先日、届いたか届かないかで99.9%諦めていたTT8AMO
LW+TS-50というセットアップで、よくぞこちらの超微弱電波を拾い上げてくれたものです。
当日もHVY QRNを連打されていましたし・・・・
ワッチ能力というか俗に言う優れた ”耳フィルター” に尊敬します。
アパマンハムの私にとってはとても貴重なアフリカ大陸中央部。
感謝です。
先日、届いたか届かないかで99.9%諦めていたTT8AMO
LW+TS-50というセットアップで、よくぞこちらの超微弱電波を拾い上げてくれたものです。
当日もHVY QRNを連打されていましたし・・・・
ワッチ能力というか俗に言う優れた ”耳フィルター” に尊敬します。
アパマンハムの私にとってはとても貴重なアフリカ大陸中央部。
感謝です。
30mの国内運用の周波数付近がこんな感じで・・・・・
HFレーダーでしょうかね。
画面の端から端までが10MHzアマチュアバンド全域ですが、
10125KHz±10KHzが完全にマスクされています。
左のCWSkimmerの画面も模様としては綺麗だけれど(笑)
ドイツ人無線家によるケニヤぺディ。
今朝はバンドニューとなる10MHzで交信することができました。
それにしてもコンディションが上がりきらず、弱かったです。
国内のスキマー局でもこれだけしか掴んでいなくて、SNRも2dBと微弱。
下の画像はそれでも少しは上がってきた段階です。
NaP3に限らず、このような”飛び道具”で信号を発見しようとする場合、画像の設定が非常に
重要だと思います。SDR受信機で受信できていても、最終的に下の画像のような表示画面に
描画されないと意味がないですよね。
NaP3ですとこの部分の調整になろうかと思います。
これもノイズと信号のせめぎ合いです(笑)
特に自分なりにはLow LevelとHigh Levelのバランスを取るのが大切かと感じています。
その中でも私はLow Levelに注目して、ここを結構上げています。
NaP3の良いところはこれらのデータがバンド毎に記憶されるというところ。
無線機の横で読書しながらアラーム音が鳴ったら、その周波数を聞いてみるという
ワッチとはとても言えない”究極のずぼら怠惰ワッチ”もやりますが、多くの場合は上記の画面に
集中注視しながら同時に耳も集中して無線機のダイヤルを回す方式を取っています。
音と画像の併用ワッチは結構効きます。
今回はふたつあります。
まず最初にアンテナエレメントの整備です。
私のところではベランダ手すりに取り付けているATU(CG3000)に常時、2m弱のワイヤーが
付いています。これは運用時にセッティングするアルミパイプエレメントに接続するものです。
逆の人もいるでしょう。つまりアルミパイプには常にATUに接続するワイヤーか何かが付いて
いて、終端は蓑虫クリップなどでATUのホット側端子に付けてやる感じで。
どちらでも良いと思います。
1年半ほど前になるでしょうか、これいいね!と思うものが。
これでアルミパイプを挟んでやれば毎回着脱が楽チン!
実際に1年半ほどこのスタイルで運用してきました。
でもこれまで幾度となく、それこそ何十回もだと思いますが・・・時々、飛ばないな~と思うこと
があったんですね。明らかにコンディションとは違う何かがあるなと感じながら。
ちゃんと同調は取れるんですが、どうも何かがいつもと違うっていう感じでしょうか。
そう!雨なんです!
上の写真を見るとクリップはしっかりとアルミパイプを噛んでいますが、しっかり水が浸みます。
今日の午前中ですが、ぺディ局と南米など強力に入感していたのですが、まったくピックアップ
されません。
で、いつものようにクリップを外してキッチンペーパーで雨水を拭いて、またセット。
ぺディ局も南米も直後にピックアップされました。
これたまたまではなくて、今までも何十回と経験して来ました。
WWDXに向けてのエレメント整備の一環として、早速午後に対策に取り掛かることに。
錆びていますね~
内部も結構汚れていますが、頻繁に拭いてきたのでまだこのレベルで収まっているようです。
そこで今回は考え方を変えてアルミパイプエレメントとATUに常にワイヤーが取り付いた状態に
して、そのそれらのワイヤーを運用時に接続する方式としました。
これはアルミパイプエレメントとワイヤーの接する給電の重要な接続ポイントの密着度を高める
ためです。
下の写真は、従来、クリップが挟まっていた部分です。
自己融着テープ+ビニールテープでしっかり防水しました。
また密着度向上のためタイロックで圧着しています。
途中の接続はこんな感じで・・・・・
ここまでの作業は単純でスムーズに進みました。
で、問題はここから。
ATUエレメント長の話です。
ご覧のように端子を取り付けたりしたため、写真の青い接続ケーブルが10cmちょっと長く
なったんです。
そうしたらいきなり同調が取れないバンドが出てきました。
それと同調してもすぐに外れるとか。
1~2cmずつカットアンドトライ。
まさにダイポールの調整みたいなものです。
5回か6回ほど少しずつ切り詰めていって、ようやく各バンドとも落ち着きを取り戻しました。
ATUというのは確かに賢いのですが、実はこんな抜けたところもあります。
ATUエレメント長についての話はよくあります。
あれはあれで間違っていないと思いますし大いに参考になります。
ただ気をつけないといけないのは、例えば仮に10MHzは7.1mとかがFBという資料が
あったとして、7.1mに合わせたけれど同調しない場合。
大概は同調しますし、これが6mだって3mだってちゃんと同調する方が多いでしょう。
でも問題は7.1mでしなかった場合。
これが7.05mにすると同調したりするんです。
ATUは適当なワイヤー長のエレメントでOKというのはウソではありませんが、
数センチ変えるだけで同調したりしなかったりするのは事実です。
ウソだろうと言われるかも知れませんが、たった1cmで良くもなり悪くもなることが
あります。 こんなこと25年近くも続けていますので(笑)
どの程度の差異で同調の可否につながるかは、当然、周囲構造物や
エレメント径、材質、接地条件等々で千差万別です。
今日は最後の最後で疲れましたが、再認識と勉強になりました。
ATUは賢い魔法の箱とも言われていますが、反面、たった数センチ差で固まっちゃう
ような正直な一面も持ち合わせているのかなと。
ATUの調整に苦労されている方の参考になれば嬉しいです。
たいしたものではありませんが(笑)
先週、DXCC211を認定されて、その後掲げていた短期目標としてのDXCC215です。
この一週間でペディション局4つからLoTWのエントリーがありました。
C91B以外は全てOQRSにてカードのリクエストを出しているので、
優先的にLoTWにアップしてくれたものと思います。
もう少し時間がかかるかと思いましたが、一週間ほどで "たなぼた"で4つも増えて拍子抜け(笑)
次の目標は来春までに220ということにします。
まあ、厳しいでしょう(笑)