田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

冬の華・サザンカ(タゴトノツキ品種群)

2025年01月05日 | 花さんぽ・花めぐり

一昨日、娘家族8人が来てくれ、賑やかな新年を過ごすことができました。

一人だけ残った孫が初めてお泊りし、昨日はかみさんと3人で映画「はたらく細胞」を見てきた。

孫はアニメや漫画を観たり読んだりして、細胞や免疫のことなどとても詳しい。

我々夫婦はさっぱりですが、難しい言葉をスラスラ言うので感心しています。

ところで皆さんのblogに”いいね”を付けられません。私のblogに”いいね”を付けてくれている人がおられるのでどうしてでしょう?

 

サザンカの続きです。「サザンカ(タゴトノツキ品種群」 

'231124 昭和初期からサザンカとして扱われてきたものに‘田毎の月’↑という品種があります。

花は白色一重の小輪で平開咲き、11月頃に咲き、葉は極端に大型で表面に光沢がほとんどない。

現在ではこの品種は中国原産の「ユチャ(油茶)」の系統と考えられています。

'221110 カメリア・オレイフェラ」(Camellia oleifera 和名:油茶(つくば植物園) 

oleiferaは、油を有するという意味

'221110 

ユチャは中国大陸に広く分布し、種子から食用油を搾るために栽培され、大正の頃にはその油や種子が輸入されていたことが知られているので、‘田毎の月’はその当時の生き残り系統と思われる。

'231129 ユチャの果実 タネを焙煎し熱を加え油を搾り取るそうです。

'241221 ユチャ(油茶)’桃花’ (くらしの植物苑)

‘田毎の月’はサザンカ群やカンツバキ群の品種と容易に交雑するため、両者の中間的な実生個体が多数存在するが、花弁が細く小輪となるため、ほとんど注目されることがなかった。

(出典:東京農工大学農学部など)


冬の華・サザンカ(ハルサザンカ品種群)

2025年01月04日 | 花さんぽ・花めぐり

サザンカ(ハルサザンカ品種群)

サザンカとツバキ(主としてヤブツバキとその園芸品種)との種間雑種またはその後代と考えられているグループで、開花期はさらに晩く、12月から4月にかけて咲く。

花形は一重咲きから八重や千重咲きまで様々で、花糸の基部が比較的長く合生し、花の子房や葉の主脈上に毛が少ないなど、ヤブツバキに近い特徴を示す。一部の例外を除いて、大部分の品種は結実率が低いかほとんど結実しない。

花色は紅または桃色で白花品種は少数である。約50品種が現存する。

樹形は立性から横張り性までの変異がある。

出典:東京農工大学農学部

’東牡丹(アズマボタン)’

’蜀江錦(ショッコウニシキ)’

’紅雀(ベニスズメ)’

’近江衣(オウミゴロモ)’

’明日華(アスカ)’

’船木紅(フナキベニ)’

’宝塚(タカラヅカ)’

’星飛竜(ホシヒリュウ)’

’手向山(タムケヤマ)’

’梅ケ香(ウメガカ)’

’エガオ(笑顔)’

 

 

 

 

 

 


巳の名の付く植物②

2025年01月03日 | 花さんぽ・花めぐり

年賀はがきの発行枚数が14年連続して減少し、2025年向けは約11億枚弱。

2003年(平成16年用)には45億枚余りあったので、約34億枚も減少しているとのこと。

2024年は特に減少が著しく、前年に比べて発行枚数は25.7%減少し、”年賀状離れ”が顕著になっているそうだ。

その要因の一つがはがきが63円から85円へと値上げ。郵便事業の赤字が続いているから仕方ないですが。

我が家では2年連続で喪中でしたが、来年を最後に”年賀状じまい”をして、以後は電子メールにしようかと思っています。

ぬくもりが感じられる一年に一度の”年賀状”が廃れるのは寂しいものがありますが、時代の流れや値上げの波で仕方ないのでしょうね。

 

夢の島熱帯植物館で「令和七年 巳の名の付く植物展」の続きです。

2日間で14種+2種を投稿しましたが、ずいぶんあるものですね。

コブラオーキッド(コブララン)/バルボフィラム・マキシマム(ブルボフィルム・マクシムム)」(Bulbophyllum maximum

扁平で紫褐色の花茎と、ねじれながら伸びる独特の姿が毒蛇のコブラに似ていることから名づけられた。

ジャゴケ(蛇苔)」(Conocephalum conicum)ジャケ科:属

ヘビのウロコのような模様から名づけられた。

フィリピンメデューサ/ベニヒモノキ」(Acalypha hispida)トウダイグサ科アカリファ属

ギリシャ神話に登場する怪物「メデューサ」の頭髪の毒蛇を花穂になぞられた。

リョクダ(緑蛇)/クラッスラ」(Crassula) ベンケイソウ科クラッスラ属

草姿が緑色の蛇を連想させることから名づけられた。

ジャスイギョク(蛇酔玉)/リトープス」(Lithops)ハマミズナ科リトープス属(メセン類)

脱皮して大きくなる多肉植物ですが、名前の由来はわかりません。
 

アスプレニウム’コブラ’/タニワタリ(谷渡)」(Asplenium nidus ’Cobra’)チャセンシダ科:属

タニワタリ(谷渡)の園芸品種。葉が厚く、ウェーブが強いので名づけられた。

ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)」(Erica canaliculata)ツツジ科エリカ属

英名:ヒース。雄しべの葯が黒く目立って、蛇の目のように見えることから名づけられた。

 

こんなものもありますが、さすがに冬の展示には不向きでしょうね。

ヘビウリ(蛇瓜)」(Trichosanthes anguina)ウリ科カラスウリ属

蛇のように細長い果実をつける。太さ5cm以上、長さが2mを超すこともある。

ジャケツイバラ(蛇結茨)」(Caesalpinia decapetala)マメ科ジャケツイバラ属

曲がりくねった枝が、蛇が絡み合った様子に似ており、バラのような刺があることから名づけられた。


巳の名の付く植物①

2025年01月02日 | 花さんぽ・花めぐり

先月29日、大谷翔平・真美子夫妻に2世(ルーキー)ができたとのうれしいニュース。

性別はあきらかにしていないが、ピンクのベビー服の画像をアップしているので女の子のようだ。

健康に生まれて育ってほしい。おめでとう!

先月27日、夢の島熱帯植物館で「令和七年 巳の名の付く植物展」が開催されていました。

同館では、毎年人気の干支にちなんだ植物をご紹介しているそうです。

今年の干支は「巳」です。「蛇」「コブラ」「スネーク」など、蛇にちなんだ名前の植物です。

年神さまのお使いとされるヘビで、復活と再生を意味するといわれています。

展示植物と過去に撮影した植物を投稿します。

スネークプラント/サンセベリア」(Sansevieria trifasciata)キジカクシ科ドラセナ属

90年代にマイナスイオン植物として脚光を浴びたサンセベリア。英名では「スネークプラント」

ヘビイチゴ(蛇苺)」(Potentilla hebiichigo)バラ科キジムシロ属

名前は諸説あり、実が食用にならずヘビが食べるイチゴ、ヘビがいそうな所に生育するイチゴなど

スネークウィード/ホナガソウ(穂長草)」(Stachytarpheta jamaicensis)クマツヅラ科ホナガソウ属

長い花穂が蛇を思わせることから名づけられた。

ジャビラン(蛇皮蘭)/オエセオクラデス」(Oeceoclades spathulifera)ラン科オエセオクラデス属

葉の模様が蛇のように見えることから名づけられた。

サーペントツリー/センダンキササゲ(栴檀木大角豆)」(Radermachera sinica)ノウゼンカズラ科ラデルマケラ属

英名「サーペントツリー」は大蛇の木の意味。

スネークウッド/インドジャボク(印度蛇木)」(Rauwolfia serpentina)キョウチクトウ科ラウオルフィア属

インド周辺に自生し、根の形が蛇のようであるから名づけられた。

メデュサの首/チランジア」(Tillandsia caput-medusae)パイナップル科チランジア属

生長と共に蛇のような独特の葉のうねりが出ることから、名づけられた。

 


ご挨拶

2025年01月01日 | 花さんぽ・花めぐり

喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます

お健やかによき新年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます

本年も拙いblogではありますが、よろしくお願いします

 

今年、”古希”を迎えます。

古希の名前は、唐の詩人・杜甫が詠んだ詩「人生七十古来稀なり」に由来しているそうです。

「古来より70歳まで生きる人はまれなこと」との意味ですが、今、日本では70歳まで生きる人の割合は男性で84%です。

70歳以上のドライバーは「高齢者講習」を受講しないと運転免許更新ができなくなります。

なんと高齢者講習(自動車教習所)の費用は8,000円(講習手数料のみ。別途更新時に更新手数料2,500円が必要)とのこと。

有効期間満了日は令和8年10月なのでまだ先の話ではありますが、更新費用高すぎでしょ!

高齢者マーク(新型の四つ葉マークと旧型のもみじマークの2種類)

まだ、私は大丈夫ですが、70歳以上75歳未満の場合は「加齢に伴って生ずる身体の機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがあるとき」のみに高齢者マークを付けることが求められています。