みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 ユズを搾れない梅やん

2020-11-16 19:03:00 | 日記
昨日は終日、私は取っておいたユズ玉を拭き、搾る作業をしました。昼食は四季美谷温泉で鶏の唐揚げ定食にしました。若い人達が大勢食べに来ておりました。



4時過ぎにデイサービスの送りで梅やんが帰ってきました。車は社協の男性職員が運転して来てくれました。今朝届けてくれた紙パンツ1ケース分の代金3500円を支払いました。在宅介護の補助があるので割安です。



帰宅した梅やんに手を洗わせてからユズ玉を絞る機械を使わせてみましたが、絞り方を忘れており、続けようとしません。認知症になっても数年はこの木製の絞り機の取り扱いを覚えていたのですが、今年は全くダメでした。




夕食は四季美谷温泉のカレーライス。鹿肉入りの袋詰めで店仕舞いするので先日いただいたものです。受付のイモトさんが「おばあさんにもあげて」と言ってくれました。


91歳の梅やんは四季美谷温泉の鹿肉カレーを美味しいと言いながら食べました。四季美谷温泉は現在地にリニューアルオープンしたのが平成15年だったと思います。実家の近くなのでずいぶんお世話になりました。温泉は29日までです。
今朝は4時30分、梅やんが私がいる部屋の戸を開けて、「トイレはどこぞ、分からん」と聞きに来ました。
今日も梅やんはデイサービス、私は早く出て吉野川市鴨島までいて来ます。それでは今日はこの辺で。






みなみの梅やん介護日誌 しろばんば

2020-11-16 04:41:00 | 日記
昨日の朝、梅やんはズボン下まで尿で濡れた状態でした。それを洗濯します。途中で水が不足して洗濯機が止まっていました。トイレに行くたびに水を流すし、台所の水道蛇口を閉めないからタンクが空になるのです。休みで一日中家に居るとこのようになります。

関東では「しろばんば」という虫が木沢にも飛んでいます。父は「おいのこさん」と呼んでいました。秋から冬になる季節にこの虫が飛び交います。神さんの使いだと聞いたような気がします。「しろばんば」は井上靖作の小説の題名です。


私がユズを取っていると、梅やんも地下足袋を履き、麦わら帽子をかぶり、カゴを腰につけて畑に来ようとしていましたが、危ないからやめさしました。それで時々出て来ては私の作業を見ていました。山羊たちも近くに来て草を食べておりました。車が止まりヤギの写真を撮って去って行きます。


時計が5時を指す時、役場の放送から音楽が流れます。私は四季美谷温泉で風呂に入りました。


温泉は入浴客で混んでおりました。この温泉は今月29日でお終いです。


夕食は牛丼です。
梅やんは無事に寝ました。
今日は月曜日です。梅やんはデイサービスへ行きます。私はユズを搾る作業です。
それでは今日はこの辺で。