家内が息子の小学校の図書ボランティアをしている関係で、こんな本を借りてきました。
小学校周辺の特色や歴史についてまとめた所謂、副読本です。
文章などは、小学生にも理解しやすいように、分かりやすい内容で書かれていますが、掲載されている写真や資料などは、
本格的な歴史資料も載っています。
表紙に使われている写真は、何処だと思いますか?
これは、明治初期ごろの心斎橋だそうです。このように心斎橋周辺は、古くから商売の街というイメージが濃い地域だったことが
分かります。
これを読んでいると、なるほどと頷かされる内容も載っています。
例えば、「心斎橋の名前の由来は?」
答えは、「諸説あるが、岡田心斎の説が有力。伏見の商人だった岡田心三が、大阪で商いを始めるにあたり、美濃屋心斎と名乗り、
自分の屋敷の前に橋を架けたので、心斎橋と名づけられた。」
「難波神社は、難波駅ではなく、本町駅に近いのに、何故、難波神社というのか?」
「かつては、難波駅から今の本町駅あたりまでを上難波村と呼んだため。」
など非常に大阪の歴史を知る上でためになる内容が掲載されています。正直、小学校の副読本にしておくにはもったいないぐらいです。
息子の小学校は、4つの小学校がひとつに統合されたため、歴史が古く、貴重な資料も豊富に存在します。
そういう、歴史ある街で生活し、ショップを運営できていることをしみじみ実感します。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com