田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

春の花:ヘーベ

2020年05月31日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、蕾をいっぱいつけた「ヘーベ」(オオバコ科←ゴマノハグサ科)を農産物直売所で購入してきました。

ヘーベはヘーベ属の総称で全世界に約140種くらいあるそうです。

原産地はニュージランドなど。交配や改良によって様々な花色や模様を持つ園芸品種がつくられています。

葉も斑入りでカラフル、花色も青紫で爽やか、お値段も660円とお手頃。

ところがこの「ヘーベ」中々育てるのが難しいとのこと。

暑さにも寒さにも弱く、露地栽培は難しく、まるで私の様な花です。

私の場合、育てるのは趣味ではないので今年限りでも楽しめればいいと思っています。

「へーべ」の別名は「虎の尾の木」。穂状(又は総状)に花を咲かせます。

常緑低木で、一般的には樹高30〜40cm程度ですが、種によっては1.2mにもなります。

葉は単葉で十字対生、全縁又は鋸歯縁。花は小さく、萼、花冠ともに4裂します。開花期は4~6月。

こちらの白花の葉は狭線形。少し紫がかっています。

 

 

 

 


BOSO花実だより

2020年05月30日 | 昭和の杜で田舎暮らし

9月入学導入は見送られたのでやれやれです。

今年の小学1年生は5月末に初登校になった児童もいるそうです。

今、BOSOでは草刈りと筍の伐採、落ち葉掃きに追われています。

ふと見ると「テイカカズラ」「ドクダミ」「ムシトリナデシコ」「ムラサキツユクサ」などの花が咲いています。

杉の林床では「ヤマホタルブクロ(山蛍袋)」が咲き始めました。蛍が飛び交う頃に咲きます。

キキョウ科の多年草で、山野の日当たりの良い裸地や林縁などの草地に生え 草丈: 30~60cm。

萼と萼の間(湾入部)に反り返った付属体がなく、湾入部がふくらむのが特徴です。

開花期は6~8月。色違いの「ヤマホタルブクロ」この写真だと判り易いと思います。

こちらは少し判りずらいですが付属片が反り返っているので、「ホタルブクロ(蛍袋)」です。

草丈:40~80cm。開花期は6~7月(5月末から咲き始めました)

今年も「ユスラウメ(梅桃)」が豊作でした。

ユスラウメの概要は'200316にUPしたblogをどうぞ!

触っただけで簡単に取れてしまうので、結構地面に落ちてしまいました。

2本の木から収穫しました。結構な量が採れたと思います。この先はジャム?

キリンソウ(麒麟草)」も見頃を迎えました。

白い小さなものが見えますが、これは落花した「センダン(栴檀)」の花びらです。

毎年、大きくなり、今年は強風?で中央部が倒れてしまいました。


春の花:大葉大山蓮華

2020年05月29日 | 花さんぽ・花めぐり

昨日、漸く「アベノマスク(Abenomask)」が届きました。あーちゃんには丁度良いサイズ。

「シャープノマスク」の当選倍率は毎回100倍以上で、応募総数は約779万人。当たらないはずだ!

 

今回は、純白の花が清楚で気品のある「オオヤマレンゲ(大山蓮華)」です。別名:ミヤマレンゲ(深山蓮華)

名前の由来は大山(奈良県の大峰山)に自生して咲く白いハス(蓮華)のような花という意味。白馬山麓にも自生地があるそうです。

開花期は5~7月。花の寿命は4~5日程度。日本原産で大峰山の「大山蓮華」は国の天然記念物。7月が見頃です。

’200524 一般に「大山蓮華」として流通(栽培)してるのは、こちらの↑「オオバオオヤマレンゲ(大葉大山蓮華)」が殆どとのこと。

今回、初めて知りました。HCなどで販売されているのは「大山蓮華」と表示されていても、「大葉大山蓮華」だったということです。

「大山蓮華」が販売されているのは極稀で、購入しても山の冷涼な気候を好むため庭での生育は難しいとのことです。是非、本物を見てみたい!

柏の葉公園の樹名札もいつの間にか「大葉大山蓮華」(写真上2枚)となっていたので、別の品種かと思いました。

白い花弁の真ん中にある雄しべの色が「大山蓮華」は淡紅色ないし淡黄緑色なのに対して、「大葉大山蓮華」は濃い赤紫色

朝鮮半島・中国原産でモクレン科の落葉小高木。樹高2~4m。開花期は5月

葉は互生し、葉身は長さ6~18cmの倒卵形で全縁。光沢があります。

直径8~10cmの芳香のある白い半球状の花を横向きないしややうつむき加減に下向きに咲かせます。

実は集合果で袋果が長さ5~7cmの楕円形に集まり、赤く熟します。

開裂して鮮やかなオレンジ色の種子を見せ、それぞれが白い色の糸で垂れ下がります。

モクレン科の実はどれも見た目が気色悪いですね。

清楚で可憐な花「ミチコレンゲ(美智子蓮華)」は「大葉大山蓮華」の八重咲き(花弁:9枚以上)の園芸品種。

花の名前は上皇后美智子様が大好きな花であることに由来するそうです。

 

中国原産の園芸種「ウケザキオオヤマレンゲ(受咲大山蓮華)」 樹高 6~8mほどの落葉小高木。

葉は楕円形で互生、形は「ホオノキ」に似るがやや小型(20cmほど)。「大山蓮華」より、葉が大きく波打つ感じ。

「大山蓮華」と「ホオノキ(朴の木)」の雑種。直径12~15cmの白い花が上向きに咲きます。

 

落葉高木の「ホオノキ(朴の木)」別名:ホオガシワ。樹高は20~30m。

開花期は5~6月。 大きく開花したとき、花弁が平開します。

葉は大きく、長さ20 cm以上、時に40 cmにも。飛騨高山の郷土料理「朴葉味噌」でよく知られる。

長楕円形の集合果で秋に赤く熟す。長さ10~20cmとかなり大きい。

10月頃、袋が割れて中から赤い種子が出てきます。


春の花:ガイラルディア

2020年05月28日 | 花さんぽ・花めぐり

ガイラルディア」の花が咲き始めました。

ガイラルディアは、オオテンニンギク(大天人菊)テンニンギク及び2種の交雑種である園芸品種の総称です。

南北アメリカに約30種が分布するキク科の一年草、二年草または多年草。草丈30~80cm。

開花期は6月~10月(5月でも咲いていました)。花径5~10㎝程度の華やかな花色の頭花を咲かせます。


頭花は、中心部分の筒状花と周囲の舌状花から成り、舌状花は多くの品種で基部がオレンジ色から褐色となります。

花は長い花期の間次々と開花し、花色はオレンジ、黄色、茶色、複色。八重咲きや変わり咲き種も流通しています。


葉は互生で楕円形または卵型。表面には無数の毛が生えています。

 


今、咲いている春の花

2020年05月27日 | 花さんぽ・花めぐり

一昨日、予定より3日早く「特別定額給付金申請書」が届き、昨日返送しました。

振り込まれるのはいつなんでしょう? 

アベノマスクは相変わらず届きません。届くのを心待ちにしている訳ではありませんが。

ウォーキングの途中などに咲いていた花達です。

①「スイセンノウ(酔仙翁)」別名:フランネルソウ ナデシコ科多年草。

 草丈:30~870cm。写真は鮮赤花ですが、白花、ピンクのものもあります。

 株全体が白い綿毛に包まれています。

②「バーベナ・テネラ」(テネラを品種改良した‘タピアン’かも) クマツヅラ科多年草 草丈:20cm程度。

 匍匐性の宿根バーベナ。開花期:5~10月。花色も豊富でブルー、紫、ピンクなど。

③「ドクダミ」 ドクダミ科多年草 草丈:20~50㎝ 開花期:5~8月

 草全体に独特の香りを持ち、古くから民間薬としても広く知られます。

④「ジャガイモ(馬鈴薯)」ナス科 草丈:60cm。開花期:5月中旬~6月初旬

 花は種類によって異なり、白、紫、薄紫など様々な色があります。

 芽には毒が含まれているが、この花にも毒があるので食べてはいけない。

⑤「ヘラオオバコ (箆大葉子)」オオバコ科多年草 開花期:5〜7月 草丈:30~50cm。

 ヨーロッパ原産の帰化植物。葉がへら(箆)のような形。雄しべが白い輪のように目立つ。

⑥「ムシトリナデシコ(虫取り撫子)」ナデシコ科多年草 草丈:30~60cm 開花期:5~6月

 粘着部で小昆虫を捕らえることでありますが、捕獲された昆虫を消化吸収することはなく食虫植物ではない。

⑦「アカツメクサ(赤詰草)」別名:ムラサキツメクサ(紫詰草)マメ科多年草 開花期:5~8月 草丈30~60cm

 これは葉に白い線が入っていないタイプ。白い線が入っているタイプをよく見かけます。

➇「オキザリス・アーティキュラータ」別名:イモカタバミ カタバミ科多年草 開花時期:春~秋

 園芸用に栽培され、多数の品種が流通しているので品種の同定は?です。

⑨「オオキンケイギク(大金鶏菊)」キク科多年草 開花期:5 ~ 7月 草丈:30~70㎝程度

 北米原産の多年草で特定外来生物に指定(栽培禁止)。

⑩「クスダマツメクサ(薬玉詰草)」別名:ホップツメクサ マメ科一年草 開花期:5~8月 草丈:10~30cm 

 コメツブツメクサによく似ているが、花序の花の数が多く且つ大きい。

⑪「メキシコマンネングサ(メキシコ万年草)」 ベンケイソウ科多年草 草丈:10~15cm 開花期:4~5月

 茎の先端に集散状花序をつくり、枝を水平に伸ばして20-40個の5弁の花を互生につけます。

⑫「ヒエンソウ(飛燕草)」別名:チドリソウ (千鳥草)、ラークスパー キンポウゲ科一年草

 草丈:30~90cm 開花期:5~6月 花色:青色、淡い紫色、赤色、桃色、白色など。