田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

篩(ふるい)

2018年02月13日 | 田舎暮らしと道具
篩とは穀物、粉、砂など顆粒(かりゅう)状のものを、その大きさの精粗によってえり分ける道具です。

その形状は、浅い円形・方形で、普通、曲物(まげもの)・木枠(わく)の底に、馬毛・針金・竹・籐(とう)などの網、または絹・麻などの布帛(ふはく)を張ります。これを使用する際は、この網または布帛の上に穀物などの選別すべき顆粒をのせて振り、網目を通過するものと、しないものとに分けます。網目の粗いものをトオシ、細かいものをフルイと呼びます。

写真は角型の篩です。
木製で土・砂などに混じった石やゴミなどを篩う(ふるう)ために購入しました。




下の写真は、丸型の木製篩です。納屋の奥にありました。





マキタ充電クリーナー

2018年02月13日 | 田舎暮らしと道具

マキタ充電クリーナーCL141FDZW(本体のみ。バッテリ・充電器別売)




<追録:’19.9.19>

台風15号の影響で停電になり、スマホ充電で困っている人がたくさんいると思います。写真(上)ようなマキタの「リチウムイオンバッテリー14.4V/18V」とマキタの「USBアダプタ ADP05」があればでUSB機器が使えます。

BOSOの家では「掃除機」、「刈払機」、「丸ノコ」は14.4Vのバッテリーを使用しているので、ADP05を購入(送料込みで3,220円)すれば停電時にスマホに充電が可能です。

いざという時の投資ものど元を過ぎると・・・・。LEDワークライト付きなんてものもあります。


竹割器

2018年02月04日 | 田舎暮らしと道具
これは鋳物で出来た「竹割器」です。
竹を四等分に分ける道具です。4ツ割、6ツ割、8ツ割、10ツ割などがあります。

鋳物製の竹割器は衝撃に弱く脆いので金槌などで叩いたり、落としたりすると割れてしまうので取り扱いに注意が必要です。

鋳物製以外に鉄・鋼製のものもあり、こちらはハンマー等の工具を使用することができます。
今でもホームセンターや大きめの園芸店で販売されています。
ナタを使ってひとつづつ割っていくよりも竹割り器の威力は抜群です。
一番最初になるべく中心をとらえないと均等な幅にならないので注意です。
使い方は竹の先端を丈夫な所に充てて反対側の先に竹割器を両手でしっかり持ち、押し当てて割っていきます。
全長31.5cm、円のサイズ12cmです。

座敷箒(ざしきぼうき)

2018年01月22日 | 田舎暮らしと道具
座敷箒は室内用で、畳の座敷を掃除するために使用するものです。勿論フローリング床など畳でなくとも使用可能です。(それくらい誰でも知っているわ!と怒られそうですが。)

座敷箒の材料は、京都以西が棕櫚(シュロ)が一般的で、ホウキモロコシの箒は江戸独特のもので「江戸箒」などと呼ばれていました。
江戸箒は当たりが柔らかくてコシがあるので、力を入れなくてもササッと掃き出しやすいのが特徴です。
電気掃除機の普及と畳部屋の減少で、昔ながらの「ほおき」は使用されることは少なくなり、今では家にこの座敷箒があるという家庭は少ないと思います。
しかし、今でも愛用されている方もいて製造・販売されています。ホームセンターにも売っています。
東京都中央区京橋に「白木屋傳兵衛」という「江戸箒の老舗」がありますが、こちらの店は天保元(1830)年に銀座で創業。その後商人の街京橋に移り、江戸の終わりごろからこの箒を作り続けているそうです。
私の子供の頃はどの家でもこの箒を使っていました。
写真の箒は茨城県筑波郡大穂町(現在のつくば市)で生産されていた伝統工芸品の「ほうき」です。
箒に使われる「ほうきもろこし」(イネ科:一年草)の栽培も無農薬にこだわり、地元産の草を使用し、昔ながらの製法にこだわり一本一本手作りしているそうです。
ホウキモロコシの名の通り、ぱっと見た感じはトウモロコシ畑そっくり。4月に種をまくと、青い草からだんだん黄色くなって、最後には黒い実が稲みたいに垂れてきます。ただ、そこまで実が出てしまうと箒として使えないので、種まきから3ヵ月たった7月くらいに草(穂)を収穫してしまいます。ちなみに、現在国内でホウキモロコシを栽培する専業農家はほとんどなく、国産品は大変貴重です。
我が家には元々2本の座敷箒(長柄箒と手箒)がありましたが、ヨレヨレになっていました。

やはり昭和の家にはこの手箒が似合うと思い、昨年の8月に茂原市の「藻原寺(そうげんじ)がらくた骨董市&フリーマーケット」で購入しました。
「白木屋傳兵衛」の特上品(手箒)は10,000円以上するものもあり、おてがる箒でも4,500円しますが、私の買った物は製造者直売なので、かなりリーズナブルなお値段でした。因みに長柄箒には、54,000円もする物まであります。これをどんな人が買い、どのような場所の掃除に使うの気になりますね。
ほうきの値段は、ほうきの種類とほうき草の量、柄の長さなどで決まり、利用頻度にもよりますが、だいたい10年から15年は使えるそうです。

刈払機

2018年01月22日 | 田舎暮らしと道具
田舎暮らしの必需品の筆頭と言っても過言ではありません。毎年暖かくなってくるとあっという間に雑草が茂ってきます。広い面積を手で刈り取るのは容易ではなく、かなりの重労働などので刈払機はかかせません。
1年の内、半年は草刈に追われ、刈っても刈っても2週間もすれば元のように草が茂るため刈払機がないと身がもちません。

1号機として購入したマキタの充電式の刈払機。値段が高いことと、パワーが劣ることが難ですが、静音性が魅力で電動式と比べて扱いやすいのが特徴です。満充電しても約20分しか使用できず、充電時間は40分位かかります。

2号機はこちら。 ガソリンを動力とし、使用前にガソリンを補填して使用するタイプで、パワフルですが音が非常に大きく、住宅地には向きません。
我が家のご近所さんはみんさんこちらを使用しているので、マキタの刈払機が故障したので購入しました。充電の手間はかかりませんが、振動が凄く、長い時間使っていると作業後も体が震えるような感じがします。
作業をしていると色々なものに当たってキックバックしたり、石などが飛んだりするので大変危険です。夏でも長袖、長ズボン、長靴など完全防備で作業をするので暑さとの戦いです。今年こそは給湯器を設置してシャワーを使えるようにしたいと思います。