みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 初冬、移動の旅

2022-12-08 05:34:00 | 日記


梅やんは昨日の11時半に県南の特養ホームにショートで入りました。この度の帰省では4泊5日の在宅療養でしたが、そのうち3日はトイレ誘導で自力の排便が出来ました。自宅風呂に2回入り、デイサービスへ1日行き風船つきができました。皮膚強化のためにビタミンCを摂る胃瘻からの栄養補給を試みました。私の介護技術が少しずつ向上しております。梅やん93歳、介護の実践中。


日和佐からまた車は那賀町木沢へ戻ります。道路の改良工事が行われていました。


実家の洗濯物を干し、後日の取り入れをチイ叔母に依頼しました。冬のエサが少なくなったのでヤギたちも井内ヤギ農場へ移動します。


勝浦川堤防で休憩中にヤギたちは草を喰みます。初冬の勝浦町はまだ温暖で青草が茂っております。


徳島自動車道上板サービスエリアで小休憩。


夕日が沈む西方の三好市へ向かって車は走って行きました。
それでは今日はこの辺で。










みなみの梅やん介護日誌 冬来たる、ハクビシン来たる。

2022-12-07 04:09:00 | 日記


昨日は木沢の高い山には雪が積もっておりました。樫戸丸の向こうは美馬市の木屋平です。冬の間は神山の峠も通行できません。


朝にはヘルパーさんが来てくれました。ズボンの着替えの時に右脚を伸ばして曲げようとすると、梅やんは痛がります。このままでは右足も硬直が進みそうです。
昼食後、午後2時まで日光浴をしました。


外は寒いので玄関で。


顔色が良いです。


食後の歯みがきは、鏡を見ながら。


右手が使えるのです。残存機能を活用します。


口の中の吸引をします。


自分で見ながら、吸い出します。舌が不自由で飲み込んだり吐き出したりできません。舌を出すことができません。舌が丸まっています。言葉をハッキリ言えません。脳の神経が出血の時に障害を受けています。梅やんは視床出血の後遺症があります。


デイサービスへ行った時に、社協の歳末助け合いで独居老人に長い足袋をいただきました。ありがたいものです。


湯たんぽを入れて足袋を履いて寝ております。


夜中の1時半、梅やんの吸引をするために台所へ水汲みに行くと、ハクビシンが侵入してシチュウの蓋を開けて食べていました。


こいつに食べられたあとは、人間は食べれません。実家に住み着いて居るようです。退治しなければなりません。
さて、よがあけると今日は日和佐の施設へ梅やんを預けに行きます。10日間ショートステイします。
5時半にトイレ誘導して自然排出で3本出て、痔からの出血はありませんでした。

それでは今日はこの辺で。
















みなみの梅やん介護日誌 寒い一日

2022-12-06 06:42:00 | 日記


昨日は寒い一日でした。祖谷では雪が降ったとテレビニュースで言っておりました。梅やんはトイレでウンコを十分な一日分の量をしました。寝たままよりもトイレで座ったほうが便はよく出ます。トイレに誘導して座らせるのが力仕事ですが。


午後からデイサービスへ出かけます。


デイサービスセンターでは風船を突いて遊んだそうです。
帰りにフミ叔母宅へよりカキマゼ寿司をいただいて帰りました。フミ叔母はデイサービスに来ていなかったので会えて喜んでおりました。


家の下の坂州木頭川では砂利を除去する作業をしておりました。木沢の砂利産業はいつまでも続いて有ります。


夕方、農協の店で買い物をして帰りました。ヨーグルトを買いました。


夜の梅やんはこんな調子です。吸引を半日間していないと、ゴロゴロいよるので一番に吸引してから、夕食をとりました。


風呂場の段差は昼の作業で上手く出来ました。
今日は予定なしです。


寒い朝です。
それでは今日はこの辺で。












みなみの梅やん介護日誌 セツ姉たちが帰って行く

2022-12-05 02:21:00 | 日記


昨日は、朝食の後セツ姉と私で梅やんをトイレ誘導しました。うまいこといき梅やんは大便を4つしました。長さで言うと20センチぐらい、十分の量が出ました。そのまま風呂へ連れて行き、入浴させて身体を温めました。そこへチイ叔母がおでんを炊いて持ってきてくれました。昼前に雨が降り出しました。


梅やんの昼食はミカンジュースやはちみつをといた飲み物を150mlミリリットルほど胃瘻から補給しました。食用の岩塩を少量水に溶いてミネラル分も補給しました。ミカンジュースのビタミンCは皮膚や粘膜の健康を助けるものです。梅やんの経管栄養食事は長期戦になりました。足らなくなるものを補給しながらやっていきます。




1時半にはセツ姉たちが帰って行きました。帰り際にセツ姉は、正月にはまた来て見てあげるから元気にして居るように言うと、梅やんは「おう!ありがとう。」と返事しておりました。




私は2時間ほど休憩して眠りにつき夢を見ました。車のブレーキが効かないのに運転している夢でした。変な夢を見るものだ。


夕食後の梅やんはきょろきょろしながら、「タカ姉は来たか?」と言いました。タカ姉は89で死んだぞ、と言ってやると、「ほうか」と言いました。


真夜中、午前0時半に梅やんがゴロゴロ言いだしました。吸引して少量の水分補給をして、体位変換してあげると静かになりました。
よがあけると明日は月曜日です。午後から木沢デイサービスに行く予定です。
それでは今日はこの辺で。






みなみの梅やん介護日誌 在宅にて療養開始

2022-12-04 04:34:00 | 日記


昨日は午後3時過ぎに梅やんが木沢の家に帰りました。セツ姉たちが先に帰り、さっそく掃除をしていました。朝は吉野川の海苔が上がったのでその作業を済ませてから来たということでした。梅やんの手足が冷たくて、5時前から入浴させて身体を温めました。入浴前は測定できなかった指先の酸素は99%に回復します。


風呂場の入り口は広がりました。


あとは段差の解消が残っています。





梅やんは目がシャンとしています。セツ姉が声かけすると、「お世話になっております」、「誰やら知らんけんど」と笑います。
昨夜はいろいろとしゃべりました。湯たんぽを入れてもらってよく寝ておりました。


今朝は曇り空です。

それでは今日はこの辺で。