田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

秋の実⑦:七実の木

2019年10月31日 | 花さんぽ・花めぐり

あまり聞きなれない木ですが「ナナミノキ(七実の木)」(別名:ナナメノキ)というモチノキ科の雌雄異株の常緑高木です。

果実が美しいという意味で「七実の木(ななみのき)」、「名がある実=名の実の木(なのみのき)」がナナミノキあるいはナナメノキとなったという説もあるようです。

樹高は10m~15m、葉は互生で、長さ6~11cmの先のとがった長楕円形です。

果実は秋に赤く熟し、鳥に食べられなければ春近くになるまで長く枝に残っています。一見、クロガネモチの実に似ていると思います。

花は雌雄異株で、6月頃に咲き、その年に伸びた枝の葉の腋から花序を出し、淡紫色の花を咲かせます。

 

 

 

 


給湯器、ついに寿命!

2019年10月30日 | 日々のあれこれ

「ガスふろ給湯器」は設置して13年と7カ月になります。

我が家の給湯器は1~2年前から「異音がする・音がうるさい」、「お湯が出るまで時間がかかる」ようになってしまいました

まだ使えると我慢してきましたが、今冬は乗り切れそうにもないので、ついに交換することにしました。

故障原因は大きく①「お湯も水も出ない」②「お湯にならない」③「温度が安定しない」④「煙が出たり、においがする」⑤「異音がする」⑥「その他」の6つに大別されるそうですが、我が家は③、⑤に該当します。

交換費用は決して安くないので痛い出費です。給湯器の寿命は10年なので、まあまあ長持ちしたと言ってよいでしょう。しかし、14~15万(24号:エコジョーズ)という交換費用は高いですね。

 

 

 


秋の実⑥:楷の木

2019年10月30日 | 花さんぽ・花めぐり

カイノキ(楷の木)」(Pistacia chinensis) の実や葉が色づいてきました。

別名:ランシンボク(爛心木)、トネリバハゼノキ、クシノキ(孔子の木)など。

直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っていることから、楷書にちなんで名付けられたそうです。

日本への移入は1915年とされ、孔子の墓所からタネを持ち帰り、孔子廟や大学など教育機関の庭に、孔子の木、学問の木として植えられました。

ウルシ科カイノキ属の落葉高木 中国原産

雌雄異株で、樹高は20~30m、幹の直径は1mほどにもなります。

 

学問の象徴としての孔子廟とのつながりで、「学問の聖木」として多くの教育機関に植栽されています。(廣池学園:柏市)

 

葉は偶数羽状複葉ですが、奇数の葉が混じることがあります。

小葉は5~6対で、倒卵披針形で、濃い緑色をしています。

秋には美しく紅葉します。

岡山県備前市の旧閑谷(しずたに)学校のカイノキは1本が紅葉、もう一本が黄葉します。

花は4~5月に葉に先立って花を咲かせ、雄花は淡黄色、雌花は紅色です。

 

果実は、5~6mmの赤い球形。

はじめは黄白色ですが、紅色となり熟すと紫青色になります。

 

 


なんてこった!何で千葉県ばかり?

2019年10月28日 | 昭和の杜で田舎暮らし

次々にやって来た台風(15号、19号)。甚大な被害を受けた千葉県を再び襲った豪雨災害。被災地からは「助けてください」「これ以上いじめないで」などという声も上がっているそうです。本当に「いい加減にしてくれ!」です。

気象予報士の饒村曜(にょうむら よう)さんの記事に”「何で千葉県」といいたくなるほど気象災害が相次いだ千葉県ですが、「千葉県が危ない県」というわけではありません。条件があえば、どこでも起こりうる災害が、たまたま千葉県で重なっただけです。”とのコメントがありました。

そうです。たまたま重なっただけです。千葉県はいいところですよ!

ところでBOSOの我が家ですが、今回は特に目立った被害や停電もありませんでした。近くでは一宮川と豊田川が氾濫して浸水するなどの被害が出ました。6年前にも同様の被害があったそうです。何とかしてほしいものです。

 

26日(土)、BOSOに向かいました。途中3ヶ所で通行止め。迂回を余儀なくされ4時間かけて何とか到着できました。

写真:コメリパワー大網白里店建設現場など国道128号線沿いも水浸し。

この日は台風で延期していたH.S夫妻が来宅。道路状況が悪い中、大変な思いをして我が家に来てくれました。

暴風雨による枝葉の片付け、キヌサヤなどの植付、柿の渋抜きをなどを手伝って頂きました。感謝、感謝です。

お持ち帰り頂いた甘柿。見てくれは悪いけど甘くて美味い柿です。

S君は来週予定している「芋掘り隊」には参加できないため、今回芋掘りと柿の収穫です。芋(ベニアズマ)は今一の大きさにしか育っていませんでした。どうすれば大きな芋ができるのでしょうか?

見かけは立派な渋柿。大量に生っています。昨年までは毎年野鳥の餌になっていました。

写真:ホワイトリカー(35度)にヘタを浸し、ビニール袋に入れて1週間密封。

1週間後に渋が抜けているかどうか楽しみです。上手くいけば残りの柿も渋抜きする予定です。

ご心配いただいた皆様、ありがとうございました。「なんてこった!」は、これにて’完’とします。もう台風来ないよね?

帰路、東金市の創業130年という老舗、蕎麦口福「東京庵」で昼食。天ざる、三味そば、天ぷらそばを食べましたが、コシのある細打ちで口当たり、喉越しの良い蕎麦でした。

 

 

 


秋の実⑤:花水木

2019年10月27日 | 花さんぽ・花めぐり

ハナミズキ(花水木)」のきれいな赤い実がたくさん生っています。

別名:アメリカヤマボウシ 落葉高木。

紅葉と赤い果実。他の花木より一足先に紅葉します。

日本における植栽は、1912年に当時の東京市長がアメリカのワシントンD.Cへ「サクラ(ソメイヨシノ)3000本」を贈った際、1915年にその返礼として贈られた(40本)のが始まりです。

開花期は4月下旬~5月上旬。白色や薄いピンク色、赤の花をつけます。

但し、花弁のように見えるのは総苞(花のつけ根の葉)で、中心の塊が花序です。そのため観賞期間も長いのが特徴です。

花径5㎜程度の小さなもので、4枚の花弁を持ち、淡い緑色です。

ワシントンD.Cに送られたソメイヨシノは、ポトマック川河畔に植えられ、現在では毎年3月中旬には「全米桜祭り」が盛大に開催されるそうです。

ハナミズキの花言葉は「私の想いを受けてください」。

一青窈(ひととよう)が歌う代表曲「ハナミズキ」のようにこの花木は百年以上、愛され続けています。

赤花の品種。花色違いの品種や、斑入り品種がよく出回っています。ヤマボウシとの交配種も作られています。

’フェアリークラウン・ハナミズキ’:花の花弁の先端がくっ付いた状態で開花し、王冠のような花を咲かせるとても珍しいハナミズキです。 旧名:メキシコ