本当にくつろぎたいなら、淋しいのを我慢しなければならない。
■エンド・オブ・デイズ■ ひどいやひどいや。サタンがあんな一瞬しか姿見せてくんないなんて。いい形してたのにい、ニュルニュルの触手までチラッと映ってたぞい! あの全体像をあと5分。いや3分でいいから。1分でもいいから。人間に憑依したまま暴れまくってくれても嬉しくないんですってば。礼拝堂の天井破裂シーンにいたる流れがよかっただけになあ。シュワらしいアクションつうか地下鉄の破壊場面とか、ちゃんとA級ばりのパニック路線ふまえたスペクタクルあんだけやってくれて肝心のサタンがチラリズムじゃ困るんですよぅ。しかし誰でも思うことだろうけど、こんなことならすぐにあの女殺しとけばすべては安泰だったんだよね。罪がないとはいっても膨大な人命がかかってて実際どんどん死にまくってんだからさ。執拗につけ狙った聖職者たちの方針は本来正しかったよね。てわけでてっきり女が英雄的に自殺してジ・エンドなのかと思ったよ。ラストだって一発やられちゃう前に娘が自殺すりゃ済んだことでしょ、驚異的な精神力発揮してシュワがダイビングせんでも? ま、英雄的なのはやっぱああいうタフガイであって、女が自己犠牲的に自殺しちゃサマになんないんだよね、正直のところ。映画の世界でも男女平等とはいかんのよね。サタンほとんど観れなかったの除けばビジュアル力ほぼ満点で一般パニックものとしても面白かったんだけど、シュワの妻子をダシに悪魔が取引してくるまだるっこしい流れは不要だったな。なんせサタンなんだから、一々物語のメインを識別なんかしてないで、一介の男はあっさり抹殺モード貫いて特別扱いは花嫁だけにしといてよ。
■化け物屋敷と悪魔教授■ ほんとオーソドックスなお化け屋敷モノで。悪魔の書なんてのがページヒラヒラつきまといまくりだし。生前の教授の出番がもっと多ければ、死後の脅威ももっと増したような。屋敷内に入ってからはシャキシャキ進んで、代わり番こに行方不明になってるような、ヤングたちの超常現象への怖がりぶりの微妙な中途半端さがコメディなりのリアリティあり。首は飛ぶわ憑依だらけだわ、骸骨迫るわニュルニュル正体不明の絡みつきモノも脇から出てくるわ、チープなセットの中で目一杯隙間なく楽しませていただきました、て感じね。きわめつけは地獄の門に引き込まれるやいなやの緊迫シーンにて、突如腹を押さえて苦しみだす憑依ねーちゃん! 「よーしいーぞいーぞ、追い出せ、がんばれ追い出せ!」彼氏(てわけでもないんだよな)の説得調の励ましに合わせて、ぶううーーっと出たのはただのオナラでした。取り憑いた悪霊とは関係なし、おねーちゃんのスッキリした顔……あのへんの雰囲気が全体を集約しておりましたっけ。
■デビルズ・メイド 死霊家政婦■ あら? あららら……、終わっちゃったよ。なんだよ、悪魔見せてくんないのかよ。いつ出るかそろそろ出るかとわくわくしてたのに、ツノは冒頭数秒とあとは影で見せるだけ、ミシンで人皮縫うシーンもほんのちょこっと。ジャケットの絵&能書きは嘘っぱちじゃないか! ってまあ、もともと期待薄の筋だったんでさほど腹も立たず、それなりに笑えたんで。いやホラーのつもりなんだろうけど普通に笑えるよこれ。魔法の鏡がやたら可愛いのね。ネズミみたいに部屋に忍び込んでチョロチョロ這い回って、泣きべそかきながら覗き回るの。もっとじっくり眺めたいのにCG場面はいつも一瞬。まあ自信ないんだろうね。オバチャン悪魔ったらいちいち律儀に契約結んでから皮を剥いでくと。普通のオカルトもので呪文に相当するのがここでは理屈での説得なわけですな、契約に同意させるため回りくどいイタズラを仕掛けまくるのがなんともほのぼの系ホームドラマです。せっかく設けられたそうした制限の反面、自由に変身できちゃうって無制限ぶりが興趣を削いでたような。てっきり剥いだ皮をかぶったら当人に変身できるのかと思ってたが。あと、悪魔に詳しい(んだよね?)おっさんがもうちょい知識駆使して戦う図があればなァとも思ったが。それとオバチャンをテストしていたマスターにはぜひ御登場願いたかったけど、まあ蒸し返しても仕方ないか。なお、オバチャンが堂々主役ではありますが、邦題の「メイド」は脇役でしたね。紛らわしいなったら。
■死霊の門■ 教授が後ろから頭バシーンとブッツブされるシーンだけですかね、「やった!」と思わされたのは。そうね、お手本の『死霊のはらわた』に比べて家が大きすぎるのと、宙に浮いてるゾンビの動作がのろいので脅威が感じられないのと。それと出たり入ったりを繰り返すもんだから緊張感ユルユル。いっぺんあんだけ怖い思いしたんだったらのこのこ戻っていくなよ、全く。歯が何列も並んでる擬似ラスボスのツラだけは気に入ったけど、にやにやしてないでちゃんと嚇かしてくらはい。結局一番化け物っぽかったのは悪霊のどれでもなくて、あのおねえちゃんの素顔だと思うのだがみなさんどないだ? そ、頭割られたにいちゃんの憑依体とセックス中に舌で首締められて殺されたあのおねえちゃんの、普通に元気だった頃の(異変を体験する前の)顔ね。
■プレデターX■ なんだかやたら追っかけっこしてた印象しかないんだよなあ。べつにあのプレデター繋がりの何かが出てくるとは思っちゃいないけど、というのも、あまりに印象薄い映画だったんでちょこっとウェブ上でレビュー検索してみたら皆さん、『プレデター』と無関係だったのが詐欺だと怒ってらっしゃいますな。みなさん真面目なんだなあ。だいたい俺なんかあの映画もあの宇宙人も嫌いなんで全く別口のほうが嬉しいくらいだったが。で、全く別口のこの映画、良かったかというと全然。なにかを探し回っていたという記憶が。で、結局見つかったんだかどうだったか、教団がさかんに祈ってたような、最後は広い穴みたいなとこにメインキャラが落とされてバトルみたいにするんじゃなかったっけか。忘れた。クリーチャーの形状も忘れたよ。二本足で普通に追いすがってきたような気が。あ~あ、こういうつまんない映画は観たらすぐメモしとかないと、ふと思い立ってレビューしようとしても思い出せないのよ。それだけどうでもいい映画でしたということで。
■化け物屋敷と悪魔教授■ ほんとオーソドックスなお化け屋敷モノで。悪魔の書なんてのがページヒラヒラつきまといまくりだし。生前の教授の出番がもっと多ければ、死後の脅威ももっと増したような。屋敷内に入ってからはシャキシャキ進んで、代わり番こに行方不明になってるような、ヤングたちの超常現象への怖がりぶりの微妙な中途半端さがコメディなりのリアリティあり。首は飛ぶわ憑依だらけだわ、骸骨迫るわニュルニュル正体不明の絡みつきモノも脇から出てくるわ、チープなセットの中で目一杯隙間なく楽しませていただきました、て感じね。きわめつけは地獄の門に引き込まれるやいなやの緊迫シーンにて、突如腹を押さえて苦しみだす憑依ねーちゃん! 「よーしいーぞいーぞ、追い出せ、がんばれ追い出せ!」彼氏(てわけでもないんだよな)の説得調の励ましに合わせて、ぶううーーっと出たのはただのオナラでした。取り憑いた悪霊とは関係なし、おねーちゃんのスッキリした顔……あのへんの雰囲気が全体を集約しておりましたっけ。
■デビルズ・メイド 死霊家政婦■ あら? あららら……、終わっちゃったよ。なんだよ、悪魔見せてくんないのかよ。いつ出るかそろそろ出るかとわくわくしてたのに、ツノは冒頭数秒とあとは影で見せるだけ、ミシンで人皮縫うシーンもほんのちょこっと。ジャケットの絵&能書きは嘘っぱちじゃないか! ってまあ、もともと期待薄の筋だったんでさほど腹も立たず、それなりに笑えたんで。いやホラーのつもりなんだろうけど普通に笑えるよこれ。魔法の鏡がやたら可愛いのね。ネズミみたいに部屋に忍び込んでチョロチョロ這い回って、泣きべそかきながら覗き回るの。もっとじっくり眺めたいのにCG場面はいつも一瞬。まあ自信ないんだろうね。オバチャン悪魔ったらいちいち律儀に契約結んでから皮を剥いでくと。普通のオカルトもので呪文に相当するのがここでは理屈での説得なわけですな、契約に同意させるため回りくどいイタズラを仕掛けまくるのがなんともほのぼの系ホームドラマです。せっかく設けられたそうした制限の反面、自由に変身できちゃうって無制限ぶりが興趣を削いでたような。てっきり剥いだ皮をかぶったら当人に変身できるのかと思ってたが。あと、悪魔に詳しい(んだよね?)おっさんがもうちょい知識駆使して戦う図があればなァとも思ったが。それとオバチャンをテストしていたマスターにはぜひ御登場願いたかったけど、まあ蒸し返しても仕方ないか。なお、オバチャンが堂々主役ではありますが、邦題の「メイド」は脇役でしたね。紛らわしいなったら。
■死霊の門■ 教授が後ろから頭バシーンとブッツブされるシーンだけですかね、「やった!」と思わされたのは。そうね、お手本の『死霊のはらわた』に比べて家が大きすぎるのと、宙に浮いてるゾンビの動作がのろいので脅威が感じられないのと。それと出たり入ったりを繰り返すもんだから緊張感ユルユル。いっぺんあんだけ怖い思いしたんだったらのこのこ戻っていくなよ、全く。歯が何列も並んでる擬似ラスボスのツラだけは気に入ったけど、にやにやしてないでちゃんと嚇かしてくらはい。結局一番化け物っぽかったのは悪霊のどれでもなくて、あのおねえちゃんの素顔だと思うのだがみなさんどないだ? そ、頭割られたにいちゃんの憑依体とセックス中に舌で首締められて殺されたあのおねえちゃんの、普通に元気だった頃の(異変を体験する前の)顔ね。
■プレデターX■ なんだかやたら追っかけっこしてた印象しかないんだよなあ。べつにあのプレデター繋がりの何かが出てくるとは思っちゃいないけど、というのも、あまりに印象薄い映画だったんでちょこっとウェブ上でレビュー検索してみたら皆さん、『プレデター』と無関係だったのが詐欺だと怒ってらっしゃいますな。みなさん真面目なんだなあ。だいたい俺なんかあの映画もあの宇宙人も嫌いなんで全く別口のほうが嬉しいくらいだったが。で、全く別口のこの映画、良かったかというと全然。なにかを探し回っていたという記憶が。で、結局見つかったんだかどうだったか、教団がさかんに祈ってたような、最後は広い穴みたいなとこにメインキャラが落とされてバトルみたいにするんじゃなかったっけか。忘れた。クリーチャーの形状も忘れたよ。二本足で普通に追いすがってきたような気が。あ~あ、こういうつまんない映画は観たらすぐメモしとかないと、ふと思い立ってレビューしようとしても思い出せないのよ。それだけどうでもいい映画でしたということで。