アトリエ「ミュージカル ユタ」の案内が
2000年(平成12年)7月15日 池袋にて
いつもフェイスブックで精力的に活動されているのを拝見しています。ワンちゃんも可愛いですね。猫もすきだけど犬もすきです。予定合えばぜひ!(真希枝)
劇団シアタージャパン
ミュージカル女優 中谷真希枝
今回の題材となる「ユタ」は、三浦哲郎原作の「ユタと不思議な仲間たち」をもとにしています。7年振り5回目の上演という劇団屈指の人気作で、毎回立ち見が出てしまうことから、今回は1回公演を増やし、5回公演と致しました。
東京から東北へ転校し、いじめられてばかりで体も心もひ弱だった勇太(東北朧リで「ユタ」)。座敷童子たちとの出逢いで、「命」「生きること」と子供ながら懸命に向き合い、心身共に生きていることを怠けず、大きく成長していく勇太。しかし、座敷童子との別れは突然やってきて・・・
私自身も転校を経験しています。いじめも経験しています。ユタには共感することばかりです。ひとりではふさぎ込んでしまう心身も仲間がいたからこそ、先を見ることが出来る。
命と生に加え、もう―つのサブテーマ「仲間」もまた丁寧に表現できればと思います。ユタ役を演じさせていただくのも2度目、少年の心身の成長を、そして子どもが命や生を懸命に理解しようとするさまを、是非ご覧頂ければと思います。
真希枝さんとの出会いは高校2年生で転入した時から。医者の娘で海外の経験も豊富。彼女は自信満々だけど私は心配。実技を中心に集中スクーリングを茨城県・高萩で行う。心配した通り荷物は届いたが本人来られず。体育の補充で苦労したのは忘れられない。
女房と一緒に舞台を観に行った。池袋のこじんまりした劇場。初めてミュージカルを見た。圧倒的な力強さに引き込まれてしまった。現場を見ることで、共感・感動、学びが得られる。