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夏の花:山百合

2024年07月09日 | 花さんぽ・花めぐり

大雨によりC国で2番目に大きな湖の堤防の一部が決壊したとのニュース。

氾濫を防ぐために砂や砂利を投入。更に車を決壊した堤防に落としたりもしていた。

さすがえぐいC国。日本では考えられない方法だ。早期復旧を願う。

今、見頃です。

漏斗状の花が横向きに咲く「ヤマユリ(山百合)」(Lilium auratum)は強い芳香があります。

別名:エイザンユリ(叡山百合)など

ユリ科ユリ属の多年草(球根) 日本固有種

ユリの仲間では最も大きな種の一つで「ユリの王様」とも呼ばれます。

茎は高さ1~1.5m、円柱形で無毛。花の重みで茎全体が弓なりに傾くことがあります。

葉は互生し、長さ15~20cm、幅2.5~5cm、披針形で先が尖り多数つきます。

鱗茎は扁球形で径10cm内外となりユリ根と呼び、茶わん蒸しなど食用とされてきました。

花期:7~8月。花径は20cm以上にもなり、1~10輪ほど花を下から順に咲かせます。

花は白色でやや反り返り、花被片の中央に黄色の筋が入り、内面の赤褐色の斑点が特徴です。

花被片は6枚あるが、内3枚は少し細く、もともとの萼片が花びらのような姿に変わったもので、幅の広い3枚の花被片は本来の花びらとのことです。

西洋では栽培品種の母株として重用され、「ユリの女王」と称される園芸品種の「カサブランカ」↑などが育種されました。