分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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気ままに綴っています

ポジティブシンキングなんて必要なし!!

2018年05月21日 | 心・メンタル

昨日はスカーレットオハラから学ぶ認知行動療法という記事を書きました

(👉こちら

 

今日はその続きで…とっても面白い(?)

大切なことを書きたいと思います

 

ある一部の人たちというのは、脳の構造、脳の働きが遺伝的にちょっとおかしい

そのため、やたらと不安や恐怖や怒りを生じやすいです

(人はこれを”トラウマ”や”過去”や”成育歴”なんかと結び付けたがる生き物だけれど…)

 

これが慢性的に続くことでどうなるか

そして、その自分の脳機能を考慮しないで、乱れた生活習慣(生活環境・食習慣)を送っていると、どうなるか

 

黙っていればうつ病 精神疾患 パニック障害 対人恐怖 自律神経失調症… etc

脳と身体は繋がっていますから、(というか脳は全てをとり仕切る最高責任者!)心身共に不具合が生じるのはある意味当然です

みんなと同じで言い訳がありません

 

起きてもいないことを妄想空想して不安になったり、訳もなく恐怖を感じたり

(本人は訳がないとは思っていない…訳があると思っている…しかし、実際は実体はない

例 明日のプレゼンが怖い ←プレゼンはお化けでもなんでもない

 

そんな不安、神経症的な人は、スカーレットオハラの、”明日考えよう”

を訓練した方が良いと、昨日の記事ではおススメしました

 

これがわたしのスカーレットオハラから学ぶ認知行動療法的な考えなのですが

昨日の記事でも書きましたが、不安が強い人は、その不安から逃げよう、不安に思うのはやめようと思わないことが大事です

(やってしまいがちです…)

 

なぜかって??

それは無理だからです

 

不安、恐怖、怒り…

動物の中で雄一、ヒトにだけ備わる感情ってやつ…、人間の脳が生み出す情緒(高度な感情)というものは五万とあり、脳内の神経伝達物質が担っています

これに対抗抵抗しようというのは、ナイル川を消せと言っているのと同じようなものです

 

あらゆる苦悩煩悩に打ち勝とうとしたお釈迦様でさえ!!

無駄である

 

と、言ったのをご存知ないですか?

 

あの崇高なお釈迦様でさえ、苦行を乗り越え乗り越え、悟った後で発したたったの一言が

無駄

 

ですよ

 

お釈迦様の”お”の字にすら到底及ばないわたしが、お釈迦様が《無駄だと言い放ったことを、出来るわけがないってもんでしょう??

 

あなた出来ますか??

出来たとしたら、あなたはお釈迦様を超えた雄一の人物

 

つまり、不安や恐怖を感じるのをやめよう

というのは、無理であり、お釈迦様の言葉を借りるとするならば、無駄なのです

 

そもそも、感じるのを”やめよう”と考えた時点で、不安や恐怖を感じているわけですから

お化け屋敷に入って、『怖くなんかないさ~怖くなんかないさ~お化けなんていないさ~と歌を歌ってみたり、考えたりした時点で、

その感情の裏には表裏一体のようにして、”怖いという体験を”間違いなくしているはずです

 

〇〇のこと絶対に絶対に考えたりイメージしたらダメだよ?』って言われたところで、

言われたら言われるだけ頭の中はそのことでいっぱいになりません?

 

 スカーレットオハラから学ぶ認知行動療法でわたしが言いたいことは、

「Tommorow is another day」とは、ネガティブをやめてポジティブになろう

ということでは決してありません

 

ポジティブはネガティブより確かに多少マシかもしれないけれど

 ぶっちゃけると、究極はどっちも同じなんです

 

”怖い”の反対は”怖くない”

これは表裏一体で、どちらも共存しています

 

コインをイメージしてみると分かりやすいでしょう

100円玉の表だけが100円なのではなく、100円玉の裏だって100円に変わりありませんよね…?

 

ポジティブシンキングは100円玉の表だけを…

ネガティブシンキングは100玉の裏だけを…

頑張って見ようとしているようなものです

 

このことが分かると、

「Tommorow is another day」というのは、ポジティブシンキングになるということでは決してないということが分かってきます

 

そして、どちらかと言うと、コインの裏と表の両方を眺めながら、そのコインを上にポーンと投げる感じ

この感覚が掴めてくれば、認知行動療法はバッチリ身に付いてきていると言えるでしょう

 

この感覚、この到達地点を、認知行動療法ではメタ認知(MCT)や、脱フュージョンと言ったりします

そして、実はこの境地こそが、お釈迦様が到達した、”悟り”に近い状態であり、”無駄である”ことが分かった瞬間なのです

 

さらに言えば、この超重大な秘密が、日本の古神道、古事記や日本神話に隠されており、また、聖書にもばっちり隠されているのです

 

イザナミとイザナミが…どうだのああだの…

アダムとイヴが…ああだのこうだの…

 

だなぁんて、訳わかんない感じでうま~く擬人化されて書かれてますが、(というか敢えてそうしたのか?笑)

あれを人だと思って読んでいると、あれら極秘文書に(笑)隠された秘密は、全く見えてこないでしょう…

 

ちなみに、この手の話(古神道)のスペシャリストは七沢賢治先生です

七沢先生は、かの有名な、今は亡き船井幸雄さんが《三本の指に入る天才だ》と言わしめたお方だとか

 興味のある方は七沢賢治先生の書籍をあたってみてくださ~い

 

古事記や日本の古神道や聖書の話は、またいずれするとして…

ポジティブシンキングもネガティブシンキングもやめて、「Tommorow is another day」が究極です

コメント
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