SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

中山道醒井(さめがい)ぷら~り

2016年12月23日 | Michi-kusa
滋賀県のJR醒ヶ井駅前。
名水をもとめて《醒井湧くわくMAP》を片手にぷら~り(^_^)
醒井水の宿駅からスタート!


中山道醒井(さめがい)宿は、ヤマトタケルノミコトの熱を醒ました伝説の湧水「居醒(いざめ)の清水」がある清流の郷。
そんな中山道を地蔵川に沿って「居醒の清水」を目指しました。


歩いてるとレトロな建物(^_^)
《旧醒井郵便局》でした。
時代を感じます。文字を右から読む!

ここでも、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計に携わった木造2階建ての擬洋風建築を目の当たりにしました!




以前、近江八幡市の八幡堀に行ったときに《旧八幡郵便局》を見ました。
ここもヴォーリズ氏が携わった建物だったのです。


《旧醒井郵便局》の建物の案内をされている方と会話をさせていただいて、当時の町のことやヴォーリズ氏のこと、そして現在の醒井のことなどを教えてもらって勉強になりました。

建物の看板にもあるように当時は、
「郵便」「電信」「電話」「為替」「貯金」「保険」「年金」と多業務であったこと。その中でも「電話」を扱っていたことに驚いた。昔は電話を相手先に繋ぐためには、一旦、交換手に繋いでもらって相手と話していた。その交換手の業務が郵便局にあったのです。

建物を後にし、地蔵川に沿って歩く。

夏の間、居醒の清水を源流とする地蔵川には、白い小さな梅に似た花そっくりな水中花「梅花藻」が無数に咲き乱れるため、観光客が沢山押し寄せるそうだ。
梅花藻は、キンポウゲ科の水中花で、梅に似た五弁の花をつけることからこの名がついたそうです。梅花藻は水温が年間を通じて14℃前後の清流にしか生息しないそうで、絶滅危惧種の「ハリヨ」の産卵場所でもあります。



オフシーズン真っ只中の地蔵川。
白い小さな花は咲いていないけど、居住空間に流れるその清流は、野菜などを洗う生活の場になっていることが、歩いてみてわかる。時間を忘れて、自分のペースでゆっくり歩く。それが、醒井という所かもしれません(^_^)



平成の名水百選「居醒の清水」


帰り道。
水の妖精《スイナちゃん》が言ってました。


“水を汚さないように大切に使ってね”


そして、お昼ご飯。
旧醒井郵便局の案内の方に教えてもらった醒井養鱒(ようたい)場へ。


醒井養鱒場は、明治11年(1878年)
に琵琶湖の固有種ビワマスの養殖を目的に設立されました。
ビワマスをはじめてとするマス類の養鱒事業を続けている日本最古の養鱒場です。


その中にある《養鱒センターきたがわ》でお昼。



まさに昭和の店内!



活渓流魚料理(4,020円税込)

ビワマスの刺身
虹鱒のフライ
岩魚の塩焼き
虹鱒の甘露煮など



それぞれの味わを楽しめました (^_^)
全て美味しかったです!

特に虹鱒の甘露煮!単品で注文してお持ち帰りしたくらいです(^_^)


普段、何気に飲んでる《水》ですけど、場所が違えば身体に入ってくる《水》も違いますね。


また、訪れたい醒井でした((o(^∇^)o))