カラクリをつくり、くずして、人間は進む
100分de名著 堕落論
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/56_darakuron/index.html#box02
先週から始まった坂口安吾の堕落論。実に面白い。私の生まれた昭和21年に出版された本だ。先月(6月)のルソーの「エミール」はつまらなかった。毎回寝てしまいこの番組自体に興味を失っていた。先週、ストレッチしながら流し見をしていたがとんでもない。早速ノートをした。目を覚まされた。世相が変わったのは「上っ面」だけだ。一度思考停止し、生身の人間として生きていく原点だ。いっぺん全部白紙に戻せと。ガーンと頭を撃たれた。早速テキストを購入。同時に「堕落論」坂口安吾著、角川文庫を購入。読み始めて一行で万歳。難しい。テキストを見たらていねいに書かれていた。
今日の2回目は、「続堕落論」。人間の復活、裸となる、人間となって出発する。一人荒野を行く。同じ時代に生き、同じようなことを言っていたのは実存主義のサルトルだった。今回のまとめは、思考停止になってはダメ、今を厳しく見つめろ、そして疑う意志を持つことである。同時に、安住するなよ、自分の立ち位置を確かめよと。
自信を失いかけていた今を疑いを持って厳しく見ろと。上っ面の日本の仮面を剥ぎ取らなくてはいけない。マスコミが焚きつける改憲派大勝利そして国民投票にという流れを断ち切らなくてはいけない。誰が動くかといえば国民が立ち上がらなくてはいけない時が来た。
月曜日は学びの日
早いもので14回目の公開講座。ルーテル学院大学「日本宗教の源流」上村敏文先生。朝から暑くて暑くて、でも遅刻しないようにがんばろう。自転車も疲れてきてペダルを踏むと「キシキシ」と悲鳴を上げている。
昨日京都でお会いした笠井和比古先生が話題に。本を紹介・「土(さむらい)の思想」日本型組織と個人の自立、岩波書店。
https://www.amazon.co.jp/士-サムライ-の思想―日本型組織と個人の自立-同時代ライブラリー-309/dp/4002603091
欠史8代?
https://ja.wikipedia.org/wiki/欠史八代
大毘古命
http://members3.jcom.home.ne.jp/sadabe/oni-megami/oni-megami-3-2.htm
稲荷山古墳
http://www.sakitama-muse.spec.ed.jp/?page_id=158
孝元天皇 教科書を読む。
学びに行っているのだが、先生の話を聞いている時は頷いて理解できている様子だが、帰ってきて整理すると何も残っていない。日本宗教の源流の密林に入り込んだみたいだ。
今日の定点 ところにより曇り(午後2時ごろ)、気温34度、湿度43%。
今日も真夏日。猛暑日がつづくと真夏日は「あゝそうか」程度になってしまう。それがまずいのだ。熱中症には十分注意しないといけない。今日も寂しいニュースがあった。永六輔さんが亡くなった。ザ・ピーナッツ 妹の伊藤ユミさんの亡くなったことも。戦後の復興の主人公で、戦争を体験した人がいなくなる。残念だ。合掌。