ウクライナの政治、経済、歴史に詳しい神戸学院大の岡部芳彦教授が12日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にリモートで生出演し、ロシアの軍事侵攻に対するベラルーシの大統領の発言について解説した。
ルカシェンコ大統領は、9日の対ドイツ戦勝記念式典で、報道陣に「自国内で領土、家族、子供をのために戦う国民を打ち負かすのは不可能だ」と述べた。同盟国でもあるロシアの軍事侵攻が失敗に終わるとも取れる発言で、ロシア語圏のSNSなどで話題になっている。
岡部氏は「国内の民主化運動で支持率が下がっていて、助けてくれるのはプーチン大統領のみというのは事実」と、ルカシェンコ大統領の苦しい事情を説明した。またベラルーシが、以前からウクライナとも友好関係にあるとも指摘。
「ルカシェンコと(ウクライナ大統領の)ゼレンスキーは以前にも会談をしていて、伝統的なウクライナの友好国だったんです」とし、「ロシアのウクライナ侵攻には当初からどちらかというと否定的、消極的だったのも事実。米欧側との決定的な対立とか、国内の不安定化を招く参戦を巧妙に避けてきた」と、その立場を解説した。
自身の支持率と隣国との複雑な友好関係を考慮しての発言と考えられ、岡部氏は「ウクライナとロシアを天秤にかけて迷っているのではないかなと思われます」と分析した。
以上、スポーツニッポン新聞社
ベラルーシ大統領は、日本の関ケ原の戦いでの戦国武将の心理でしょう。
勝ち組につきたいということです。
今の時点でロシアが不利なので、ウクライナ側に手のひら返し?
もし、ロシアが有利だったら、ロシア支持だったと思います。
こういうベラルーシ大統領は信用できない。