海と緑とこどもたち HONDA ECOACT

地域にこどもたちと自然とのふれあいの場をつくろう!

草抜き

2012-06-26 21:55:28 | 浜寺公園の自然

 浜寺公園バッタの原っぱの草抜きを行いました。抜くのはセイタカワダチソウとヨモギです。セイタカアワダチソウは独占的な植物で、これに覆われるとバッタの住む場所がなくなりますので、減らすようにしています。ヨモギも同じ傾向がありますが、これはあるていど減るとほかの植物と共存するのである程度減ってくれることが願いです。抜き取りという方法をとるのは、刈り取りすると全面的にバッタの居場所もなくしてしまうが、抜き取りはセイタカアワダチソウやヨモギだけを狙うので、ほかの植物がバッタの居場所として残せるからです。

 ヨモギは地下茎で増えます。ある方角から地下茎が伸びてきて地上部が立ち上がるので、うまく抜くと写真のように一方向に地下茎が伸びているのがわかります。

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 地下茎の方向に向かってぬくと、あるていど地下茎ごと抜けます(もちろん限界はあります)が、反対に引っ張ると地際で折れてしまいます。そこらへんを見極めて抜くのがコツです。ある程度の範囲には抜ける方向が同じものが集まっています。

 草抜きに先立って調査をしました。刈り取り、抜き取りどちらが抑制効果が高いかというのがテーマです。写真は刈り取り区で刈り取ったセイタカワダチソウ(上)とヨモギ(下)です。重量はセイタカワダチソウが660g、長さは50~70cmぐらい、ヨモギは540gで、40~50cmぐらいです。

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 次は9月に調査します。どうなっているかなあ。


トンボセンサス

2012-06-25 23:59:10 | トンボ

 野鳥の量的な把握を行うためのセンサスという調査手法があるが、同じような方法でトンボに応用する考え方がある。この手法を学んでみようということで、奈良北部の高山から山田川流域でトンボセンサスを試してみた。

 その結果、放棄田の多い谷ではシオカラトンボとハラビロトンボが上位、山田川沿いの段丘部の棚田ではハグロトンボが優占でついでシオカラトンボ。センサスはしなかったが、谷上部の棚田(放棄されていない)ではオオシオカラトンボとハラビロトンボが多かったように思います。また、農業用水路ではオオシオカラトンボのオスが多数いるにもかかわらずメスは全く見かけないというのも観察できました。条件の悪い環境に未熟なオスが追いやられているのでしょうか?

 山田川沿いのハグロトンボは雑木林の中でたむろしており、今後成熟とともに山田川に降りると思われます。棚田のトンボはオオシオカラとハラビロかな?もっとセンサスしてみよう。

オオシオカラトンボ♀

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オオシオカラトンボ♂が群れていた用水路

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ハグロトンボ

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靴底の張り替え

2012-06-15 18:04:29 | なんでも

 登山靴のゴム底の張り替えができました。修理にもいろいろあるけど、登山靴の靴底が新品になるのは一番うれしい。30年ぐらい使っている靴で、上部もかなり傷んできているので買い替えてはともいわれましたが、やはりなじんでいるのがいいですね。

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トンボがいなかった

2012-06-14 23:23:44 | あちこち自然探訪

 トンボのセンサスを練習してみようと思い、久しぶりに河内長男の棚田に行ってみました。棚田は美しかったですが、トンボがいませんでした。田植直後だからか?みつかったのはアサヒナカワトンボだけ。これは渓流のトンボですしね。

アサヒナカワトンボ120614_2

 

 

 

 

 

ユキノシタきれいでした。

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