チリモン、チリメンモンスターというのは、チリメンジャコ(カタクチイワシ)の中に混じるさまざまな魚介類のことですが、年明けにチリメンモンスター体験の指導をする予定なので、今はウオーミングアップの時期。
12月11日、岸和田で開かれた「チリモン勉強会」に参加してきました。材料は大阪湾産と和歌山沖産の2種類から、種類の多そうな和歌山産を選び、およそ10グラムを分類し、種類を調べ、数を記録します。
覚書をかねて、当日調べたチリモンをここにアップします。
まずは、カニのゾエア。こんな形でよく海を漂っているなと思います。
同じくカニのメガロパ。ゾエアが成長したものですが、カニらしくなっています。たくさんみつかります。
同じく甲殻類で、オキアミ。
こちらはいわゆるエビの仲間。オキアミに比べてエビらしい姿です。
シャコ
ちょっと変わった甲殻類。ウミノミ。
つぎは魚。カタクチイワシは置きまして、比較的多いのが、エソ。いわゆるかまぼこの材料。背中の点々が目立ちます。
タチウオ
イソギンポ ギンポの仲間は干しても頭が大きいのが特徴。
ニジギンポ イソギンポと違って模様があります。
フエフキダイ うろこがこの大きさでもはっきりしている。あごのところに横向きのぎざぎざの線がある。
チヌ おなかの後半の横縞が決めて。これより小さいと出ないそうです。
カサゴ えらにとげがあるのが目立ちます。
タコイカ 大きいのがイカですが、この時期タコは5mmていど、こんな大きさにはならないようです。それとイカには触腕があることが決め手。