分子栄養学講師の気ままなブログ

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なぜ良くない?アミノ酸なんちゃら添加物の話

2019年07月28日 | 発達障害

昨日はわたしの好きなおつまみ鶏皮チップスの紹介をしましたが

(ドン・キホーテで売っているかもしれないから買ってみて食べてみて

 

原材料には””アミノ酸なんちゃら”””ってのが入っていましたね

鶏皮チップスだけでなく、スナック菓子には(その他の加工食品にも)大概は入っている

よくよく見かけるか思います

 

なんでこのアミノ酸なんちゃらが良くないのか??

なんとなく、”これは身体に良くないのだろうな”と多くの人が知ってはいるとは思いますが

(添加物が身体によくない)くらいの知識がふつうは精一杯です

 

添加物についてはメリットデメリットの両面があると思いますが、

今回はグレーを含めた発達障害傾向のある人において、、添加物をデメリットの方面から視た場合の話題です

 

全てを避けることは出来ないですが、

世の中には加工食品が溢れていますから、

(他の人はなんてこと無くても)自分にとってその一口、その人袋が(大袈裟?)

どんな作用をもたらすことがあるのか?を、知って食べるに越したことはないでしょう

 

添加物のデメリットにはいくつかありますが、

今日はグルタミン酸ナトリウムについてです

 

グルタミンナ酸トリウムの表記は主に”調味料(アミノ酸等)”

 食卓によく並ぶ”味の〇”ってやつは、もろにこのグルタミン酸ナトリウムの塊です←決してディスっているのではありません美味しく、ロングセラー商品です…

 

そもそもグルタミン酸ナトリウム

グルタミン酸自体は、アミノ酸ですよね

アミノ酸と聞くと、なんか身体によさそうです

 

グルタミン酸は身体にとって必要なアミノ酸のはずです

身体を作ったり、心を作ったりする脳内伝達物質の材料でもあるわけです

 

しかし、このグルタミン酸は脳内において興奮作用をもたらす物質であります

これはセロトニンやGABAなどの一見沢山あった方が良さそうに思われる他の神経物質にも言えることですが、

神経伝達物質は沢山あれば良いってもんじゃないのです

 

このグルタミン酸は他の栄養素(B6)などと合わさることで、心をリラックスさせたり安らぎを与えるGABAという別の神経伝達物質を作ってくれます

ところが、この変換効率が人によって上手くいく人いかない人がいるのです

 

発達障害傾向の人、(とくにADHD)いつもソワソワして落ち着きがない人は、

この変換が上手くいかない人たちです

 

脳内でグルタミン酸が過剰になりやすタイプですね…

こういうタイプの人がアミノ酸系の調味料を含む食品を食べ過ぎると、興奮しやすかったり、心がざわざわしたりってことになります


ちなみに、、、コーヒを飲むと頭がシャキッとするタイプの人は多いですが、シャキッと冴える理由のひとつはこのグルタミン酸を敢えて興奮させるところにあります)←カフェインがその作用を担っている

 

逆に、ジャンジャンと変換しすぎてしまう代謝異常を抱えている人は、

GABAが作られて過ぎてしまい、これはこれでGABA過剰で問題なのです

 

アミノ酸なんちゃらの調味料、またはコーヒー数杯のカフェインにさえ、

わたしたちの行動や言動、メンタル面に実は関与していることが何となくでも分かるかと思います


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