【工芸品ショップ 泉亀(いずかめ)】の店主のブログ

銘木を用いた工芸品を専門に取り扱う通販ショップの店主のブログです。
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私事ですが・・・。

2015-11-10 10:00:00 | 日記

本当に私的な事で恐縮ですが・・・。



本日、45回目の誕生日を迎えました。 



私が生まれたのは、45年前のちょうど、御堂筋のイチョウの木が黄色く色づいている日だったと聴いています。



大阪万博が閉幕して、しばらくしてからですから、高度成長期に日本が向かおうとしてした時期のようです。




私の誕生を祖父が一番喜んでくれ、一番に病院に駆けつけてくれたそうです。



まだ、店を営んでいた時期だったので、当時の泉亀銘木店も終業時間にもかかわらず、店の扉を閉めずに、私と母が病院から退院してくる



のを待っていてくれたそうです。




そんな私が、銘木工芸品ショップの店主として、泉亀の屋号を継ぐとは、祖父も思わなかったでしょうし、開業前までは、私自身も思い


ませんでした。




私もやはり、銘木とは、何か縁があるんだと思います。 



これからも、多くのユーザー様と銘木工芸品をとおして、縁を繋いでいければと思っております。




まだまだ、店主として、人として、至らないところだらけですが、精一杯、ユーザー様をサポートしてまいりたいと思います。



今後とも、よろしくお願い申し上げます。



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絵画売り納め。

2015-11-09 10:00:00 | イベント情報

大丸心斎橋店本館が建て替えのため、今年12月30日で営業を終了するそうです。



今まで、何度か改装やリニューアルというのは、ありましたが、今回は本当に現在の建物を取り壊して、建て替えるそうです。



大丸心斎橋店は、建築家のウィリアム・ヴォーリズが手掛けた傑作と謂われて、100年以上もの間、大阪の街で親しまれてきました。



名残惜しい気もしますが、現在、そのためのセールも行なわれているようです。



先日、訪れた際、このようなセールをやっていました。







本館4階フロア全体を使って、「絵画売り納め」が行なわれていました。



結構な点数が所狭しと並べられていました。 



有名どころでは、 棟方志功、ベルナール・ビュッフェ。 日本画では、東山魁夷など、著名な作家の作品がありました。



また、点数は少ないのですが、工芸品も販売されています。 11代目柿右衛門、織部焼などの陶磁器、香合、花器など、



「いいなあ。」と思うものも多くありました。



絵画も工芸品も価格は、かなりの高額商品ばかりです。 販売は入札制になっており、希望価格を記入して落札する形式のようです。



本館の営業終了間近まで、開催する予定のようです。



なかなか高額ですが、繊細な絵画や工芸品を間近でご覧頂ける機会かもしれません。



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富山のご当地ラーメン。

2015-11-08 10:00:00 | グルメ

またまた、富山のグルメシリーズです。


富山のラーメンといえば、富山ブラックが有名ですよね。黒いスープと胡椒の効いた濃い味が特徴です。


でもその他にも、富山には、ご当地ラーメンがあるそうです。



クロスランドおやべに行った時、小矢部市商工会の青年部の方々が出していた屋台で頂いたのが、これです。







「おやべホワイトカレーラーメン」というそうです。


富山ブラックとは全く違い、豚骨ベースに味噌味が効いたラーメンです。まるで九州ラーメンのようですね。


でも具材は、札幌ラーメンっぽい感じでした。 豚骨ラーメンが好きな私には、とても美味しかったです。


でもカレーの味は全くしませんでしたが・・・。





この日は食数限定で販売されていました。


機会があれば、また食べたいラーメンです。


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マイドーム大阪の銅像。

2015-11-07 10:00:00 | 日記

当店のある南船場から東に行き、松屋橋筋を少し北へ、中央大通りを越えたところに「マイドーム大阪」があります。



ここは、色々な展示会や見本市など商業的に使われる施設として、活用されています。



以外に広いので、展示会なども多くの出展者が集まるイベントが開催される機会が多い場所です。



私自身も、教育ソフトメーカーに勤務していた時には、出展者として、その他のイベントなどでは、入場者として何度も訪れたことが


ある場所です。




そんなマイドーム大阪の前に、三体の銅像が立っています。



何度もその前を通っていましたが、「誰なんだろう?」と思うだけで、今まで知ろうともしませんでした。



それが、NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」を観るようになって、「あっ、この人だったんだ!」という発見がありました。





銅像に向かって左に立っている人が「伍代友厚」という人です。



初代の大阪商工会議所の会頭だった人で、大阪経済に多大な貢献をした人だということが分かりました。





時代が幕末から明治に変わる頃、銀貨幣の流通禁止によって商取引に制限が出てきました。また各藩への債務整理が影響して、


富豪や豪商たちの資産が消失し、廃業に追い込まれる者も多く、大阪経済はどんどん低迷していきました。



この状況を打開するため、伍代をはじめとする有志たちが、大阪商法会議所の設立を当時の大阪政府に嘆願したそうです。


それが、現在の大阪商工会議所の礎になったそうです。




設立のきっかけは、事件などが起こる度に、いたずらに金儲けに走る者が増えていた状況下にあって、その動きを防ぎ、実業家たちが


一致団結、意見交換の場をつくろうというのが目的だったようです。



今でいう、「不正競争防止」や「随意契約防止」などの基盤をつくった組織という感じでしょうか。



またこの人は、大阪商船や阪堺電車(現在の南海電鉄)の創始者だったそうです。 凄い人だったんですね。



こういう人たちのおかげで、大阪経済の基礎が磐石になったのだと思い、感謝しなくてはと感じています。



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おはようおかえり・・・。

2015-11-06 10:00:00 | 日記


NHKの連続テレビ小説「あさが来た」。



毎日のように観ています。 やはり大阪が舞台ということと、かつての大阪の商家の様子なども分かるので勉強になります。



先日、そんな番組の中で、「懐かしいなあ。」と感じるシーンがありました。



「お出掛けでっか?」 


「そや。」


「おはようおかえりやす。」




この「おはようおかえり。」、 私の亡くなった祖母がよく使っていた言葉でした。 出掛ける時は、必ず祖母からこう言われて



いました。



これは、大阪で特に商家で古くから言葉です。皆様、どういう意味か分かりますか?


「何事もなく早く無事にお帰りください。」という意味が込められています。




かつて祖母に対して、私が「おはよう、とおかえり。朝の挨拶と帰宅した時の挨拶をどうして一緒に言うの?」と聴いて笑われた


ことがあります。 意味を祖母から教えてもらって納得した記憶があります。




その他、祖母が使っていたのは、食事の後に「ごちそうさま。」と言うと「よろしゅうおあがり。」という言葉。



この「よろしゅうおあがり。」は、「お粗末様でした。」と同じ意味で、 「拙い私の料理をよく全部食べてくれましたね。」という


意味なのだそうです。



この「よろしゅうおあがり。」は、お仕事が終わった後の「お疲れ様でした。」という意味にも使われたりしていたみたいです。


「よく、今日もお仕事がんばりましたね。どうぞ、早くお仕事を上がる(終わる)支度をしてお帰り下さい。」




大阪に残る言葉の中には、短いながら、相手を思いやる気持ちがしっかり入っています。



こういった言葉、今は使う方も少なくなりました。 しかし、相手を思う気持ちだけは、残していって欲しいと思います。







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