みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 地域連携

2021-10-14 10:41:00 | 日記
昨日は、梅やんが入院中の徳島市の病院まで県南の日和佐の施設から相談員さんが面会に来てくださって、私も出向いていきました。


何とかやってみましょう、ということでしたが、夕方帰ってから正式に連絡があり、ケアマネジャーさんから18日から月末まで短期入所できるとお話がありました。


地図を見ると薬王寺の近くで日和佐川が流れています。4階建ての建物です。


それで今月18日午前9時に病院まで迎えに行き、1時間半ほどマイカーで走ってお昼前に日和佐の施設に入所となります。合わせて11月のケアプラン予定は2回在宅介護の期間を設けて、ショートステイを2回組み入れる予定です。
お盆から退院に向けて準備して、医療的な介護処置を家族の私が訓練をして、引き受けてくれる施設を探し、在宅介護の住環境を整えてやっと退院の目処が経ちました。地域連携での包括ケアというのでしょうか。ほっとひと息つきました。
それでは今日はこの辺で。





みなみの梅やん介護日誌 2本の電話

2021-10-12 03:17:00 | 日記


昨日、私は半日の作業で畳の上にマットとゴザを敷いて車椅子用の通路を設けました。ベッドを一時上げて敷いてあったゴザを敷き直す必要があったので、裏山の現場に置いてある林業油圧式ジャッキを取りに行き、それを用いて1人で作業を終えることができました。




あり合わせものなのでお金を掛けずにできました。


外から見ると写真のような簡易の車椅子専用通路です。
さあ、これからこの通路が梅やんのリハビリの役に立つでしょう。月に2回ほど在宅生活を組み入れて車椅子での生活と脳のアルツハイマー認知症のリハビリをやってみましょう。何よりも褥瘡の予防になるでしょう。


5月に梅やんのために買いおいたばかりのカミパンツが段ボールに一箱分余って不要になったので、フミ叔母宅へ持って行き使ってもらうことにしました。梅やんはバルーンカテーテルという管を膀胱まで入れて袋をつっておるのでパンツ式の紙おむつは履かせることができません。
代わりに、渓谷荘の主人が釣ってくれたという鮎をいただいてきました。酢漬けにして食べると美味しいです。
夕方、私の携帯に病院の介護士さんから電話がかかり、梅やんの歯ブラシとスポンジブラシを届けるようにとのことでした。忘れていました。早速、セツ姉に電話して病院へ持っていってもらいました。
もう一つ、ケアマネジャーのハヤカワさんから電話がかかってきました。先日訪問していただいた那賀町の特養ホームはダメでしたとのことです。次に日和佐の施設に頼んでみます、宜しいかと。ああ、海部郡か、ウミガメが来る町だなあ!そこはいけそうだとのことです。梅やんは三好市池田町から県南までいろんな施設を利用することになるなあ!


木沢と日和佐は案外近いのです。車で50分余りです。今から44年前に日和佐の赤松で出稼ぎの林業に泊まり込んでいたリキさん梅やん夫婦の引き上げの荷物と共に迎えに車で行ったことを思い出しました。しばらく日和佐へ通うことになるかも知れません。



今朝方5時半に奥へ入った救急車が1時間半経って今、下へ出ました。誰だろう、岩倉辺りの人だろうか?どうか、ご無事でありますように!

それでは今日はこの辺で。













みなみの梅やん介護日誌 梅やん、再入院

2021-10-09 05:15:00 | 日記


昨日、梅やんは徳島市の病院へ再び入院しました。朝の4時半から吸引をして、5時から高栄養流動食を注入し、10時から昼用高栄養流動食を注入。梅やんは体幹の右足に行く神経も麻痺しているのかと思われます。首から下が板のようになっています。ベッドで起こしたり下げたりする時に必ず痛いと発声します。車椅子への移動の際に脚や腰がついて来ません。30キロ台の体重が非常に重い。車の中では振動があると、痛いと発声します。
11時半過ぎに家を出て、途中でフミ叔母に顔を見てもらいました。


車は休むことなく徳島市の病院へ那賀川沿いの最短コースを走り、1時半に到着しました。

またコロナのPCR検査を受けて待機して、マイナスの結果を受けてから入院となりました。在宅での経過を看護師に報告。血圧が低いこと、便秘が続き摘便をしたこと、昼間は車椅子への移動で過ごしたこと、抗菌剤は木沢診療所でもらったこと、自宅の風呂に入ったこと、来月には特養ホームをショートステイで利用したいこと、そのホームの職員の面会調査を受けたことを告げました。


病院を私が出て、薬局と歯科の支払いを済ませると、3時を過ぎていました。高速道路を西へ向かい上板サービスエリアの食堂で遅い昼食を私は食べました。
今日はセツ姉も病院まで来てくれました。梅やんはひと月入院して過ごします。
それでは今日はこの辺で。しばらくこの日記を休みます。







みなみの梅やん介護日誌 日中は外で過ごす梅やん

2021-10-08 06:16:00 | 日記


昨日は朝5時に梅やんの喀痰吸引をして、朝食の高栄養流動食を注入しました。ヘルパーさんが1番に来てくれるので食事は早く済ませておきます。陰部洗浄と尻と顔を洗ってくれました。若いヘルパーさんは次の訪問先が下にあるので急いで帰りました。うちは1番奥でしょう。下の平野まで行くと言う。ありがたいものです。


梅やんは午前10時半から軒下に車椅子で出て過ごしました。昼食も軒下で済ませて、喀痰の吸引も充電式電池の吸引を使い外でしました。長時間の外出も出来るということです。


私は炭火焼きで昼食用のスキヤキを作りました。その炭火を利用し、鍛冶屋の真似をして鉄のタイヤチェーンを加工してクサリを3本作りました。梅やんの見守りをしながらの作業です。


午後は瀬津の橋まで車椅子の散歩に連れて行きました。


坂州木頭川の上は風が吹いて気持ち良い日光浴ができました。


空を見る梅やんの目に力があります。


家の周囲に今年は野菊が沢山咲きました。ヤギによる除草で野菊は多く残ったようです。かつて家の周囲にシカが住みついていた頃はこの野菊も全滅していたのですが、きれいに復活しました。


家の裏も陽が陰り始めました。


夕方、チイ叔母がおかずを持って来てくれました。梅やんに話しかけます。


梅やんはまた1ヶ月間を病院に入院するので、チイ叔母にベッドに入るのを手伝ってもらって、お別れを言って、チイ叔母も帰って行きました。結局、梅やんは日中、ベッドを離れて車椅子で外で夕方まで過ごしたのでした。
さて、今日は午前11時に家を出て、午後1時に徳島市の病院へ再入院します。コロナのPCR検査に1時間くらいかかるそうです。ということで今朝は5時から朝食です。昼食も家で早めに注入します。
それでは今日はこの辺で。
















みなみの梅やん介護日誌 梅やんの入浴

2021-10-07 08:44:00 | 日記


昨日は朝から浄化槽の点検に田中清掃社員が来てくれました。
ついでケアマネジャーさんと水の花荘の人が訪問してくれました。


梅やんの状態を見てくれ、11月から特養のショートステイに組み入れるよう検討してみます、とのことでした。
ケアマネのハヤカワさんが熱心に頼んでくれたので何とかなりそうです。
すぐに入所にはならないので、また明日から病院に入院を頼みました。


お昼前に喀痰の吸引をしていると、鼻腔から痰の固まりが3センチぐらいくっついて取れました。こういうものが気道から肺に入っていくので、まず口の中を常にきれいにしなければなりません。口腔ケアが第一です。


午後からはチイ叔母とフミ叔母が見舞いに来てくれました。それで入浴介助を手伝ってもらい、梅やんは6月15日以来久しぶりに自宅の風呂に入りました。


風呂から上がり、足の爪を切ってもらいました。


午後4時には木沢診療所へ私の車の助手席で乗せて行ってもらい、診察と、抗菌剤の投薬と、特別障害者手当用の精神神経の診断書を医師に書いてもらいました。平成28年からの認知症の経過、問題行動、脳出血による高次脳機能障害、知的障害について記入してくれてありました。早速、役場支所窓口に5時に診断書を提出することができました。
高齢での在宅障害者の特別障害者手当を受給している人は那賀町内に数名しかいないそうです。梅やんが該当するかどうかはわかりません。
それでは今日はこの辺で。