Kind of Good

私の好きなもの

冬支度あれこれ

2015-11-06 13:46:04 | Weblog
急に寒くなって掘りごたつを「猪子の日はいつかなあ」と思いながら寒さには勝てずこの冬初めての点火。
一人で天板を持つのは重たいけれどやっさもっさしながらどうにか布団も整えた。

2階の部屋にもカーペットと小さな机も買い揃え、寒さへの備え。
湯たんぽはいつも準備して貰った、窓の目張りも、布団の入れ替えも手伝って貰った。

「あぁ、孤独(ひとりみ)の悲痛(かなしさ)を味わい知れる人ならで、誰に語らん冬の日の、かくも侘しき野のけしき」
島崎藤村の「草枕」の1節。

苦あれば楽ありで今日は友達が来てくれた。
いっぱいおしゃべりをして栗の入った水羊羹を一緒に楽しんだ。
昨日から小豆を煮て、前に難儀して作った栗の甘露煮、水あめと吉野葛を寒天を煮溶かしたものと混ぜ冷やし固める。
小豆は煮てからフードプロセッサーで簡単に漉し餡の様になる。
さらしで漉すのが本格的ではあるが栄養面で考えると皮も食べたほうが良いかと最近は手抜きをしている。

嬉しいことに掘りたての新生姜や蕪、ニンジン、さつま芋などお土産に頂いた。
それは立派に成長した、新生姜の一塊は700g近くあった。
いつもしょうがは乾燥して使っていたがこの香りと新鮮さは干すなんてもったいない。
甘酢しょうが、しょうがごはん、はちみつ漬、どう使おうかうれしいかぎり。
ニンジンは味噌漬けも香りと甘みが増して新鮮さが引き立つ。
さつま芋は時間はかかるが芋けんぴにしよう。低い温度で気長に油で揚げると手作りならではの味わいがある。
丹精込めて作られたご主人に感謝感謝。

明日7日は月命日。
義妹や子供、孫も来てくれると言う。
さあなんのごちそうにしようか。
夕方昔懐かしいお豆腐屋さんの売り声が自動車販売のスピーカーから流れてきた。
以前に湯葉が美味しかったので又買った。