◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日(11日)◇登別カントリー倶楽部(北海道)◇6750yd(パー72)
首位を5打差で追った鈴木愛が4バーディ、1ボギーの「69」でプレーし、通算1オーバーで逆転優勝した。2014年大会に続く2度目のメジャータイトル獲得。日本勢のメジャー制覇は同大会を最後に途絶え、海外選手が7連勝中だったが、それを止めた。
1打リードで迎えた最終ホールで約4mのバーディパットを決めてガッツポーズを見せた。5月「中京テレビ・ブリヂストンレディス」以来の今季2勝目となった。インタビューで「海外勢のメジャー優勝を自分で止められてうれしい」と語った。
今大会で優勝スコアがオーバーパーとなったのは、服部道子が2オーバーで制した1998年(茨城・美浦ゴルフ倶楽部)以来。大山志保と下川めぐみが、1打差の通算2オーバーで2位となった。首位タイで出た酒井美紀は通算3オーバーで申ジエ(韓国)と並び、4位に終わった。
連覇を狙って首位タイで出たテレサ・ルー(台湾)は「77」と崩れ、通算4オーバーの6位となった。賞金ランク1位のイ・ボミ(韓国)は通算8オーバーで14位だった。
<主な上位成績>
優勝/+1/鈴木愛
2T/+2/大山志保、下川めぐみ
4T/+3/酒井美紀、申ジエ
6T/+4/永峰咲希、菊地絵理香、全美貞、テレサ・ルー
10T/+5/笠りつ子、イ・ナリ
以上、GDOニュース
外国勢を抑えて日本人選手が8試合ぶりに勝利した。
鈴木愛は、最終日-3でラウンドしたことが素晴らしい。このー3については鈴木愛自身が設定した目標だったようです。設定したスコアを達成できたことが優勝できたということでしょう。
これからのトーナメントについても同様に日本人選手の活躍を期待したいと思います。