京阪奈丘陵西部、枚方市を流れる船橋川を遡ってみました。船橋川流域は冬季にため池調査で回ってみようと考えている地域です。
船橋川マップ(数字の場所が下の記事および写真の番号に対応しています。)
0淀川のゴルフ場
ここが氾濫原であればどうだろうか?
1船橋川の河口 水が流れていません。
2少し上がると水がありました。
3しかし、すぐまた水がなくなりました。遠くを走るのは京阪電車。
4中ノ池 池の横の川から取水する口があります。
5しかし、この日は川からは取水していませんでした。かわりに池の奥のほうから水が入ってきています。川の水には動きがありません。
6中ノ池の上にある池
7この池は池の水をポンプアップして手前の水路に水を送っています。奥が船橋川。
8川の中にシンクの排水口のような取水口があり、そこから水をとっているようです。このあたりから上の川には水が常時流れています。
9新大池 さらにあがると新大池に出ました。大きな池です。
10小さいですがヨシ原があり、オオヨシキリが鳴いていました。
11カルガモの親子もいます。
12さらに上がり、長尾元町のあたりに来ると魚道がありました。河口が干上がっているのでアユがあがって来ないでしょう。また、この落差はアユ以外には難しい落差ですね。
13長尾大池 JR長尾駅の少し上にあります。船橋川の規模からすれば信じられない大きさです。
14田植え真っ盛りで、池から水が配水されています。
15 流れてきた水は堰からは落ちず、反対側の取水口に入ります。これは17番につながっているようです。
16船橋川から長尾大池への取水口 取水された水は道路の下をくぐって池に入ります。
17 15の取水口の水はパイプで配水されていきます。背後は長尾駅
船橋川の水は農業用にたくさん使われているのがわかりました。こうしたことがそれぞれの池の鳥相にどういう影響を与えているか見ていきたいと思います。