みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 駐車場で口腔ケア

2021-10-19 05:12:00 | 日記


昨日の朝、梅やんは徳島県海部郡美波町日和佐の特別養護老人ホームに向かいました。徳島市の病院へはセツ姉と私が迎えに行きました。梅やんは若い看護師に車椅子を押してもらって元気そうに病院の玄関まで出て来ました。43000円の会計の支払いを済ませて、薬局で在宅用の高栄養流動食のパックを20食分注文して、9時半に私の車は出発しました。セツ姉は病院前で見送りです。
正午前にケアマネージャーのハヤカワさんから心配して電話がありました。予定より施設への到着が遅くなったからです。
そのわけは、途中の小松島で薬局のスーパーに立ち寄り、梅やんの口腔ケアと吸引をしてあげたからです。私の車には吸引器とジェルなどがあるのです。梅やんの顔は目脂がつき、常時開けている口から発酵しかかった臭いが出ており、口の中には黄色い痰のような物が付着しており、このまま新しい施設に連れて行くわけには行かないからです。それで少々の時間を費やしました。


この特別養護老人ホームは日和佐川の近くにあるためでしょうか、津波対策で1階は駐車場にしてあり、2階に事務室などがあり、居室は上層階に有ります。
梅やんは目をしっかり開けてキョロキョロしておりましたが、元気に居室に入って行きました。
施設側の説明によると、特養ホームなので夜間の痰の吸引は、看護師が居らずしていない、とのことでした。口腔ケアはしっかりやるので、この状態でならば昼間の吸引だけでいけるかもしれない、とのことでしばらく経過観察でおいてもらうことに致しました。ショートステイです。
頻繁に喀痰吸引が必要な人は医療的な施設へ転院してもらうそうです。近くにある牟岐の県立病院は特養ホームで熱が出たくらいでは入院させてはくれません、とのことでした。と言うわけで、難しければ在宅で私がみて対応すると話しておきました。午後1時半に私は施設を出て、薬王寺の近くのうどん屋でご飯を食べました。


とうとう県南の薬王寺まで来ました。


日和佐城です。


日和佐の赤松のカーブで車同士の衝突事故があり、運転手が救急車で運ばれて行きました。常に交通安全第一です。


木沢の実家までは55分くらいです。梅やんの普段着の上着やズボンもいると言うのでひとカバン持って、次回届けます。
ヤギも元気で草を食べていました。


カシドマルは相変わらずの良い眺めです。


紅葉はまだです。


蔭盤のチイ叔母宅へ藍住の森さんから頂いた鳴門金時芋を届けました。代わりに私は柿をいただきました。


土須峠で暗くなり始めました。


神山、藍住方面の秋の夕暮れです。
私は午後7時過ぎに三好市井川町の自宅に帰りました。国道193号線の山道経由では日和佐から93キロくらいでしょう。これから何回か日和佐まで通うことになるでしょう。
それでは今日はこの辺で。