田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

魅惑的なランの世界⑫:パフィオペディルム①

2023年01月31日 | 花さんぽ・花めぐり

つくば植物園「蘭展」の続きです。

袋状の艶のある唇弁(リップ)が特徴的な「パフィオペディルム(パフィオペディラム)属」(Paphiopedilum

左右に広がる葉の中央から花茎を伸ばし、その先端に花を一輪つける。5輪以上の花をつけるものもある。

パフィオペディルム・アプレトニアヌム」 タイ~中国南部

パフィオペディルム・ウェヌスツム」 ヒマラヤ山脈(ネパール、アッサム)

パフィオペディルム・ウォーディ」ミャンマー北部~中国(雲南省)

パフィオペディルム・ウォーディ・アトロブルネウム」 中国中部、ミャンマー 

パフィオペディルム・カロスム・スブラエウェ」 インドシナ~マレー半島

パフィオペディルム・ジャッキー」 中国南部、ンベトナム

パフィオペディルム・スピケリアヌム」ミャンマー西部~インド北東部 

パフィオペディルム・プリムリヌム」スマトラ島

パフィオペディルム・ロウィイ」マレー半島、インドネシア

パフィオペディルム・インシグネ」自生地で見られる標準的な個体。

パフィオペディルム・インシグネ’ヘアフィールドホール’

自生地で見られる標準的な個体。19世紀に自生地で見つかった大輪の個体。

パフィオペディラム・インシグネ’サンデラエ’

19世紀に自生地で見つかった黄色の個体。この個体が見つかったことで黄色花の品種改良が実現する。

 


魅惑的なランの世界⑪:キノルキス

2023年01月30日 | 花さんぽ・花めぐり

キノルキス属」(Cynorkis)はマダガスカル島を含むアフリカやインド洋諸島に約170種が分布しています。

乾期には地上部は消えて球根だけになります。

最初の2種は今回の「つくば蘭展」で撮影しました。他の2種は過去に撮影。

キノルキス・ロウィアナ」(Cyn. lowiana) 

キノルキス・ギボサ」(Cyn. gibbosa

キノルキス・グッタタ」(Cyn. guttata

キノルキス・アングスティペタラCyn. angustipetale)と記しているサイトもあります。

別名「オトメチドリ」 標高1800m辺りの岩場などに自生している。

キノルキス・パープラッセンス」(Cyn.  purpurascens


魅力的なランの世界⑩:マスデバリア

2023年01月29日 | 花さんぽ・花めぐり

つくば植物園「蘭展」の続きです。蘭展は今日でおしまいです

マスデバリア」(Masdevallia)属は、500種を超え、かつて「ドラクラ属」に属していた近縁種です。

南アメリカの山岳地帯に分布し、萼片のみが発達した特異な花を咲かせ、萼片の先は尾状に伸びるものが多い。

全体に小柄で、バルブ(偽球茎)が発達せず、さじ形の葉のみを束生する。出典:Wikipedia

マスデバリア・イグネア」(Masd. ignea)コロンビア

マスデバリア・ウェリスキイ」(Masd. welischii)ペルー

マスデバリア・コッキネア」(Masd. coccinea)コロンビア

支柱を立てないと、花茎はひょろりと曲がった針金のようになります。

マスデバリア・トンズージ」(Masd. tonduzii

マスデバリア・パキウラ」(Masd. pachyura)エクアドル

マスデバリア・バルラエアナ」(Masd. barlaeaana)  ペルー

マスデバリア・ビコルニス」(Masd.bicornis)  エクアドル

マスデバリア・プロディギオサ」(Masd. prodigiosa) ペルー

マスデバリア・ポゾイ」(Masd. pozoii) エクアドル、ペルー

マスデバリア・ポリスティクタ」(Masd. polysticta) エクアドル、ペルー

マスデバリア・マクルラ」(Masd. macruna)  コロンビア

マスデバリア・メツァエ」(Masd. mezae) ペルー 

マスデバリア・リギアエ」(Masd. ligiae)コロンビア

マスデバリア・ルディブンダ」(Masd. ludibunda)コロンビア 

マスデバリア・マルゲリータ × ヒトミ」(Masd. Marguerite x Hitomi)交配種

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスデバリア・マルゲリータ × ヒトミ」(Masdevallia Marguerite x Hitomi)

 


魅惑的なランの世界⑨:カトレア・ワルケリアナ

2023年01月28日 | 花さんぽ・花めぐり

つくば植物園「蘭展」(愛好団体の方の作品)の続きです。

カトレア・ワルケリア」(Cattleya walkeriana

ブラジル原産 花期:11月~1月

草丈は20 cmほどと低いが、花径は9~12cmと大きい。

アキニ」(var. aquinii) 

セミアルバ(var. semi-alba

セルレア ’ブルー・ムーン’(var. coerulea 'Blue Moon' )

 

 

 


魅惑的なランの世界⑧:ドラクラ

2023年01月27日 | 花さんぽ・花めぐり

つくば植物園の「つくば蘭展」の続きです。

とてもユニークな花姿で動物の顔のような花を咲かせるものが多い「ドラクラ属」(Dracula spp.

なかでも「ドラクラ・ギガスやシミア」などの花は猿の顔に見えるため「モンキーオーキッド」と呼ばれます。

種小名は悪霊、吸血鬼の意味でドラキュラ伝説にまつわるコウモリに花の姿がにていることから名付けられました。

花は垂れ下がって下向きに開くものが多く、写真が撮りにくいのが難です。

ドラクラ・ベラ」(bella

ドラクラ・レズリー」(roezlii

ドラクラ・ バンピラ」(vampira

ドラクラ・ポリフェムス」(polyphemus) 

ドラクラ・ソディロイ」(sodiroi