みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 2本の電話

2021-10-12 03:17:00 | 日記


昨日、私は半日の作業で畳の上にマットとゴザを敷いて車椅子用の通路を設けました。ベッドを一時上げて敷いてあったゴザを敷き直す必要があったので、裏山の現場に置いてある林業油圧式ジャッキを取りに行き、それを用いて1人で作業を終えることができました。




あり合わせものなのでお金を掛けずにできました。


外から見ると写真のような簡易の車椅子専用通路です。
さあ、これからこの通路が梅やんのリハビリの役に立つでしょう。月に2回ほど在宅生活を組み入れて車椅子での生活と脳のアルツハイマー認知症のリハビリをやってみましょう。何よりも褥瘡の予防になるでしょう。


5月に梅やんのために買いおいたばかりのカミパンツが段ボールに一箱分余って不要になったので、フミ叔母宅へ持って行き使ってもらうことにしました。梅やんはバルーンカテーテルという管を膀胱まで入れて袋をつっておるのでパンツ式の紙おむつは履かせることができません。
代わりに、渓谷荘の主人が釣ってくれたという鮎をいただいてきました。酢漬けにして食べると美味しいです。
夕方、私の携帯に病院の介護士さんから電話がかかり、梅やんの歯ブラシとスポンジブラシを届けるようにとのことでした。忘れていました。早速、セツ姉に電話して病院へ持っていってもらいました。
もう一つ、ケアマネジャーのハヤカワさんから電話がかかってきました。先日訪問していただいた那賀町の特養ホームはダメでしたとのことです。次に日和佐の施設に頼んでみます、宜しいかと。ああ、海部郡か、ウミガメが来る町だなあ!そこはいけそうだとのことです。梅やんは三好市池田町から県南までいろんな施設を利用することになるなあ!


木沢と日和佐は案外近いのです。車で50分余りです。今から44年前に日和佐の赤松で出稼ぎの林業に泊まり込んでいたリキさん梅やん夫婦の引き上げの荷物と共に迎えに車で行ったことを思い出しました。しばらく日和佐へ通うことになるかも知れません。



今朝方5時半に奥へ入った救急車が1時間半経って今、下へ出ました。誰だろう、岩倉辺りの人だろうか?どうか、ご無事でありますように!

それでは今日はこの辺で。