マンシングウェアレディース東海クラシック 新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)1日目
今シーズンはここまでベスト10フィニッシュが7回、賞金ランキングでは20位につけている永峰咲希だが、ゴルフの調子は決して良い状態ではなかったと話す。「(車で言うと)思い切ってアクセルを踏めるような調子ではなくて、様子を見ながらのゴルフ。それで最終日になんとか伸ばしてトップ10に入るという感じでした」。
それが、この日はちょっとしたスイングの意識を変えたことで、アイアンがピンを指し始めた。「もともとシャット目に上がる癖があって、曲げたくない時に曲がっていました。今週はシャットに上がらないように意識しながらプレーしています。アイアンの入り方が変わって、久しぶりにビタッと付くショットが打てるようになりました」。
好調なアイアンのおかげで、まだ不安定なドライバーショットのプレッシャーも軽減されている。10番ホールではティショットをOBにしてダブルボギーを叩いているが「まぁ、いっか!と思って、開き直ったわけではないですが、ティショットがダメでもアイアンがあると思ってやっていました」。
また、北海道のコース特有の洋芝から本州の芝に戻ってきたことも永峰にとってはショットを修正する好材料となった。洋芝はヘッドを上目から入れる必要があり、どうしてもシャットに上げたくなる。それに対してボールが少し浮いてくれる今週のコースの芝なら、シャットに上げないようにすることを意識しやすいのだ。
「まだまだ未完成ですけど、もう少し練習すれば武器になるかなと思います」。悲願のツアー初優勝に向けて、まずは好調なスタートを切った。
以上、日本女子プロゴルフ協会
永峰咲希は、身体は少し小さいがゴルフ技術は高いものを持っている。
初日、OB出してダボを1個叩いているが首位と1打差にいるということは、プレイ内容はほぼトップレベルだったと言える。
ゴルフの質を上げて優勝してほしいと願っています。