【工芸品ショップ 泉亀(いずかめ)】の店主のブログ

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システムアドミニストレータ。

2015-08-17 10:00:00 | 日記

「システムアドミニストレータ」と書くと、最近はピンと来られない方が多くなりました。


「初級シスアド」といっても、やはり同じような感じですね。


何のことかと申しますと、かつてのPC関係の資格試験の名前のことです。


もう12、3年ぐらい前でしょうか? それぐらいの時期に人気があった資格です。



その頃、企業でも職場で各パソコンをネットワークで繋いだり、インフラが進んでいきました。しかし、使う側は、PC関係の専門業者


の説明さえ理解できない方ばかりでした。


そういった専門業者と社員とのPCに関わる通訳ができる人材を育成していくことを目的に、経済産業省が認定資格を作りました。


それが「システムアドミニストレータ」でした。



当時は、「初級」と「上級」に分かれ、「上級」は「初級をまとめる管理職」のような位置づけで、さらに難しい内容でした。


私が取得しようとした時期は、人気はあるものの、まだまだ書店にも専門テキストなども少なく、棚に数冊しかないような状態でした。


ですので、受験するには、通信教育で勉強するか、資格学校で教えてもらうかのどちらかの方法しかありませんでした。



私の場合は、まず、資格学校の無料講座で概要を理解し、それから正式に講座を申し込んで、約半年ほど受講しました。


形式は大学の講義のようで、講師の先生に板書しながら、説明してもらえます。


それでも、試験範囲が広いので、きちんとノートを取りながら、復習は必須のような内容でした。



講座が終了すると、試験日に、会場である大阪府郊外の大学まで受験に行きました。


午前試験と午後試験に分かれているので、弁当持参で行きます。


合格発表は、後日、ホームページに合格者の受験番号が表示されます。私はかろうじて、自分の受験番号が表示されていました。


合格証書は、資格学校で受け取ります。教えて頂いた講師の先生が直接渡して下さいました。本当に感謝でした。



現在、この試験は、発展的に解消され、「基本情報処理技術者試験」と「ITパスポート試験」に分けられたようです。


「基本情報処理技術者試験」のほうがやや難しく、「ITパスポート試験」がやや簡単な内容になっています。


専門テキストも多くなり、書店では、コーナーができるほどです。



私も自分が取得した資格や知識が、まさかこういったネットショップの運営に反映されるとは、思ってもみませんでした。


とはいっても、「PCに詳しい」とは、口が裂けても言えません。そんな事を言ったらとても恥ずかしくて、表を歩けなくなります。


上には上が必ずいらっしゃいます。謙虚に謙虚に、ショップ運営していければいいなと思います。



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