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夏の花:糸葉波斯菊

2024年07月08日 | 花さんぽ・花めぐり

キク科コレオプシス(ハルシャギク)属(Coreopsis)は北アメリカを中心に80~100種が分布します。

ハルシャギク(波斯菊)やキンケイギク(金鶏菊)も同じ仲間です。

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和名「イトバハルシャギク(糸葉波斯春車)菊)」(Coreopsis verticillataコレオプシス・バーティシラータ )は、葉が糸のように細長いのが特徴です。

別名:宿根コスモスとも言うそうですが、あまり聞いたことがありません。

園芸品種は矮性で花色が濃い’ザグレブ’‘Zagreb’)や淡黄色の’ムーンビーム’などが流通しています。

多年草(宿根)、草丈:30~40㎝

花期:6~9月、黄色の舌状花は8枚で、花径5㎝ほど。

耐寒性・耐暑性ともに強く、初夏に花が咲いた後に切り戻すと再び秋に花を咲かせます。

なお、同じ仲間の「オオキンケイギク(大金鶏菊)」(Coreopsis lanceolata)は繁殖力が旺盛で野生化しており、「特定外来生物」に指定され栽培や販売が禁止されています。