[ワシントン/ニューヨーク 6日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補者指名争いをめぐり、5日に行われたウィスコンシン州予備選でテッド・クルーズ上院議員が勝利したことを受け、不動産王ドナルド・トランプ氏の指名獲得阻止を目指す勢力が勢いづいている。
反トランプ氏を掲げる団体「アワー・プリンシパルズPAC」のケイティ・パッカー代表は「われわれの資金提供者は11月の本選で勝利できる、信念を持った保守主義者の指名に全力を挙げている」と説明。
「資金提供者は長い道のりになると理解し、われわれの使命と戦略に賛同している」と述べた。
次のヤマ場は19日にトランプ氏の地元ニューヨーク州で行われる予備選だ。同氏が勢いを取り戻す上で重要な争いとなる。モンマス大学が同州の共和党員を対象に実施した世論調査(4日発表)によると、トランプ氏の支持率は52%となっており、オハイオ州のジョン・ケーシック知事の25%、クルーズ氏の17%を大きく上回っている。
共和党ニューヨーク州委員会のエド・コックス委員長は、同州が候補指名争いを決定付けると指摘。
「ニューヨークの幅広い多様性を考慮すれば、決定的な節目になると思う」と述べた。
AP通信の集計によると、代議員獲得数はトランプ氏が743人、クルーズ氏が517人、ケーシック氏が143人となっている。トランプ氏が指名獲得に必要な1237人に達するには、残りの代議員の約55%を獲得する必要がある。
前出のパッカー氏は、候補指名争いの決着は7月に開かれる共和党全国大会にもつれ込むとみて、戦略の転換を進めている。
一方、民主党の候補者指名争いでは、バーニー・サンダース上院議員がウィスコンシン州で勝利。
しかし、代議員獲得数でヒラリー・クリントン前国務長官との大きな差を覆すのは容易ではない情勢だ。
以上、ロイター記事
共和党の代表候補争いは、どうなるのでしょう。
日本にとって、自国は日本人の手で守る意思を持っていないと困った時にアメリカが日本を守らないということも考えられます。
日本人の覚醒が必要な時に来ています。