田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

今年も葉桜?

2019年02月26日 | 日々のあれこれ
毎年、松戸市の”常盤平さくら通り”を会場に開催される「常盤平さくらまつり」に合わせて友人達と「花見の会(宴)」を開催しています。(たまに会場を変えることも)


常盤平さくら通りは国交省の「日本の道100選」に選ばれており、首都圏でも有数の規模のさくらまつりです。

開催中は常盤平~五香の約2kmが歩行者天国となり、沿道には多くの露店が軒を並べ、満開の桜と屋台グルメを目当てに毎年数十万人の見物客で賑わいます。

今年の開催日は4月6日、7日に決定したとのことですが、我々の宴も「さくらまつり」に合わせ4月6日(土)に予定しています。


昨年の「さくらまつり」は、桜の花が完全に散ってしまい葉桜でした。(写真:昨年4/7)


花より団子の面々なので問題はありませんが、出来れば満開の木の下で花見をしたいものです。

さて、今年は?「さくら開花予報(2/21)」によると、「今年のさくらは、平年より早く咲く所が多くなりそうです。ただ、かなり早かった昨年よりは遅くなる見込みです。」とのこと。

果たしてどうなることやら?





似合わねぇ!

2019年02月25日 | 日々のあれこれ
昨日はいつものメンバー(6人)で単なる飲み会があって柏に出かけました。


いつもなら和風居酒屋が定番ですが、今回はなんと自家栽培野菜と自然派ワインにこだわった農園レストラン「table beet柏」を予約。


どちらかと言うと女子会向き・若者向きの店。駅から徒歩5分。店内は意外と広く、薄暗い照明、木目調のテーブルなど落ち着いた雰囲気です。

「table beet」が所有する自家農場では年間100種類以上の野菜を育てていて、その中から旬の野菜を朝採りして提供しているそうです。


2.5時間飲み放題付(5000円)のコース。
先ずはハートランド瓶ビールで乾杯。二杯目からは芋焼酎やワインなどを頂きました。因みに日本酒はなしです。
ちょっと店の雰囲気にそぐわない爺達でしたが、美味い酒と料理を堪能できました。
幹事のS.Nさん、ご苦労様でした。

久し振りに二次会(きんくら酒場 金の蔵)にも行き、酔っぱらって帰りました。


入院中?

2019年02月23日 | 余談ですが・・・。
スバル車のリコール(バブルスプリング折損のおそれ)で一昨日からマイカーが入院中です。

「リコールの案内」が来てからかなり月日が経って、やっと準備が整ったということで連絡がきました。

販売店での修理の場合はかなり先でないと予約がとれません。


群馬県の工場に陸送し、修理するのであれば21日から8日間で修理可能とのことなどでこちらにしました。

無償修理とはいえ、修理に最短で8日間。一応、代車も出しますということですが、今度は代車待ちになります。

仕方ないので代車は諦めました。

エンジンを着脱しての分解作業になるため、どうしても2週間程度かかる場合があるとのことです。

なお、スバルはバルブスプリング交換作業(国内外で41万台)を考慮すると費用は550億円に達し、これによってスバルの2019年度の営業利益が42%減となるそうです。

大変な損失です。色々な形でユーザーに跳ね返ってこなければよいのですが・・・・。

余談ですが、富士重工業(株)は、2017年4月1日付で、社名を「株式会社SUBARU」に変更したんですね。知らんかった!

たまには絵画鑑賞

2019年02月22日 | 日々のあれこれ
今日、パレット柏「柏市民ギャラリー」で開催されている「平山郁夫」展にあーちゃんと行ってきました。

平山郁夫-その輝き始めた原石-若き日の未公開作品を今だけここだけ限定公開」という企画展です。

平山さんに絵を習っていたという東京都の女性の遺族が、未公開作10点を含む計11点を所有。市教委が借り受けて専門家に鑑定を依頼し、20歳前後から30代後半の作品と確認されたそうです。


未公開とみられる作品の一つ「シルク・ロードの遺跡」を使用したポスター

「平山郁夫」さんは、戦後を代表する日本画家で日本美術院の理事長を永く務め、日本美術界のみならず世界の文化財保護にも力を注ぎました。

会場には24点展示されていましたが、なんといっても「シルクロードを行くキャラバン(東・太陽)」と「同(西・月)」の2枚の晩年の大作が感動的でした。平日なのにあまりに入場者が多いのに驚かされます。御同輩か?

弟が高校生の時、「平山郁夫」展をみるため、友達と静岡市から自転車でやってきたことを思い出します。今から40年以上前になります。
無事到着できるか心配していましたが、当時私が勤務してた会社(東京都千代田区)の表玄関に現れた時はほっとしたものです。

旧齋藤家住宅:松戸市

2019年02月22日 | 古民家っていいなぁ。(千葉県内)

昨日、松戸市紙敷にある「旧齋藤家住宅」を見学してきました。

見学するためには事前予約が必要なので前の日に予約しました。
駐車場はないので武蔵野線・北総線「東松戸駅」近くのコインパーキングに駐車し、歩いて行きました(約10分)

入口の薬医門?

主屋が平成29年(2017年)に国登録有形文化財(建造物)に登録されました。主屋は明治34年(1901年)築で、桁行7間×梁間4間半。右側の増築部分(客間、台所)は含まれません。

庭園は、竹林や梅、松などをはじめとする四季折々の植物であふれています。

旧齋藤邸は、主屋、離れ、竹林、竹工房などからなり、敷地面積約5,500㎡(約1,672坪)の古民家です。
当初は小作人を抱えて農業を営む家の所有でした。昭和39年(1964)に芝浦工業大学教授だった「故・齋藤雄三」氏が田舎暮らしをしたいとの希望で土地と建物入手。

その後、増築や庭の整備を行い、齋藤夫妻は昭和44年(1969)に当時住んでいた文京区から転居。雄三氏の死去にともない相続したトシさん(当時80)は、「この家と庭園を後々まで長く残してほしい」との雄三氏の言い残しがあり、平成10年(1998)に家屋および庭園の保存と自身の居住を条件に松戸市に寄付しました。そのトシさんも平成25年(2013)に亡くなられた。

今回は運よく管理人の方が案内をしてくれました。

主屋は寄棟造り、茅葺屋根の住宅で、紙敷地区の典型的な農家の建築様式を踏襲しつつ、随所に近代和風建築の要素が加わっています。

「土間玄関」。

茅葺き。管理人さんの話では、松戸市で唯一の茅葺職人(当時81歳)に差し茅をしてもらったとのことです。

床上部は四間取。西端の「式台玄関」から建物に入ります。一番奥が「オク」(8畳)、手前がナ「カノマ」(10畳)。

「サジキ」(12.5畳)。仏壇とガラスの引戸のある神棚があります。差鴨居はどれも大きな材が使われています。

土間の上は直材の梁を井桁に組み、天井が張られています。

土間。板張りされているのでここからは出入りできません。

2本ある大黒柱は、約40センチ角で大変立派なものです。

「オク」の平書院。組子障子・欄間

「カッテ」

西側の縁。杉丸太の「縁桁」。突き当たりが「便所」。

切れ目縁(建物に対して直角に板を並べる形式)。

「離れ」(茅葺屋根)にも入れて頂きましたが、こちらはかなり痛みが進んでいて、特筆すべきことはありません。

主屋の裏側には広大な孟宗竹林が広がっており、竹紙(ちくし)工房(元蔵)では、庭園の竹を利用した竹紙作りを(紙漉き)体験できます。

東側の隣地境界にこんな大きなケヤキの木が数本ありました。ところが伐採されて、隣地はアパートになるとか。建物と周囲の構成(景観)はセットなのでまことに残念です。

駅に近く、都心や成田空港へのアクセスが容易であることからどんどん市街化が進んでいます。

26日(火)からは色鮮やかな「吊るし雛」の展示が始まりますので是非訪れてみて下さい。(利用可能日は平日のみ。土、日、祝祭日は不可。最終入場は15:30)

齋藤邸+α

齋藤邸に向かう途中、少し手前に「長屋門」(湯浅家)がありました。

長屋門の西側。窓や雨戸があるので使用人等の居住スペースだったのかな?

内扉は板戸内開きで、戸口の脇に「潜戸」(左側)があります。

板戸の釘隠し(饅頭金物又は乳金物)