SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

城崎温泉伝統工芸 麦わら細工の由来

2019年05月02日 | Michi-kusa


先日立ち寄った城崎の麦わら細工のお店『むぎせん』さん。


むぎせん(麦仙)民芸店でいただいた『麦わら細工』の由来を伝える資料には、このように書かれていました。


『麦わら細工は、今から約三百年前の享保年間(1716~1735)、因幡の国から湯治に来た「半七」と云う人が、旅情の慰めにまた宿賃の足しにと麦わらを染め、コマ・笛などに細工したのが始まりと伝えられています。
麦わらを開いて延ばし、伝統の技法で桐箱や色紙などを飾るのは、日本国内に城崎しかありません。

花鳥や幾何文様・指輪など、その鮮やかな色と光が、刃物の切味によってさらに美しさを増し、野に育った「麦わら」の持味を最大限に発揮しております。

一方で、麦わらの栽培の苦労があり、技術習得に大変時間のかかる仕事でもあるため、近年では後継者不足に悩まされています。

古くから町の人や先輩達の築いたこの技を消すまいと、個人も団体も行政も一生懸命がんばっています。今後ともご支援ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。』


伝統工芸。
伝統を後世につないでいくことの難しさ、その現実が、正にここに記されていると思いました。


これまでのぷらり旅で、たまたま立ち寄ったお店が、代々引き継がれてきたお店であることを知る機会がけっこうありました。
お店の方々と言葉を交わし、その都度その人柄を直に感じてきました。
そして、作品、商品などを手にとってきました。


僕の想いはひとつ。
後世に残ってほしい。
ということです。


微力ながら・・・。
一個人の気ままなブログではありますが、今回、この伝統工芸品に出会えたことをこのブログに残しておきたいと思います。


今回、
購入させてもらった作品がこちら↓


≪模様の種類≫
僕→升
かみさん→向い網代

お互い思うままに指輪を選んでみると・・・。
結果、似たようなデザインの指輪を選んでいたのでした(^_^)
普段、二人とも指輪をしてませんが、
こういう指輪もありだなって思う。