みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 ユズ玉を拭く作業

2019-11-21 07:15:00 | 日記
昨日、梅やんはデイサービスを休み、ゆずしぼりの作業を手伝いました。


3〜4時間かけて柚子の玉をきれいに拭き取りました。さる10日には梅やんの体調不良で手伝いませんでしたが、今回は元気で手伝いをしてくれました。昨日は8升の柚酢が出来あがりました。
梅やんの話を聞いていると、死んだ人の事ばかり聞いてきます。私は次のように言います。お母さんの介護のために来ているのだから、3食作るのと夜の見守りとはしてあげるけれど、あなたが忘れている事の全てを答える事は出来ません。認知症の病気で忘れてしまった事を私に聞かないでおくれ、私がたまらんわ、と。
それでも、長男シゲの事は覚えていて、「あの子は良い子だった。お前とは違う。」と言います。


梅やんの長男シゲ、校舎の横で
柚子搾りの作業は午前10時から夕方5時半までかかりました。梅やんの話を聞き流ししながら。


夕食は八宝菜にしました。昨夜の梅やんは、作業に疲れたのか風呂に入らずに寝ました。
このところ紙オムツと紙パンツがうまく対応できて尿失禁の失敗はありません。
今日はデイサービスです。それでは今日はこの辺で。