SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

日々を積むこと。

2021年05月13日 | Michi-kusa
仕事先でのこと。

一軒の民家。
通りに面しているガレージの中に気になっているものがあります。

それは、ベンチプレス台です。
この辺りに来ると“つい”見てしまう。

その台には、コイン型の重りが両端に付けられたバーベルが置かれていて、使用感がなく茶褐色になって錆び付いている。
“使わず置きっぱなしなんやろな・・・。
遠目では、そんな風に見えていました。


ところがっ!
台にあるバーベルに手をかけて、寝そべる男性の姿を発見!


ジーーーーーーーっと(;¬_¬)
釘付けのワタシ(笑)


男性が起きあがる。
目があってしまった(/ー ̄;)
えーーーーっと・・・。
この状況。どうしようΣ(T▽T;)


男性は、かなり年配の方でした。
胸板が厚く、がっしりした上半身。
Tシャツの上からでもわかるくらい(笑)


思わず会釈(笑)
“こんにちは。トレーニングですか?”
と反射的に男性へ声をかけていた。

話してみると気さくなおじいちゃん。
年齢は、83歳!まじか!
ベンチプレスを60年続けて来て、体調もすこぶる健康だとゆっくり話すおじいちゃん。ものすごく自然体(笑)

40kgでトレーニングしているらしく、50kgを持ち上げたいので頑張ってるって言うおじいちゃん。
30kgのお米を運ぶのもキツいのに!40kg!って・・・。すごいです。
その笑顔は、とても気持ちいいものでした。


現役世界最高齢90歳のベンチプレス選手奥村正子さんがテレビ番組で紹介されていたことをおじいちゃんに話すと“ワタシも観ました(笑)すごいですよねー(笑)”と笑いながら話してくれるんですが、僕の目の前にいるあなた様もすごい方です!って声を大にして言いたかった(笑)


テレビで観た奥村さんも目の前のおじいちゃんもイキイキしていました。
やはり、健康を維持すること。
そして、目標というか、自分から“これ”がしたいとかできるようになりたいとか思い続けること、心の持ち様も大切なことだと思いました。


ベンチプレス台とバーベルの「錆び」は、おじいちゃんが使い続けていた証だった。
見た目だけではわからないことです。

「錆び」=「使われていない」

見た目だけに囚われた僕の勝手な思い込みでした。反省。


“わび・さび”という表現があるように、実は、使い続けている現役バリバリのトレーニングマシーンとおじいちゃんの日々の積み重ねが“さび”をまとって存在していることに気づいたのでした。


おじいちゃん。
時間をくれて、ありがとうございました!
日々を積む年の重ね方を意識していきたいと思います。

京都西山 善峯寺をぷらり。

2021年05月11日 | Michi-kusa
旬の筍をもとめて西京区大原野へ。
ここまで、来たのだから運動のため(笑)
善峯寺に行こう!となりました(笑)

大原野神社へ行くことも考えて、神社の前まで行ったんですが、こちらはまたの機会に(^^)/


善峯寺に来るのは、約1年ぶり。
《下記URLがその時の記事です》

それでは《善峯寺》ぷらりスタート!
立派な山門(楼門)です。
瓦、提灯などには、九目結紋(ここのつめゆいもん)が観られます。前回来た時に、このカタチが気になり、桂昌院で検索したら、本庄家と関わりがあり、その家紋が九目結紋ということを知りました。
ぷらりすることで勉強にもなるから楽し(笑)

入山料大人500円。
駐車料500円。

コロナ禍になって思うこと。
手水舎がある場所には、それぞれにオリジナルのカタチが創造されていて面白さを感じます(^_^)v

観音堂(本堂)
この灯籠にも家紋発見!

《瓦寄進》

江戸時代中期に建立された開山堂の屋根老朽化のため、平瓦約二千枚程度を葺き替える工事が今年の夏から始まる予定。
このタイミングで出会ったのも何かの縁。
一枚壱千円で瓦を寄進することにしました。

願意を書く・・・と言われても・・・(^^;
浮かばないもんです(笑)
お寺や神社に行っても“ご挨拶”はするけど“願い事”はしないからなぁ~。

日頃思ってることしか出でこない(/ー ̄;)
これでいいのだーーo(^o^)o

さぁーて。気持ちを寄進できたし(笑)
境内を廻りましょう!天気よし!

天然記念物。日本一の松をみましょう!
全長37mあるらしく、写真にはおさまりきらないサイズ(笑)その一部だけパシャり。樹齢600年以上の遊龍の松。

経堂。
傅大士を奉安。鉄眼版一切経が納められてるらしい。
嵯峨の清凉寺で見た廻る輪蔵の模様とは違って、こちらは引き出しが配置されていてタンスのよう(笑)そして、文字も刻まれてる。文字に意味があるんだろうか?
風呂屋のロッカーに付されてる番号のようにも思える(^^;真意はいかに。

左→経堂。右→多宝塔。

多宝塔のガラスに写る青空。
塔に吸い込まれそう(笑)
庭園では色彩豊かな花の咲く風景を観られました。
国指定重要文化財 多宝塔。

ここにも九目結紋。




けいしょう殿にて。

善峯寺から眺める京都市内。
山に囲まれ密集した都市。
その中に数々の世界遺産有する。
市内に身を落とす日常ではあまり思わないけど、こうやって遠目で見ると時代を遡って京都を見たいと思ってしまいます。


新緑に入る光がとても綺麗。
なんだこれ?

浴びる気。浴びる陽。
かみさんフォトより。


本日、法語を頂戴しました。

桂昌院お手植しだれ桜。

さくら・もみじ・松のコラボショット。
高野槙(こうやまき)
日本特産のスギ科の常緑高木。
高野山より移植。樹齢300年。

この善峯さんは、登り下りの高低差があるからプチ登山をした気分になります。そして、結構足にきます(^^;
歩くことで下半身の痛みが和らぐかは知らんけど、心は和らぎます。
前回気にならなかった看板も下半身の痛みを自分が経験すると目に入ってくる。
見方って変わるものですね。

そんなこんなで、ゆる~く、ゆっくり、のんびり歩いてきましたo(^o^)o
ありがとうございました!

旬をもとめて。竹の里。京都大原野。

2021年05月09日 | Michi-kusa
京都の西に位置する大原野。
竹の里とも呼ばれています。

その竹の里。
今の季節は、筍。

その旬の筍をもとめて西京区大原野へむかいました(^_^)
(注)しば漬けが名物の左京区大原とは場所が違うので注意です。

昨年に引き続き、善峯寺の麓にある《よしみねの里》さんへ。

こちらは、旬の野菜を使ったお漬物や佃煮を一年を通じて販売されています。

お目当ては、
京都西山産かぐや姫の《筍の水煮》

3月下旬から4月中旬頃に京都西山で採れた朝掘り筍を湯がき上げ、皮むき後、瓶詰したものです。

そして、もう一つのお目当て。
筍ご飯。こちらの筍ご飯。
美味しいんです!

今年は《朝掘り筍弁当》にしました。
お吸い物も付いてくるので、すべてに筍入り(笑)筍づくし弁当ですね!
ふわっと香ってくる山椒のにおいが、食欲をよりそそります。やはりうまし!
とても美味しくいただきました!


そして、筍ご飯のお伴にお豆腐も買って帰りました。
京大原野の里豆腐工房《うえ田》さんです。

今日は《鶴の恩返し》。
京都で栽培された大豆と天然にがりを使ったALL KYOTOのお豆腐です。
めっちゃ濃厚でまったり。かなり甘味も感じられてそのままで食す!うましです!


大原野。
うまし食材ありです!

ごちそうさまでした。

あっ!
フリーペーパーの《西京じかんvol.09》に「よしみねの里」が掲載されています。
《西京じかん》設置場所の中で最西端のスポットらしいです。


京都 奥嵯峨をぷらり。

2021年05月06日 | Michi-kusa
京都御苑に続き、身体のために歩くことにしました。今回は、奥嵯峨。
清滝の手前にある《平野屋》を目指す。


五台山 清凉寺(嵯峨釈迦堂)

存在感のある仁王門。

釈迦堂。
日本語は読み方によっては面白い(笑)
“線香の火だね(種)”と“線香の火だねぇ~”

手水舎にて。
一切経蔵。

有料ですが、輪蔵を回すことができます。
見所満載の清凉寺でした!
さぁー進みましょう(笑)
二尊院。
お腹がへったので《さつき亭》へ。

お米は、玄米で仕入れてお店で精米!
魅力的ーo(^o^)o

デミグラスハンバーグセット。
フレッシュ野菜に半熟加減バッチリの目玉焼き(^_^)ソースとハンバーグの相性バッチリ!好きです!うましです!

自家製ポークカレーセット。
後からくるスパイスの効いたカレールーとお米の相性バッチリ!めちゃうまし!

お店で淹れた珈琲。
アイスに使用される氷は、珈琲を凍らせたものが使われています。最後の一滴までうまし!です。
店内を見渡すと気になるものばかり(笑)
こちらの猫ちゃん。
カウンターの中で一際輝いていた置物でした。ママさんに声をかけたら、ご厚意で拝見させてもらえました!ベルギーのお土産で螺鈿が入っているとのこと。

ものすごく綺麗な置物。
ジブリ作品の《猫の恩返し》に出てくるバロンに出会えた気分にちょっとなってしまった(笑)

こちらは、蝶の羽でコロンビアを型どったものとのこと。
遠目で見て、こちらも螺鈿っぽかったんですが、よーーーく見ると確かに数種類の蝶の羽で構成された作品でした。
こういうのん。好きです(笑)

たまたま店内は、私たちだけだったのでゆっくりさせてもらいました。
楽しいヒトトキ。ありがとうございました!そして、ごちそうさまでした(^∧^)
さぁーて!気分も新たに進みましょう。

化野念仏寺。

嵯峨鳥居本伝統的建造物保存地区を歩いていることを知る。

茅葺き屋根の家が建ち並ぶ。


ついに!到着!
目印の朱色の鳥居。

そして、平野屋。


さぁーて!ぼちぼち帰りますか~(笑)
おっ。お土産屋さん。
何か出会いがあるかなぁ~?
気になったもの発見!
お店の方に聞くと・・・。
お寺から持ってきた襖とのこと。

気になったのは、ここ↓。
刀の鍔?のような形状。
何でここに使われてるの?
なんだこれ?ギモンが残ったままです(笑)

帰り道。遠くに「大文字」が見えました。
京都御苑からも見えましたが、ここからも見えるんですね(^_^)

そして、嵯峨に来たら「豆腐」!
森嘉のお豆腐をもとめて、やはり長蛇の列。人気ですね。

内容量800g。
めっちゃでかいお豆腐ですが、なめらかでとても美味しいお豆腐でした!
ごちそうさまでした(^∧^)

久しぶりに嵯峨をぷらり。
かみさんと以前来たことは覚えているんですが、当時の記憶があまりなくてですね~(笑)清凉寺に始まり、二尊院拝観もしたらしいのですが~(^_^;)終始冷や汗?!
そうじゃなくて(笑)いい汗をかき常に新鮮な気持ちで歩くことができましたー(笑)

にほひ袋専門店 石黒香舗。

2021年05月04日 | Michi-kusa
中京区三条通柳馬場西入。
にほひ袋専門店の《石黒香舗》さんへ行ってきました。

久しぶりの石黒香舗さん。
看板の位置やお店の感じが変わっていたのでちょっと迷った(笑)

我が家の玄関に君臨している梟。
これが、高さ約10cmほどの大きさの《にほひ袋》となってます。

香りが薄くなったので、香りの詰替えの為に行ってきました。
参考→40g 2,508円(税込)です。

このにほひ袋の梟。
ライブハウスで演奏の仕事をしていた時に、先輩からいただいたものなんですが、この時に《にほひ袋》というものを初めて知りました。
香水の匂いに馴染めない僕でしたが、この匂いには、すぐに馴染んで自分でも小さな《にほひ袋》を買いに行って、ライブハウスのロッカーに使用していたくらいです。

今も職場のロッカーには、小さな《にほひ袋》が吊るされています(笑)
すでに香りの詰め替えが必要ですが(^_^;)


にほひ袋の説明には、こう書かれています。


平安朝の頃、香を衣装にたき込める事から起こったものにて『源氏物語』『大鏡』などに匂袋を宮居の奥深く公卿・殿上人の間に用ひられし事が見えます。
この匂袋を箪笥の中へ御入れになりますと奥ゆかしい薫りが御召物にうつります。
その芳香の為虫よけになり衣類は全く護られ古よりいたく尊ばれし品でございます。


《香》には、好みがあります。
僕には、この《香》が合っていると思います。僕のDNAには、この《香》の記憶がどこかにあったということなのかな?(笑)
飛躍しすぎか~(笑)やっぱり!