SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

京都寺町をぷらり。

2021年12月14日 | Michi-kusa
何というか・・・。
僕にとっては、鳥肌が立った奇跡的な縁をもらうぷらりでした。


毎月、松尾大社さんへ参拝した記事をこのブログに投稿しているんですが、先月から社務所横の今月のことばを自筆で書いています。

何となく《筆ペン》を使って文字を書いてみたくなったという単純な理由です。

しばらくして、テレビ番組で広島の《熊野筆》を観た影響もあって、筆がほしいなぁ~と思った。このことがきっかけで、我が家に筆があったことを思い出し、筆巻を開けてみた。

下敷きに縫われている文字が!
「三ー四」

三年四組。
小学校で使っていたものと思われます(笑)
この筆は、今も使えるのか?
それとも新しく買った方がいいのか?

そんなことを考えつつ、ネットで「京都 筆屋」で検索。一番目に出たお店が《龍枝堂(りゅうしどう)》さんでした。

よし!
筆の事は、ここへ相談しにいこう!
もう直感です(笑)

《龍枝堂》

ドキドキ。ドキドキ。入店。
店内奥のカウンターにお店の人発見!

“しどろもどろ”になりながら、ご主人にここへ来た要件を伝え、筆巻をカウンターに広げた。

一筆一筆の毛の具合を確認していると、興奮気味に“これ。うちで作った筆ですね!”と一言。写真の中央の筆がそれです。

Σ(Д゚;/)/えーーーー!

この商品は、今も作られている筆らしく、僕のは、初代らしい。こんなことってあるんですねー!鳥肌が立ったのと、ここへ来たのも、この筆に導かれたのだろうか(笑)

職人でもあるご主人が、色々と筆のことを教えてくれました。時代とともに、筆にも変化があるようです。

今回持ち込んだ筆は、今も使えるそうなので本当に良かったです。
他にも接客をしながら、忙しい中、丁寧に、親切に対応してもらえました。
ご主人自らが、1995年頃中国で作った硯とお手製の固形墨を一緒に購入(^_^)v
店内にいた常連さんであろう女性もこの硯に興味津々(笑)“見ていいですか~”と笑顔(笑)



そして、帰り際、店内で見つけた《暁》に!泣きそうになった。

当時通っていた書道教室で、先生からもらっていた本なんです。
この本に名前がのる度、先生が“ここに名前出てるよ”って名前に赤丸をして手渡してくれていた本。それが目の前にあるじゃないですか!この本をきっかけに、先生の顔や教室の雰囲気など自分のルーツがよみがえってきたんです。


そして、厚かましく(^_^;)
僕自身の字をご主人にみてもらい、言葉をいただいた。


筆巻にずぅーと巻かれていた筆のおかげで、龍枝堂さんを知り、行くことになった。そして、その筆は、龍枝堂さんで作られたものだった。奇跡的な縁だと思う。

本当に、来て良かったと心から思います。
忙しい中、長々と対応していただき、ありがとうございました。

心のままに筆をはこんでいきます。


帰り道。
お腹が減ったので《寺町ハンバーグ》へ初入店(^_^)v

《寺町ハンバーグ》

素材それぞれの旨みを存分に引き出していて、全ての食材!うまし!非常に美味しかったです。しっかりとした食感のハンバーグですが、あっさりとしている。気になる方は、ホームページを検索してみてください。店長さんも話しやすい気さくな方で、また、立ち寄りたいお店と出会うことができました(^_^)ごちそうさまでした!


今日は、新たな“縁”をもらった日となりました。ありがとうございました!