斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

学内の紅葉

2015年10月21日 19時11分12秒 | その他
10月も残すところ10日になりました。
学内の欅を中心とする並木の紅葉が真っ盛りです。
   

大学の周回道路のうち、東側は桜並木で春の桜のシーズンにはたいへん素晴らしい桜の花を見ることができます。きっと、来年の春にも技大桜散策祭を開催すると思いますので、楽しみにしたいところです。

秋は、むしろ西側の欅などの紅葉で、これまた色が鮮やかできれいです。この紅葉をバックに自分の写真を撮影したことがありましたが、バックはきれいなのですが、なんだか、斜陽の雰囲気が漂っていて、あまりよくなかったのを覚えています。

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卒業生の訪問

2015年10月21日 15時40分41秒 | その他
今日、突然懐かしい卒業生が訪問してくれました。
張明光さんです。


20年前に長岡技術科学大学の鎌田研究室の修士を修了しました。ちょうど、私が大学に赴任した年に修士2年生で、1年だけ一緒でした。
その後、中国の北京に勤務していたころ、私が何度か北京にいきまして、北京で食事をしながら情報交換をしました。それがすでに15年くらい前です。その当時は「週に3回くらい北京ダックを食べている」と話しをされていて、「なぜ?」と聞くと、「日本からお客さんが来ると、必ず北京ダックを食べに連れていけといわれるから」と答えていたのが印象的でした。北京ダックのおかげで顔は真ん丸でした。

今日久しぶりにお会いして、「ずいぶん痩せましたね」と感想をお話ししました。よかったです。
共通の知人である、北京航空航天大学の張躍先生の話にもおよび、ぜひ北京で3人でお会いしましょうということになりました。
現地の日本法人の責任者になるということで、すっかり経営者です。卒業生がそのように活躍してくれてとても嬉しく思います。


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今日は人間ドック

2015年10月20日 12時33分35秒 | その他
朝から人間ドックに入っています。
いつもながら、事前の書類準備をついつい忘れてしまいます。特にメールで数日前にお知らせのある診察券。メールの件名では診察券にリンクしていることが明記されてないので、ついつい見落としてしまいます。

あとは四日以内に二度採取しなければならないサンプルもついつい二日前に思い出したりして。これも今回はギリギリ思い出しました。

昨年の人間ドックのときには自転車に乗りはじめて半年だったので握力がかなり上がりましたが、今回はダウン。特に左は左首辺りを痛めた関係で大幅ダウンでした。

いつも体を柔らかくして行こうと思うのですが、結局立位体前屈はゼロにも届かない。

いつも、ずっと昔からの知人が迎えてくれます。すっかりお馴染みと言うのはいいことですね。特に水上安全法の繋がりは。

以上、防忘録でした。

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uitemate 動画

2015年10月19日 23時22分50秒 | 水難・ういてまて
iwan dewiさんからuitemate動画が投稿されました。
家族でこうやって練習するのが広がるといいですね。

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高専6年制の議論がやっと公に。

2015年10月18日 19時53分30秒 | 斎藤秀俊の着眼
自民党政調文部科学部会が議員連盟で検討していた高等専門学校(高専)改革の提言を了承しました。

その提言内容ですが、
①修業年限と学位のあり方
②県立工業高校の高専化による高専の全県設置

これから、内容についてしっかりと研究・検討することになるかと思います。

すでにあちこちの新聞に出ていますが、現在の高専については、次のような形で議論が進んでいくようです。
①本科卒業生への学位授与(学士)
②本科5年間の課程を6年間にして大学卒業と同等の扱い

「高大接続」の一環として議論するので、幅広い教育制度改革を実施したという見え方を考えても、かなり実現可能性の高い提言になるのではないでしょうか。

自民党政調文部科学部会の一部からは「現行の(小中高大)6・3・3・4制にこだわる必要さえない」という声も聞こえます。ただ、昭和36年の衆議院文教委員会の自民党の答弁にもあるように、15歳からの早期専門教育が必要な社会的要請にこたえるために設立された経緯があり、今の現行の制度のままでマイナーチェンジというわけにはいかないというのが、いわゆる本流の政治家の意見です。

昭和36年というと、国民所得倍増計画の実行が悲願であり、さらに当時の我が国の平均寿命が70歳にも届いていない中で、高度経済成長を支える人材教育を悠長にやってられないという事情がありました。

さらに、教育の機会均等については、憲法第二十六条 (すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。)ならびに教育基本法第四条 ((教育の機会均等) すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならないものであって、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。)に配慮しなければなりません。

「ひとしく教育を受ける」とはどういうことか。また、「能力に応じて」とはどういうことか。このあたりについては、国民の理解を得られなければ、現行の6・3・3・4制を容易に変えていくことは難しいと思います。

さらに、1年(あるいはそれ以上)短縮して社会に出る必要性についても、受け皿となる企業などと議論していかなければなりません。

いずれにしても、高専をひとつのモデルとして、教育制度の抜本改革が行われることはいいことであると私は考えます。社会の変化に対応してよりよい教育を目指した昭和36年のような動きが不定期にあってよいのではないでしょうか。

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