みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やん柚子を搾らず、手伝わず。

2019-11-11 05:29:00 | 日記
今朝は私の身体が筋肉痛です。昨日、6時間も場の悪いユズの畑を上下へ歩行し、古木を切り倒すのにチェンソーを使ったからです。
昨日、梅やんはいつもの様に朝食を食べました。セツ姉一家とその友だちの森さんが9時にやってきてユズ搾りをしました。去年までの梅やんはユズ取りを手伝いましたが、今年は手伝おうとしません。
食卓に座ったままでした。昼食時も皆と話をしませんでした。2日間は安定剤を飲ましていませんから、認知症の薬をやめているから脳の活力が低下しているのかも知れません。
家の裏は県道が通っています。この道は剣山方面奥槍戸まで続き、途中から剣山スーパー林道となってカシドマルや高城山を経て神山へ行くことが出来ます。川成峠から木屋平へ下れば剣山見の越峠を越えて祖谷山へ行くこともできます。西祖谷のかずら橋まで3時間くらいです。
かつて、梅やんとリキさんはこの道を通る観光客に路上で柚子を販売して、2〜3万円の売り上げをしていました。無農薬で実生の柚子は味が良くて人気がありました。が、とうとう今年は路上に出ることもしようとしませんでした。
このユズの木は67年生の古木です。今年は実が少ないので高い所の実を取るために3本の古木を切り倒しました。見通しが良くなり対岸の山の紅葉が鮮やかに見える様になりました。
柚子を搾り終えて帰るセツ姉たち。
見送る梅やんです。
昨夜の梅やんは、また、「平井のツネヤンは生きとるのか?」と何度も何度も聞いてきました。私は、もう同級生は小川のヒデヤンが徳島市に居るだけであろう、お母さんは90歳超えたのだから、同級生がおらんようになるのは当たり前だと言うてあげました。「死んだら出る保険をかけとったのう」と梅やんは言いました。この記憶は確かです。
夜にエミちゃんから電話がかかりました。12月14日、徳島市のいつもの店で同窓会をしますとの事。そういえば、寺岡君は17歳、中山君は50代でなかったか、浅田君は65歳、男の子が3人少なくなりました。
それでは今日はこの辺で、今日の梅やんの予定はデイサービスです。