田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

980円也!

2019年01月25日 | 日々のあれこれ
先日(火)のこと。
いつも行っている「理容店」が休みとは思いもせず出かけました。店に着くとシャッターが下りているではありませんか。臨時休業か?

月曜日は定休日ですが、火曜日が休みとは露知らず、近くの店2軒も訪ねるとこちらも休みでした。
現役の時は土日に行っていたので気にもしていませんでした。そういえば鏡の前にカレンダーがあり、休みの日に印がしてあって、月曜日以外にも休みがあったような気がします。

組合加盟店(千葉県理容生活衛生同業組合)では、連休は月二回。第2第3の月曜日が、月曜火曜と連休のようなので、この3店は全て組合加盟店なのかも知れません?

どうしても今日でなければならないと言う訳ではないので、帰宅しようとすると、カット専門店の1.080円の看板が目に留まりました。

10年以上前に1800円の「カット専門店」に行ったことが1回だけあります。
カットの仕方が雑で、切った髪の毛をきちっと取り払って(処理)くれず、背中がチクチクした記憶があります。
それからというもの2度目はありませんでした。

2か月に1度にして、出来るだけ安い店でフルコースでやってもらえばそこそこ節約できます。(以前のblogに書きました)

年金生活ゆえ、たまには「カット専門店」でもいいかと入店しました。
他には客がおらず、直ぐに席に座ると、目の前に「60歳以上は申し出て頂ければ980円です」とのありがたい張り紙がありました。
いつもは3,300円 → 今回は980円。1/3弱の料金。

仕上がりはあまり期待はしていませんでしたが、「お値段以上」ではありました。
これまでの悪しきイメージとは少し違っていて、昔のようなことはありませんでした。
あーちゃんには、短くなっただけで整っていないようだと言われてしまいましたが・・・。

毎回、利用(理容)しようとは思いませんが、たまには利用しようかなと考えています。


真冬でも(;'∀')ダクダク!

2019年01月24日 | 昭和の杜で田舎暮らし
この時期、強風が吹くと「杉」や「檜」などが強風に煽られ、道路などに落ち葉が大量に舞い散ります。

道路が落ち葉で汚れていると見苦しく、ご近所さんにも申し訳ないので、今回はこの落ち葉の清掃作業です。
敷地内の物も集めて取り敢えず集積します。
また、ロゼット状で越年してるしぶとい雑草は春になり暖かくなると一気に大きくなるので、今のうちに少しでもと除草しました。
久し振りに同行(1月20日~21日)してくれたあーちゃんは室内の掃除、整理を担当。落葉集めも。

少し作業をしてから、昼食は長生村の「聖徳(しょうとく)」に行きました。

今回は二人なのでダイニングではなく、勝手に和室に座り、あーちゃんは「聖徳ラーメン(700円)」、私は「肉ニラ炒め定食(900円)」を注文。

ボリューム満点で大変満足でした。一人で食べていた方は会計が1,300円だったので、もしや「牛すじハンバーグ定食」だったのかも?
凄いボリュームでしたと満腹の様子でした。

床の間には、若い頃ご主人が描かれた「中瀬大橋」(長生村)の絵などが飾ってありました。

食後、我が家に戻り、夕方まで作業を続け、暗くなってきたのでこの日の作業を終えました。


翌日は快晴。今日も杉の葉集めと草取り、更には草刈、道路掃除と頑張り、(;'∀')ダクダク!でした。
何とか作業を終え、近所さんから「綺麗になったね!」とお褒めの言葉を頂き、苺まで頂きました。


この様な状態だと木が折れたり、枯れたりするので、早く何とかしなければと思いつつ、今日も終わってしまいました。
「竹伐り隊」また来ないかなぁ?
この日は節約して一般道だけで帰宅しました。

あまりblogネタもないのでこれくらいにしておきます。


流山本町「まち歩き」:流山市

2019年01月19日 | 日々のあれこれ

先月10日(月)、流山市本町(ほんちょう)の「国登録有形文化財(建造物)」を中心にまち歩きをしてきました。

月曜日で休館している建物が多く、中に入ることは出来ませんでした

※blog 12/11UP「新川屋店舗など:流山市」(古民家っていいなぁ)

昨日(1/18)、改めて流山を訪れました。

左側が「市立図書館」、右側が「市立博物館

今回は1月12日(土)~3月17日(日)まで「市立博物館」で開催されている企画展「ちょっと昔のくらし」と常設展(流山の歴史や新選組の資料などを展示)の見学と併せて、かみさんと二人で流山本町のまち歩きをして来ました。

小学3年生の学習用(社会科)に、判り易く展示・解説されています。

BOSOの我が家にも幾つか残っていますが、昭和レトロの古民具が懐かしいですね。

流山は江戸川沿いに位置することから江戸時代から明治大正にかけて商業の中心地として栄えていました。(右側の赤点が現存する「呉服新川屋」)

市立博物館」(左2つの青点と右の赤点:流山市加1-1225-6)は、元々「駿河の国、田中藩本田家(現藤枝市)」の屋敷があった場所。

明治時代に「葛飾県庁」、「印旛県庁」が置かれた場所でもあります。

※葛飾郡田中村(現柏市)の名は、田中藩の「飛領地」だったことに由来しているそうです。

左は昭和33年に分譲・入居した「江戸川台団地」の居間を復元。右側には「運河」などの歴史が展示されています。

この居間に夫婦と子供2人と奥の部屋に祖父母計6人が布団を敷いて寝ていました。

常設展「白みりん発祥の地」のコーナーには、みりんに関する数多くの展示品が並び、みりんの歴史について学ぶことが出来ます。醸造用の樽がバカデカい!

明治・大正の鉄道建設。左下が流山軽便鉄道(現流鉄)、右下が日本鉄道土浦線(現JR常磐線)、中央が県営鉄道野田線(現東武アーバンパークライン)

こんなものもありました。私が小学生の頃の給食。(コッペパン、マーガリン、膜が張っていた脱脂粉乳、クジラの竜田揚げ)

流鉄流山線は6駅、営業キロ程5.7キロ、所要時間11分の鉄道で1916年(大正5年)3月14日に開業。

都心から一番近いローカル線」がキャッチフレーズの鉄道。

 

その中でも流山駅は終点の駅で昭和12年に改築されてはいるものの開業当時のものです。

1916年に開業し、今年で103年目を迎えました。

東京近郊にありながらローカル色のある駅」ということで、1998年に「関東の駅百選」に選ばれています。

流山駅には車庫があり、電車は1編成ごとに「流星」 「さくら」 「あかぎ」 「若葉」 「なの花」と愛称が付けられています。

停車している「さくら」は「流馬」を塗り替えたものです。

これらの車両は西武鉄道で使用されていたもので昭和53年より順次購入し、編成毎に車体色を変えています。

Suicaなどの電子マネーは利用できないので券売機で昔懐かしい硬券切符を買う必要があります。

券売機の間のポスターは流鉄の新キャラ「流之進(りゅうのしん)」です。

平成17年につくばエクスプレス(TX)流山セントラルパーク駅が開業し、乗降客が半減。

大変苦しい経営状況で、ワンマン運転にして経営努力したり、観光に力を入れて集客に努めているそうです。

流山駅前の「流山本町 江戸回廊MAP」。紙のマップを頼りにまち歩きスタート。

あかり館@雑貨 konocono(このこの)」。

日本三大和紙”美濃和紙”を使った和紙照明・手づくり雑貨・生活雑貨・お菓子の店。

築90年近くなる乾物屋だった古民家(商家)を改装した店舗。

美濃和紙で作られたやさしい照明がたくさん並んでいます

新松戸から移転し、現在地で平成17年10月1日にリニューアルOPEN。

美濃和紙のあかりが大変美しく、和の空間づくりにはもってこいの照明です。

あかりは、好きな材質や絵柄の和紙を選び、注文から1週間ほどでオーダーメイドできるそうです。

一階では当時のままの商品棚や桐たんすなどを活用し、手づくり雑貨、食器や、自家製酵母のパンなどを販売しています。

二階にも様々な色や形の美しい明かりが沢山展示・販売されています。今度、奮発して1つ購入しようかな?

書道やヨガ、マクロビオティックや手づくりのワークショップも不定期で開催しているそうです。

「飯田信義」さん作の「切り絵」も数点展示されていました。


呉服「ましや」の土蔵は、土蔵造りの様式を今に伝える建造物(市指定有形文化財)。

1,859年創業の呉服屋で、土蔵は何度か改造や修理を受けているが、正面土扉や窓の土戸は当初のままの形態を保っており、明治期の土蔵造りの様式を随所に残す貴重な建造物となっています。

呉服新川屋」(国登録有形文化財)。前回(12/11)の記事をご覧下さい。

蔵のカフェ+ギャラリー灯環(とわ)」。

明治時代の『笹屋土蔵』(国登録有形文化財)の蔵を改装。

店の入り口。移築後100年以上経つ土蔵がカフェに生まれ変わりました。

二階の重厚な窓。

1階は珈琲の香りが漂う癒しの空間です。

2階のギャラリーでは多彩なイベントを不定期で開催しているそうです。

2階上部の重厚な梁には「明治三拾壱年四月廿二日(明治31年4月22日)田上岩吉 建立」と異様な大きさで墨書されています。

通常は「棟札」程度ですが、なぜこんなに大きく書いたのでしょう?

注文した「ほっこり♥みりんdeスィートポテト(ドリンク付き:880円)」。

オーブンで焼いたさつま芋にバニラアイス。煮切りみりんのシロップがかけてあります。

コーヒーカップは笠間・益子焼きなど店主のコレクションで、一人ずつ違うカップで提供しているとのこと。

丁子屋」。足袋屋だった大正12年築の町家造りの建物を改装。

当時の屋号「丁子屋」を店名にしたフレンチ・イタリアンのレストラン。

Aランチ(2,130円)~Cランチ(3,780円)。いつか特別な日に利用したいと思います。

万華鏡ギャラリー 寺田園茶舗 見世蔵

1890年に建築された土蔵「寺田園茶舗」(国登録有形文化財

明治22年に建てられた蔵の中には、世界的万華鏡作家の作品がずらり。

世界で活躍している流山在住の万華鏡作家「中里保子」さんの作品も展示しています。

観光案内や伝統文化の講習会なども開催しており、お茶の葉や地域のお土産なども販売しているそうです。

神棚。お茶屋さんとして明治時代に開業、その後倉庫となっていたものを町おこしプロジェクトでギャラリーにしたそうです。

幾つか「万華鏡」を覗かせて頂きましたが、これまでの万華鏡のイメージを覆す素晴らしい世界が広がります。

近藤勇陣屋跡」。近藤勇率いる新選組が本陣を置いたと言われる醸造元「長岡屋」の跡地。

machimin(まちみん)」は、おばあちゃんちの縁側をコンセプトにした“コミュニティスペース 兼 観光案内所” 

流山駅の元タクシー車庫を改装し、2018年4月にオープン。

歴史は200年以上もある白みりんの発祥地だからこそのお土産をつくる菓子製造工房もあり、ここでしか買えない「みりんのマシュマロ」や「みりんのキャラメルクリームパン」を販売しているそうです。

毎日、当番を決めず、都合の良い人がボランティアで詰めていて、総勢50~60人で運営しているそうです。 

電車のホームとつながっている窓から見える「カラフルな電車」を楽しむ観光名所として、まち歩きの良い情報を得る案内所または休憩所として、流山ならではのお土産を買う場所として、電車の待合スペースとして誰でも利用することができるとのこと。

machiminは“まちをみんなでつくる”から命名。観光に来た人など多世代の多様な人々が集う場所になることを目指し、いろんな視点でまちを見て盛り上げていけるハブ拠点として存在しているとのこと。

一茶双樹記念館

安政年間(19世紀中頃)みりん醸造で財をなした秋元家の建物を復元し、往時を偲ばせる主庭を中心に商家を再現。

双樹亭」は、現在地に隣接する広大な秋元家の敷地の北側ほぼ中央に建っていた木造平屋建、寄棟造瓦葺の新座敷と呼ばれた建物。

枯山水の庭園

おくの間、なかの間、ちゃの間の3室が東西に並ぶ座敷。

3面を下屋廊下が囲む、開放的なつくり。

おくの間の「付書院」

おくの間の「床の間」を背にして座して見た庭園

双樹亭」のおくの間。掛け軸の文字「天晴(あっぱれ)」。

流山白みりんの2大ブランドが「万上味醂(堀切家)」と「天晴味醂」で、「天晴味醂」を開発したのが秋元本家です。

みりん関係資料等を展示する「秋元本家」と、

茶会・句会等に利用できる「一茶庵」(写真)で構成されています。

俳人「小林一茶」は、みりん醸造創設者の一人「秋元三左衛門」(俳号双樹)と交友があることから、この地を第二のふるさととして数十回来訪しました。入館料:100円(大人)

漸く点灯している「切り絵行灯」を見ることが出来ました。現在、100基近くの行灯が設置されているそうです。

この行灯の切り絵は「あかり館@雑貨 konocono」の2階に展示されていた切り絵と同じ作者の「飯田信義」さんで、本体の設計・製作は「長谷部年春」さん。材料費は依頼者が負担し、製作はお二人がボランティアで行っているとのことです。

長くなりました。最後までお読みいただきありがとうございます。

「流山、知れば知るほど歴史のある”興味深いまち”です。」 是非、訪れてみて下さい。


柏の鉄道・今むかし:柏市

2019年01月15日 | 日々のあれこれ

今日は「パレット柏」の「柏市民ギャラリー」で開催されている写真展「柏の鉄道・今むかし」を見に行って来ました。

市内には鉄道路線が3本(JR常磐線、東武アーバンパークライン、TX)、駅が11駅があります。

写真展ではこれらの駅の昔の様子と現在を83枚のパネルで判り易く紹介しています。

柏駅東口から「柏二番街商店街」を通り、5分の「パレット柏」へ。

柏市文化・交流複合施設「パレット柏」は、「DayOneタワー」の3階にある市の公共施設(平成28年5月開館)

「市民交流センター」、「市民ギャラリー」、「国際交流センター」、「男女共同参画センター」、「市民活動サポートセンター」の5つの施設の複合施設。

写真展「柏の鉄道・今むかし」は鉄道と共に発展してきた柏市を振り返り、柏らしさを感じてもらおうと企画されたそうです。

ギャラリーは”撮影禁止”なので、中の様子は言葉でしか伝えられませんが興味深い内容でした。

明治29年に日本鉄道土浦線(現常磐線)田端~土浦が開通し、柏駅開設。

明治44年「県営軽便鉄道(現東武アーバンパークライン)」柏~野田間開通。

昭和初期に柏駅を出る蒸気機関車。昭和36年の柏駅。平成10年の担ぎ屋さん。などなど。

「DayOneタワー」は「柏駅東口D街区第一地区第一種市街地再開発事業」でできた超高層建物。

2016年5月に低層階の商業施設がオープン。

4~27階が集合住宅(ライオンズタワー柏:総戸数:265戸)

道路を挟んで「DayOneスクエア」があり、こちらも低層階が商業施設。

「DayOneスクエア」の一階は「マルエツ」で、上層階(2~6階、屋上)は駐車場。

2棟とも、壁面には「カシワの葉」がデザインされています。

「DayOneスクエア」の一階には、話題の「いきなりステーキ」や「大阪王将」なども。

また、同じ1階に「JAちば東葛のアンテナショップ・daichi(大地)」が。

農畜産物加工品販売の他、イートインスペースがあり、手作りスムージー、スープ、サンドウイッチなども販売しています。

疲れたのでちょこっとこちらで休憩。

「コーヒー」と「ちょっとドック」各200円。とてもリーズナブルです。

帰りは旧丸井柏店を改装した商業施設「柏モディ」の前を通り、「柏インフォメーションセンター」に立寄り、柏駅南口から帰りました。

「柏モディ」は2016年9月末に閉店したそごう柏店に代わる駅東口の集客の目玉施設。

帰路の途中、「柏高島屋」前の歩道にカラーのマンホール蓋がありました。

最近、ひそかなブームとなっているマンホール蓋。カラーの蓋は中々見かけません。

中央にカシワの実、周囲には市奨励花木に指定された「サザンカ」がデザインされています。

良く見かけるタイプのマンホール蓋↑。

市の木:カシワ:市の鳥:オナガ、市の花:カタクリ、周囲には市の花:シバザクラ。 中央は柏市の市章。


トネリコカフェ:柏たなか

2019年01月14日 | お気に入りのお店(BOSO以外)


つくばエクスプレス(TX)「柏たなか駅」
昨年の12/19(水)、「柏たなか駅」から徒歩約12分の「トネリコ カフェ(Tonerico Cafe)」に行ったら定休日。

そのことを12/23のblog「柏たなかエリアの散歩:柏市」にアップしました。
カフェに行くことが目的ではなく、散歩が目的でしたので営業していれば寄ってみるつもりでした。


そこで、今回はネットで定休日(水曜日及び第1・3・5月曜日)を確認してから「トネリコ カフェ」を目的に出かけました。

今日は第2月曜日(祝)なので営業日。このカフェは2017年にオープンした一軒家カフェでご自宅の1階で営業しています。

オシャレで、落ち着いた空間。小物まで店主のセンスとこだわりが感じられます。

客がリラックスできるよう未就学児の入店は遠慮していただいているとのこと。

窓から広がる風景。「TX」や「常磐自動車道」とともに、雄大な利根川の田園風景が楽しめます。

使用している食器の殆どが奥様の作品とのこと。

壁の照明とタペストリーもお洒落。

おすすめは、厳選した食材を使用し、すべて手作りと言う「キッシュ」と「パスタ」です。ランチはこの2つ。パスタは3種類の中から選べます。

私は「キッシュプレート(サラダ、小鉢、自家製パン、蕪のスープ、キッシュ、コーヒー)」を注文。

コーヒーの器も奥様の作品のようです。

あーちゃんは「パスタセット(サラダ、小鉢、自家製パン、パスタ、紅茶)」にしました。

伝票をアルマイト加工の洗濯バサミで挟んで、金額が見えないように丸めています。
玄関左にオープンテラスがあり、ペットはこちらのみとのこと。

今日は天気が良かったので常磐道(左)の先に「筑波山」がはっきり見えます。

カフェ入口前では、利根川遊水地(田園地帯)を眼下に見下ろす眺望に恵まれた場所に「1号近隣公園」の整備工事が進められています。

【追録】 上記の「1号近隣公園」は公園名を「柏たなか北公園」(約1ha)とし、'19.7に一般公開されました。

(撮影:'19.12.31)