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「因縁」について

2008-05-31 13:23:07 | 生きる智慧

「因縁」について

「縁起観」
  原因があって、それがある「縁」に触れて現象として現れる。

  この世の全ては「因縁」によって生じ、絶えず変化している。

「縁」:目に見えない大切なもの。

    目に見えずとも日常私どもが使っている言葉に「心」が

        あります。

    誰も確かに「心」の存在を疑わず見ているように話します。

       「心がきれい」「心が痛む」「心が広い」「心の病気」など、

        何気なく使っています。

    「因縁」も見えないものですが、いろいろと使われています。

        あまり良いほうに使われていません。
         
    「縁」となるとちょっと違います。「・・・は何かの縁ですね」な

         どと使われています。

    これも、目に見えませんから捉え所の無いものです。見た

        事も、触れた事もない、そんな訳の分からないものだけれど

    も言葉としては、皆さん良く使っているではありませんか。

    「縁があって結婚しました」「彼とは縁があって」とか、良い

    事については盛んにこの言葉 は使われるようです。

      ならば、「因縁」も同じように考えてもらいたいのです。

「因」は、元になる原因。人や物の性質の事。それが縁に触れて

   現れてくる現象なのです。

   私共は、誰でも、何事につけても「縁」があるから人や物に出

   会って、自分にふさわしい物事を起しているのです。

   人はまさに、この繰り返しで生きているようなものです。