仕事が続かない、、転職を繰り返してしまう、、
なんで自分はこんなに何をやってもダメなんだ
と、
理由の分からない生きづらさを抱えて悩んでいるインディゴチルドレンやHSPたちについて、
発達障害(グレーゾーン)を疑うという内容を前回の記事で書きましたが
発達障害は知っての通り
脳の外傷がある状態ではありません
傷があるから、
損傷があるから、
”あなた発達障害だね”
と、そんな単純に断定できるものではないです
と、同時に、
外傷ではないので、病気でもないし、
ごくありふれた状態ともいえます
(ただの脳がアンバランスな状態)
”ただの”って言うのは随分と雑な言い方です…
本人たち的には結構苦しいのでね…
発達障害の診断どうのこのは抜きにしても、
自分の脳の状態をある程度推測することは可能です
脳の中で起きている簡単な発達の問題は
MRI 画像を摂って、スペシャリストに診てもらう
これは以前に紹介した、
プラチナクリニックの加藤俊徳先生
加藤先生仰る、海馬回旋遅滞症の有無や、
偏桃体の発達の状態を
MRI 画像でチェックすることは出来ますし、
(グレーゾーンにとってあまり現実的に役に立つとは思えない(失礼?)検査ですが)
自分の脳の未発達部分を知りたい人には有益な検査と言えるかもしれません
お金に余裕のある人は人生の節目のたびやっておくと良いと思います
海馬回旋遅滞が見られる人は、
グレーゾーンというより、
どのドクターがみても発達障害の診断を見誤らない(つまり症状が分かりやすい)結構重度の発達障害のことが多いかもしれません
しかし、グレーゾーンの場合、
海馬回旋遅滞とまではいかなくとも、
右脳や左脳のどちらか、または両方の偏桃体に問題を抱えていそうな気がします
日常生活ではそこまで目立ってこまることはないにしても
些細なことですぐに思考回路が停止し、
動揺して頭が真っ白になりやすいという人は、怪しいです
HSPはこのタイプが多いような気がします
(わたしのなんの根拠もない勝手な見解ですので悪しからず)
その辺はDr.KATOにお任せしましょう…
他にも、
大人の発達障害の診断のひとつにも使われるWAIS-Ⅲの知能検査は
HSP、インディゴチルドレンの自覚があり、
自分でも理由が分からず学校に行けなかったり、
仕事続かず転職を繰り返しているという人は、
受けておいて絶対に損はない検査だと思います
よく、
『HSPは発達障害とは違います』
なんて言葉を目にしますが、
WAIS検査の結果にバラツキがあっても、
そんな呑気で流暢なことを言うのでしょうか?
発達障害とは違います!!!!
と、いくら力を込めて言ったところで、
WAIS検査は嘘つきませんから…
たとえば我が子であれば、
この子の発達障害の診断は誤診だと思いたくなる親御さんの気持ちも分かりますが、
誤診されるくらいその要素を少なからず持っているということです
表面的には分からないくらい
(あまり症状が表には出ないということ)ですから、
グレーゾーンの確率が高く、
対策が取られずにそのまま大人になり、社会に出てつまづく最もなケースかもしれません
それならさっさとグレーゾーンを認め、
自分の不得意をカバーする対策やら職選びやらに注力した方が、
よっぽど有益な気がします
グレーゾーンの線引きはとてもあいまいですが、
それでもWAIS検査によって、
脳のバランスを測ることが出来ますから
自分の脳が苦手としていることがある程度推測できると思います
発達障害どうのこうのではなく、
検査結果にバラツキがあるなら、脳の働きがアンバランスで、
得意なこと(出来ること)と、苦手なことが日常生活のなかで明らかに起きてしまうのは間違いないです
たとえば極度の方向音痴、運動音痴でさえも、
それは脳の働きのアンバランスであり、
広義の意味で発達障害と言えると思います
誰だって多かれ少なかれ、
度合いの大小あれど、
苦手なことは持っていますが、
それが検査によってより顕著に数字として出てきますから…
社会でつまづく原因の答えを、
WAIS検査の結果に見いだせるかもしれません
HSPやインディゴチルドレンを発達障害とは違います
と言う前に、
WAIS検査で平均以下、もしくは平均すれすれの場合は、
(それぞれの検査項目とのばらつきが見られる)
(かつ本人が苦しんと感じているなら)
対策をとっていくことが何より大切になるはずです
そういう意味でも、
子どものころから訳の分からない生きづらさを、長年抱えてきているという人は
検査をしておくことの意義はとても大きいと思います
とくにグレーゾーンの場合は
私個人的には、MRI検査や脳血流(PET)よりもWAIS-Ⅲをやっておいて損はないという印象です
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