DSPFILをインストールしたPCへの接続は、無線機のPHONE端子から行いました。
ふと思ったのですが、素のオーディオを入れてやれば更にFBなのではないかと。
つまりアンプノイズの無い状態の信号を使おうということです。
そこでOPアンプに至る前の信号を取り出すことにしました。
メーカーによりけりですが、ICOMですとACC端子、YAESUでしたらPACKET端子などからピックアップできます。
結果、DSPFILに対して増幅されていない素の信号を入力すると、入力レベルの低さゆえか?NGでした。
入力レベルの高低を補完するために、DSPFILにはAGCもあるのですが、さすがに素の信号レベルは小さすぎるのかも。
信号が沈んでしまうし、遅延もかなり大きくなります。
そこでDSPFILは使わずに、サウンドカードをとおしてそのまま聴くことにしたのですがこれが当たりでした。
もっと早くこのやり方にしておけばと思います。
CWで50Hzという狭帯域にしてもヒスノイズはありません。
「信号があると音が鳴り、信号が無いと何も聞こえない」にかなり近い状態です。
でも、実はめちゃくちゃ弱い信号は消えていたりして(笑)
あとで弱い信号を見つけて試してみます。
DSPFILは素晴らしい出来ですが、遅延が無いのであれば直PCで良いのかも知れません。
ただ、DSPFILはこれ以外にもフィルターについて学ぶことができるという効用もありますので、やはりFBですね。
で、もっと単純に考えればPCをわざわざ経由しなくても、低ノイズのオーディオアンプを経由してやれば良いのでしょう。
近くのパーツ屋さんにオーディオアンプキットがいくつかありますので、WWDXまでに作ってみてデビューさせてみたいですね。