田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

変わったランの花:ディモルフォルキス・ロウィイ

2024年12月03日 | 花さんぽ・花めぐり

つくば植物園のスタッフブログによると、ひとつの花茎に2 種類の異なった色の花を咲かせる「ディモルフォルキス・ロウィイDimorphorchis lowii)というとても変わったランが開花しているとのことなので、先月、見てきました。

以下は同園の遊川研究員のコメントです。

「花茎の付根の 2輪だけは鮮やかな黄色なのに対し、その他の花はクリーム色に赤紫色の細かい点が入ります。また黄色の花は艶っぽい香りをふりまきますが、クリーム色の花は匂いません。花粉を運んでもらう昆虫に確実に受粉してもらうために進化した性質と思われますが、なぜこのような「咲き分け」にメリットがあるのか解明されていません。属名のディモルフォルキスは、ギリシャ語で「2型のラン」という意味で、花のこの特徴にちなみます。この種はボルネオ島サバ州の限られた場所の標高500~1,200m の林の木に着生し、1989 年に発表されました。」

なお、黄色い花は1~3輪のようです。主な開花期は夏~冬で、花自体は派手な印象はありませんせでした。


不老長寿の〇〇

2024年12月02日 | 花さんぽ・花めぐり

人類の永遠の夢とも言われてきた【不老長寿】、日本では以下の四つの果物が挙げられるそうです。

一つ目は「タチバナ(橘)」(Citrus tachibana

京都新聞によると石清水八幡宮で、新春のお神酒「橘酒(たちばなしゅ)」に使われるタチバナの実の収穫がはじまったそうだ。

日本に古くから自生し、「不老長寿の霊薬」と言われ、同宮では江戸時代に宮中や将軍家に実を献上したという記録が残っているとのこと。

 

二つ目は「ムベ(郁子・野木瓜)」(Stauntonia hexaphylla)(別名:トキワアケビ) 

11月上旬「不老長寿の果実」とも伝わる実の収穫が京都府福知山市で行われたそうだ。

アケビ科の常緑樹で春になると白い花、秋には赤紫の実をつける植物で、皇室や天智天皇を祭る近江神宮、東京の靖国神社などに献上されているそうです。

三つ目は「クロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)」(Lonicera caerulea var. emphyllocalyx)  通称:ハスカップ

ハスカップとはアイヌ語で「ハシカプ=枝の上にたくさんなるもの」と言う意味があるそうです。

抗酸化作用の高いビタミンEの含有量が非常に高く、「身体の酸化を防ぐ⇒老化現象を防ぐ⇒不老長寿の果実」と言われるようになったようです。

 

四つ目は「イチジク(無花果)」(Ficus carica

血圧の上昇を抑える効果や消化を助ける働きがある等様々な効果が期待できます。

豊富な栄養成分をたくさん含んでいるため、様々な効能をもつ果物として「不老長寿の果物」と言われています。


バラ咲きオキザリス’オックスローズ’

2024年12月01日 | 花さんぽ・花めぐり

オキザリス」(Oxalis)は「カタバミ(片喰み・酢漿草)」(Oxalis corniculata)の仲間で、世界に800~850種もあるそうです。

花は一重咲きが主流で、夜間や雨天には閉じてしまいますが、日中の日ざしを受けると盃状やロート状に大きく開きます。

バラ咲きオキザリス’オックスローズ」は、八重咲であるため、閉じずに咲き続けます。

夏期は地上部が枯れて休眠して、秋から春に開花するタイプです。

花径3㎝ほどの淡いピンク色の可愛らしい花が咲きます。

草丈は10~20㎝。葉は黄緑色でクローバーのような3出複葉です。

 


ガーデンシクラメン

2024年11月30日 | 花さんぽ・花めぐり

’ベラノ・レッド’

寒くなってきましたが、「ふなばしアンデルセン公園」では、今年も「ガーデンシクラメン」が園内を彩っています。

’ベラノ・ピンク’

シクラメンの原産地は地中海沿岸地域ですが、シクラメンを日本(埼玉県)で改良し、寒さに比較的強くなった品種が「ガーデンシクラメン」です。

クレヨンで描いたようなストライプ模様の’クレヨン’

花期は10月~3月。耐寒性がありマイナス5℃以上あれば冬の間も戸外で育てることができますが、直接霜に当たると株が傷むそうでうす。

シクラメンの花の大きさは、大輪系、中輪系、小輪系にタイプ分けされ、花弁の長さが4㎝以下の小輪種を「ミニシクラメン」と呼びます。

ガーデンシクラメンは、寒さに強いミニシクラメンの一種です。

以前投稿した’ジックス’もガーデンシクラメンです。

ミニシクラメンは、耐寒性が備わっていない場合が多く、ガーデンシクラメンのように耐寒性が強いというわけではありません。

ガーデンシクラメンは、ミニシクラメンの一種であるため、ほかのシクラメンよりも小型。

草丈や花の大きさが似ているため、ミニシクラメン↓と混同されることも少なくないそうです。

ミニシクラメン」↑

 

 


イロハモミジ'カワハラミドリ'

2024年11月29日 | 花さんぽ・花めぐり

ここ数年、両手の指先に”ひび”が入り、痛くて困っています。

ひび・あかぎれの薬を買ってきて塗っているのですが、なかなか治りません。

足の踵もガサガサです。こちらも「かかとつるつるフットローション」を塗っています。

ひびの主な原因は、空気の乾燥、気温の低下、お湯、ストレス、栄養不足、睡眠不足、手の消毒液など。

加齢による皮脂量の低下も一因とのことなので仕方ないのかも。

※昨日の判決はご案内のとおりです。

'241127 黄葉がとても美しい「イロハモミジ'カワハラミドリ'」(Acer palmatum 'Kawahara Midori')

ムクロジ科カエデ属の落葉小高木

’240410 外国で品種改良されて日本に逆輸入されたモミジです。

'241127 幹が鮮やかな緑色で、葉は春に黄緑色、夏は緑色、秋には黄色に「黄葉」するのが特徴です。

裂片の先端がやや垂れ気味で、夏の暑い時期の緑葉はとても美しく、秋の黄色の葉が際立ちます。

'241128 本種以外にも「イタヤカエデ↑(板屋楓)」

'241128 変種の「ベニイタヤ↑(紅板屋:別名:アカイタヤ)」なども秋には黄色く黄葉します。