分子栄養学出会いたて
学びたての方がよく陥る、、、
『タンパク質が大事』
ということを小耳にはさみ👂👂👂
食生活と心を入れ替
高たんぱく食に走るパターン
これ、場合によっては逆に体調崩す人がいるので
ちょっと注意です🙌
高タンパクしすぎると、
メンタルトラブルを引き起こすパターン
本には📚📖
・タンパク質が大事
・高たんぱく食をしよう
と書かれていることが
よくあるかもしれませんが、
高たんぱく食をすると、
アンモニアが必ず発生します
アミノ酸の化学式はNH2
これ(NH2)は、アミノ基と言われるものです
NHのNは、
窒素のことなのですが、
アンモニアの化学式はNH3と表記されます
学生時代に化学を一切
勉強しなかったわたしにとって
なんだか難しくて
わけの分からん話になってきました(笑)
難しい化学の話はすっ飛ばして、
Nがついているものは、
アンモニアを発生させる!
と、単純に覚えましょう
わたしたちはN(窒素)を取り込むと、
必ずアンモニアを発生させてしまうのです
たんぱく質の化学式もCHONですので、
高タンパク食は、Nを沢山取り込む…
つまり、高タンパク食をするということは
アンモニアを沢山発生させるということです
アンモニアは毒なんですょ…🏴☠️
毒は身体に害ですから、
肝臓で解毒し、
腎臓でろ過して最終的には
おしっこの尿で排泄していきます🚽
これでめでたしめでたし…
となるのですが、
分子栄養学的に、
ちょっとまった
アンモニアを処理する時に、
尿素回路でビオプテリンという(BH4)補酵素を大量に使ってしまいます
実はこのビオプテリン、
幸せホルモンであるセロトニンを作る時の
補酵素でもあります
アンモニアの処理と、
セロトニン合成と、
BH4は引っ張りだこになるわけですょ
つまり、
尿素回路で行われるアンモニアの処理に
ビオプテリンが消費され過ぎると、
セロトニンで使う分までまわらなくなる恐れがあります😱
高たんぱく食のしすぎて
BH4がアンモニアの処理にばかり消費されてしまい、
セロトニン合成が低下
高たんぱく食をして
なんだかメンタルが悪くなった
という方は要注意ですね…
さらに言うと、
セロトニンが、
眠りに関係するホルモン・メラトニンを
合成していきますので、
セロトニン不足は
メラトニン不足に繋がり、
うつと不眠は、常に隣合わせのお悩みであると言えます
眠れない人は
メンタルが悪いし、
メンタルが悪い人は
眠りが悪いのです
これ↑古すぎて知っている人いないかもしれませんが
金色夜叉をイメージして
BH4が尿素回路に奪われる図を表してみました
(金色夜叉って、明治時代の超有名、人気小説なのですが…)
←知らんし!と突っ込まれそう
(笑)
寛一が、許嫁である自分を捨てて、
金に目がくらんで
デブでハゲの成金じじい(言いすぎ(笑))に
嫁いだお宮を、蹴り飛ばしています。
アンモニアの処理に追われるBH4を寛一に見立て、
セロトニン合成にまわる暇などない!と、
セロトニン子をBH4が蹴り飛ばしているところです
足りなきゃもっとBH4を
作れば良いと思うでしょうが、、、
ビオプテリン、体内で合成されるのですが、
(ハチミツのローヤルゼリーにも入っているとか)
ビオプテリンの合成を低下されてしまうものは
感染や炎症です
炎症・感染時、BH4の合成が
低下してしまうと言われています
腸内環境が悪い人
鼻炎やアトピー、アレルギー
自己免疫疾患がある方は
ビオプテリン合成がもともと低下している可能性があるのですね
より、過剰な高たんぱく食には要注意です