非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

アンプノイズ

2014-11-20 19:38:18 | ノイズ対策

DSPFILをインストールしたPCへの接続は、無線機のPHONE端子から行いました。

ふと思ったのですが、素のオーディオを入れてやれば更にFBなのではないかと。

つまりアンプノイズの無い状態の信号を使おうということです。

そこでOPアンプに至る前の信号を取り出すことにしました。

メーカーによりけりですが、ICOMですとACC端子、YAESUでしたらPACKET端子などからピックアップできます。

結果、DSPFILに対して増幅されていない素の信号を入力すると、入力レベルの低さゆえか?NGでした。

入力レベルの高低を補完するために、DSPFILにはAGCもあるのですが、さすがに素の信号レベルは小さすぎるのかも。

信号が沈んでしまうし、遅延もかなり大きくなります。

そこでDSPFILは使わずに、サウンドカードをとおしてそのまま聴くことにしたのですがこれが当たりでした。

もっと早くこのやり方にしておけばと思います。

CWで50Hzという狭帯域にしてもヒスノイズはありません。

「信号があると音が鳴り、信号が無いと何も聞こえない」にかなり近い状態です。

でも、実はめちゃくちゃ弱い信号は消えていたりして(笑)

あとで弱い信号を見つけて試してみます。

DSPFILは素晴らしい出来ですが、遅延が無いのであれば直PCで良いのかも知れません。

ただ、DSPFILはこれ以外にもフィルターについて学ぶことができるという効用もありますので、やはりFBですね。

で、もっと単純に考えればPCをわざわざ経由しなくても、低ノイズのオーディオアンプを経由してやれば良いのでしょう。

近くのパーツ屋さんにオーディオアンプキットがいくつかありますので、WWDXまでに作ってみてデビューさせてみたいですね。


DSPFILについて

2014-11-20 07:53:18 | CW運用

使っていないミニノートPCが押し入れの中で眠っていましたので、急遽登板してもらうことにしました。

このノート、7年ほど前の工人舎製で購入当初はVistaでしたが、あまりのもっさり度にうんざりして、

推奨はされませんでしたが、無理やりXPそしてWin7へとアップグレードさせて来ました。

ソフトウェアでクロックアップもさせていますが、クロック周波数も800MHzから約1GHzまで行けます。

さて、確か一昨年くらいだったでしょうか、CQ誌にも紹介されたフリーソフトの "DSPFIL"

今回、このノートPCでDSPFIL(だけ)を動かすこととしました。

なぜかと言いますと、メインPCはSDR受信機からのAUDIOラインを使用してCWSkimmerを使用中。

DSPFILだけのために使うPCということになりますので、まずは不要なアプリケーションやスタートアップ、

サービスを出来るだけ削除。

DSPFILをダウンロードして早速、無線機とPCを接続してみました。

噂どおり、良い感じです。

CWに特化したバンドパスフィルターのLMSBP, LMSB2は特に良い感触。

無線機側のBPFを例えば50Hzなどの狭帯域にした際の、耳障りなヒスノイズが相当に低減されます。

このフィルター名称、そういえばLMSアルゴリズムのバンドパスということですね(笑)

LMSアルゴリズムは以前、仕事で扱った事があり親しみを感じますが、μ値やγ値も自由に変更できますので

後ほど触って色々と試してみようと思います。

これ以外にFIR式のBPF等々、豊富なセッティングが可能です。

デフォルト値でも十分に有効なフィルターですが、LMS系は遅延設定等、無数の組み合わせが可能なはずです

ので、自分好みのフィルターが出来ると思います。