田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

冬の実:スキミア・リーベシアナ

2021年12月31日 | 花さんぽ・花めぐり

年末、断捨離をしました。

今月だけで、電子レンジ・トースター・洗濯機・パソコン(2台)・プリンター・外付けHD・ルーター・座布団などを処分しました。

座布団(5枚)は、粗大ごみで出すと1080円もかかるので、クリーンセンターに直接持ち込みました。

手数料と往復のガソリン代で締めて約350円。▲730円で済みました。ちょっとセコイかな?

暇人ならではのメリットです。 まだまだ色々あるのでそのうち処分します。

艶々した紅色の実が美しい「スキミア・リーベシアナ」(Skimmia reevesiana

ミカン科ミヤマシキ属の常緑低木 

日本原産の「ミヤマシキミ(深山樒)」がヨーロッパで園芸用に品種改良され、その一つが本種です。

花期:5月、晩秋から冬  果実の見頃は11~2月頃。

'210114 熟す前の果実

今年はこれにておしまいです。ご覧いただきありがとうございました。

また、来年もよろしくお願いします。

 


冬の花:島曙草

2021年12月30日 | 花さんぽ・花めぐり

ドジですねえ! 私のことです。

陶器の’お玉たて(置き)’が欠けたので捨てるのももったいないと、アロンアルファで接着。

取れないようにとたっぷり液を塗ったら、はみ出て親指と人差し指が接着されてしまいました。

慌てて取りましたが凄い接着力です。無理矢理剥がしましたが、剥がした跡が痛い!

'211221 つくば植物園多目的温

冬咲きのリンドウ「シマアケボノソウ(島曙草)」(Swertia makinoana

リンドウ科センブリ属の多年草。崖の壁面や明るい林床に生えます。

八重山諸島(西表島、石垣島)の固有種で絶滅危惧Ⅱ類(VU)

現地では、本種をはじめ多くの希少植物が開発や盗掘などで絶滅の危機に瀕しています。

花期(現地):1~2月頃。花は白色、内側に黒褐色の斑点が多数あります。

蕾がたくさんあるのでまだまだ咲きます。

’200915 根元から出る葉は対生し、広楕円形で大きい。草丈は、30~50㎝ほど

'060916 同じ仲間の「アケボノソウ(曙草)」花期:8月下旬~10月上旬


冬咲き寒葵

2021年12月29日 | 花さんぽ・花めぐり

カンアオイの仲間> 

マノスズクサ科カンアオイ属の多年草

徳川の家紋で有名な「フタバアオイ」の仲間で寒い時期に青々と茂ることから「寒葵」の名があります。

日本に50種以上もあり、なんとほとんどが日本固有種で、多くは絶滅の危機に瀕しています。

カンアオイ」や「クワイバカンアオイ」といった種は冬咲きで、葉に隠れるように地面すれすれに花をつけます。

花は赤紫や茶色で、まるでたて穴のような非常に不思議な姿をしています。(※つくば植物園HPから引用)

最も普通に見られる「カンアオイ(寒葵)」(Asarum nipponicum)別名:カントウカンアオイ(関東寒葵)

花弁はなく、萼しかないがこれが花(花径2cmほど)。花期:10~11月(花は5月頃まで残る)

斑入り株。カンアオイの仲間は個体によって葉も花もかなり異なるため、判別が難しい。

関東~東海地方に分布。全草に芳香あり。

クワイバカンアオイ(慈姑葉寒葵)」(Asarum kumageanum) 

屋久島固有種で絶滅危惧Ⅱ類(VU)

花期:11~3月。クワイの葉に似ることが和名の由来。

実際には変異が大きくクワイに似ているとは限らないそうです。

因みにこちらが「フタバアオイ(二葉葵、双葉葵)」花期:3~5月

葵紋は、この心形の葉三枚を円の中に並べた紋章です。

 


冬~春の花:金盞花

2021年12月28日 | 花さんぽ・花めぐり

24日から「アベノマスク」の在庫8千万枚を希望する自治体や個人への配布の受付を開始とのニュース。

全て廃棄すれは6,000万円かかるそうです。保管費も含め税金の無駄遣いだ。

ということで捨てるくらいなら貰っておこうと、昨日、配布希望申込み(立体型)をしました。

きっと高齢者施設などで希望が殺到し、抽選になるのでは?と予想しています。平型は残るかな?

だだ、郵送費など経費は一体いくらかかるのだろうか?

因みに以前頂いたアベノマスクは残念な記念品として保管しています。

’211210 寒さにもめげず、光沢のある鮮やかな黄色い花を咲かせています。

キンセンカ(金盞花)」(Calendula officinalis) 地中海沿岸原産

本来、C. officinalisの和名は「トウキンセンカ(唐金盞花)」で、元々のキンセンカは後述の「フユシラズ(冬知らず)」のことだそうです。

「盞」は盃のことで、花色と盃状に咲く花の形から「金盞花」と名づけられたそうです。

別名:カレンデュラ英名のポットマリーゴールド(Pot marigold)の名前でも流通しています。

キク科キンセンカ(カレンデュラ)属の一年草

最盛期は3月~5月、朝方に開花する一日花。12月から開花します。

'211108 シックな色合いの「カレンデュラ・コーヒークリーム

'210516 花弁の内側がクリーム色、裏側がアプリコット色で「コーヒークリーム」をイメージして名付けられたようです。

'200403 小型のキンセンカ「フユシラズ」(Calendula arvensis)(宿根草)

冬知らず」という名の通り、気温が低いうちからとてもよく咲きます。

花期:11月~5月。キンセンカよりも花が小さく、鮮黄色の花を次々に咲かせます。

’210523 「カレンデュラ・まどかシリーズ’レモンセミブレッド’

マイナス10度の耐寒性に加え、耐暑性も併せ持つ優れたカレンデュラ。花期:秋~初夏 多年草

’チョコクリームカップケーキ’ なんて品種もあるようです。

 

'220816<追録>

つくば植物園に展示されていた「トウキンセンカ

前述の園芸品種と違い、花径3㎝ほどの地味花でした。

 


ユーフォルビア・ユニスピナの一年

2021年12月27日 | 花さんぽ・花めぐり

珍奇植物の「エウフォルビア(ユーフォルビア)・ユニスピナ」(Euphorbia unispina)の一年を辿ってみました。

'211221 今、つくば植物園のサバンナ温室で奇妙な花が咲いています。

初見の時は、花が咲いているとは思わず、近づいてみると確かに花でした。赤褐色の小さな花。

トウダイグサ科トウダイグサ属の落葉低木(多肉植物) 

'210401 白い木質の茎で疎らに小さな棘があります。ユニークな形ですね。

原産地はベニン・カメルーン・ナイジェリア

'210525 新葉が茎頂に輪生し、開き始めました。葉先にも刺があります。

'210525 大きくなると分枝も進み、樹高は3~4mにもなるとか。

’190905 艶のある肉厚な葉を広げています。

'211212 葉がしな垂れ、蕾が開き始めました。

’211221 落葉し、花が咲いています。

’210206 長い間咲いています。なお、白い樹液は有毒です。

ポイソニー、ベネニフィカと共に「猛毒3兄弟」と言われそうです。