じてお金が

入ってこない。幾ら稼いでも、家族の病気やら、子供が使ってし

まうやらで残らない。

「徳分」が一升枡でしかないのに一升五合入れようとしている。

当然、五合分は減らされてしまうのです。克服するには「徳分」

を増やす事です。(前記事参照)

「徳の過剰」とは

保証人になって、相手が失敗するとその借金を払わされる。

それは自分が罪を認めたから払うのです。でも払うお金は、自分

では一銭も使ってないですね。一銭も使ってないお金を何故払わ

なければならないか?「徳が過剰」してしまうと起きてしまう問題で

す。「徳が過剰」すると、「保証人になってください」、「金を貸して

ください」等と言われます。

自分の器、「徳分」の中でやっていると、少しもそう言う人は寄って

来ないものです。

「徳の過剰」の人は「寄付」すれば良いのです。金額の問題ではな

く一円でも良いから、心からやらせてもらう、要は気持なのです。

これが「布施行」です。