みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やんの個別機能訓練計画書

2021-11-19 06:16:00 | 日記


黒滝寺がある阿津江の山。梅やんくは檀家です。


沢谷の清流。


紅葉している樹々。通学路があり、梅やんが子どもの頃に通った沢谷小学校はこの山の上に有りました。
昨日、私はフミ叔母の畑の梯子を直しに行って来ました。老朽化していたので新しい焼き丸太で補強して今後も数年間は持つようになりました。
帰りに風景を写真に収めました。昔のままの景色が残っている山間地域です。しかし、住む人々はまさに今この地域から消えようとしています。梅やんもその1人です。
梅やんがショートステイしている日和佐の特養ホームから個別機能訓練計画書が送られてきました。
年齢92歳、ショート入所日10月18日、疾患名は右視床出血後遺症、左半身麻痺、認知症、心房細動、高血圧、慢性心不全。
日常生活動作ADLの状況は、起居→全介助、移乗→全介助、移動→全介助、食事方法→経管栄養、全介助、
歯→自歯、嚥下状態→不良、排泄→オムツ、カテーテル、パット、尿意→無し、便意→無し、全介助、入浴→特殊浴槽、全介助、更衣→全介助、整容→全介助、コミニケーション→認知症Ⅳ、意思伝達不可能、理解不可能、言語不明瞭、視力→普通、聴力→大きい声が聞こえる。
プログラム→健康体操、嚥下体操、ポジショニング、体位交換、日中の離床、関節可動域訓練。
リスク管理→カテーテル胃管チューブの自己抜去、バイタルサインに注意、褥瘡関節拘縮の予防。
目標→体調に合わせて離床活動を行う。
92歳まで長生きをしてきた梅やんの一生は、今はこのような状態です。こうした情報をケアマネジャーや介護人家族、診療所医療機関が共有しながら実家療法の在宅療養を続けてまいります。


梅やんは22日には帰宅します。それまでヤギたちが家の周囲の草を刈りながら留守番をして居ります。


家の周囲は道路の擁壁と柵で囲まれて外敵の侵入は有りません。


神山の峠を登る道で3匹のシカに出会いました。


車のフロントガラス越しに写しました。


晩秋の峠道にて。
それでは今日はこの辺で。