分子栄養学講師の気ままなブログ

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Highly Sensitive Personと発達障害(アスペルガー、自閉症、ADHDなど)の違いって…③

2017年08月02日 | 発達障害

HSP(Highly Sensitive Person)の人が、発達障害と誤診されて…と怒ったり、

 

または発達障害と言われて悲しんだり、または言った人に怒ったり、、

 

そんな人がいたら、発達障害というものを自分が作り上げたマイナスイメージでしか見ていない人かもしれません

 

事実、発達障害とHSPの人たちが持つ特性や症状は、真逆なものがある反面でとてもよく酷似しているのです

 

そうでなければ、医師も誤診などはしないですよね…

 (HSPを知っている医者は殆どいないだろうけど)

 

それほどグレーの場合の(隠れアスペルガーの場合も)発達障害の診断は難しく、また、HSPに関して言えば、発達障害とHSPは似ているのでしょう

 

これは、発達障害でいうところの、多動症のADHDの特性と、大人しいとされる受動型(内向型)アルペルガーの特性というまるで真逆の特性とが併存していて、診断自体がとても難しいと言われるのと同じように…

 

発達障害なのかHSPなのか?ということの答えは、

 

スペクトラムでいいじゃん?

 

ではダメなのでしょうか?

 

それに、発達障害って軽度なものを捉えて言えば、誰もが持っている特性のひとつひとつに過ぎません

 

その特性を持つ数が多かったり、または特性の度合いが強すぎたりするだけ…

 

その人の性格や人柄を形作る(個体差を作る)脳の個性とも言えるし、そんなに負の病気でもないです

 

(重度なものはそんな呑気なことは言えないで

 

ここではあくまでグレーな発達障害、隠れアスペルガーに限った話ですが

 

前回記事の最後でも少し書きましたが、最も大切なことは、発達障害だろうがHSPだろうが、とにかく"生きづらい"という人たちが、そんな"生きづらい自分"とどう向き合い、どのように変えていくか?

 

これが一番大切なのです

 

発達障害がそんなに悪いものでも、特別な病気でもないということを知りたい、改善策を知りたい、ちょっと興味がある、という方は、

 

ご自身がアスペルガーであり、発達障害専門のカウンセラーの吉濱ツトムさんの提唱する隠れアスペルガーという概念を取り入れてみると良いと思います

 

ちなみに、吉濱さんが『発達障害に関する師匠』だと仰る人物は、医師の西脇俊二先生ですが

 

西脇先生ご自身が、『自分はアスペルガー・自閉症です』と、自分自身のことをそう仰っています

 

障害者施設の勤務医になったことがきっかけで、自閉症やら発達障害やらのことをとにかく調べまくったそうです

 

(施設には発達障害と診断されたお子さんたちが沢山いる訳ですから、勤務医として働いている以上、施設の人から"医者なんだから知っているのが当然"というように質問されるため、”知らない”という訳には(先生の性格上)いかなかったそうです

 

そうして調べているうちに、(ん?これって自分じゃん??)って思ったそうです

 

重度障害者施設の中の勤務医として、多くの精神疾患や発達障害、知的障害の方達と関わり、治療に携わってきた西脇先生

 

そんな先生は、アルペルガーは糖質に要注意!と、言います

 

独自の臨床経験を通じてこのような非常に興味深いことを提唱する数少ない医師だと思います("こんなこと言う医者は僕くらいだろう"ともご自身で仰っています…)

 

大勢の発達障害を診てこられ、多くの臨床を積んでいる西脇先生が言うのだから、そうなのだろうとわたしは思います(わたしはこれ、信じるんです)

 

発達障害の人たちに限らずとも、多くの人が健康で元気に長生き出来るための有効な生活習慣などを、現役で活躍される医師の立場からセミナーや著書の中で沢山紹介して下さっています

 

HSPという概念は知っているし、自分はHSPにかなり当てはまると思うけれど、発達障害や自閉症、アスペルガーのことをまだよく知らない、

 

わたしには関係ないんじゃ? (でも生きづらい!!)と思う人は、

 

吉濱ツトムさんの提唱している隠れアスペのことを調べてみて下さい

 

HSPという概念だけではなかなかたどり着けない、具体的な改善策が、隠れアスペルガーや発達障害という概念を取り入れることで見えてきたりします

 

お2人がW講師として開催されたセミナー動画もおススメです

 

(西脇先生が糖質とアスペルガーのことについて話しているのもこちらのセミナーです)

 

信じるか信じないか、やるやらないかは、あなた次第

 

もちろん、吉濱さんの提唱する隠れアスペルガーや、西脇先生の仰る"アスペルガーと糖質"に関する異論は多々あることと思いますから

 

科学的根拠なしと言われるかもしれませんし、胡散臭と思う人もいるでしょう

 

全ての人に賛同を求めようという訳でももちろんありません

 

でも、ひとりでも多くの"生きづらい"と感じている人の人生が改善出来さえすれば、幸せになれる道を見つけてくれれば、それでいいと思うのです(と、わたしは思う

 

色々な考えがあるなかの1つとして自分自身が取り入れ吸収していくためにも、多くの考え、概念を、。知識としてまず知ること、、これは大切なことです

 

その方法や、考え方が、自分には合っているというものを選択すればいいだけだと思うのです

 

だって自分が信じたもの、自分が信じたいものがその人にとっての真実になります

 

わたしは、たくさんの人がいる数だけ、たくさんの真実があると思っています

 

自分の信じる道が定まっていない人は、色々探してみるといいかもしれません

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