10月18日に神戸の再度公園の観察会のときにみつかったカメムシです。2cmもある大きなカメムシで、肩のトゲが非常に痛い。そのとき名前はわからなかったのですが、あとで調べるとミナミトゲヘリカメムシとわかりました。このカメムシはクスノキなどにつきますが、もともとは沖縄でかんきつ類につく害虫として知られていたものらしいです。WEBで調べると分布の北限は和歌山あるいは紀伊半島と紹介されていますが、温暖化にともなって北上している昆虫のひとつということで、この分布情報はすでに古いものらしいです。しかし、最新の情報はわかりません。翅を広げると腹部の背中側が強烈な赤色でした。